2015年7月31日金曜日

2009リバイバル 0725・26新潟ツーリング②

ほんとに時間が過ぎるのが早い早い
【→集結←】の自分の予定も立てなきゃ・・・まだ、何も決めてない^^;;
たぶん、6:00頃の出発になると思うんですが・・・
そして、まだ分からないけど、たぶん今年も日帰りだろうなぁ。。。


7月25日 20:00 ホテルに到着




エレベーターのドアが開くと、そこには、まーしーさん、樹生さん、義太夫さんが(≧▽≦)

はじめまして!!
お久しぶり!!
顔もほころぼうと言うもの。

初めてお会いする、樹生さんは想像通り、いやそれ以上に優しそうで物腰の穏やかな、笑顔の素敵な方でした。
挨拶もほどほどに少しお話をしますが、この時点で、初めてお会いする・・・という感覚は、もうどっかに行ってしまってます。

近くの炉辺焼き屋さんに移動して








こんなに楽しい場は、どれだけ振りだろうというくらい・・・
バイク、ライディングの話、ツーリングの話、若かりしころの話、話題は尽きることなく
2時間くらいの感覚が、3時間。
楽しすぎです^^


明けて7月26日
皆さんと一緒に、いつもの3倍くらいの朝食を楽しく済ませ、フェリー乗り場まで樹生さんのお見送り。




あっという間の楽しい時間でしたが、ほんとにお会いできてよかった




この船に乗って、今度は僕が北の地を訪れ、走れることがあるだろうか




汽笛は、人の気持ちを浄化して、増幅します


樹生さん、またお会いしましょう!!


すぐにその場を立ち去る気持ちになれずに、しばしフェリー乗り場でおしゃべり。

11:00 帰路に着きます。


photo by 田亜山さん

新潟市街をまーしさん、義太夫さん、田亜山さんとしばらく一緒に走り、関越道方面に行かれる皆さんとお別れ。

今度は【→集結←】で!!


来るとき通った、海沿いのR402を今度は柏崎・上越方面へ



奇岩がそこここにある角田、昨日奇跡の夕陽を見せてくれた間瀬を抜け、寺泊の漁港の活気を通り過ぎ、出雲崎から柏崎へ。

13:30 短い休憩のあと上越市へ向かいます

来るとき降りた米山ICを越えて、柿崎辺りから、雨が・・・すぐに本降り

15:00 でも、こんなところで。


謙信公ゆかりの地

ゆっくり見に行きたかったけど、先を急ぎます=3=3

15:30 上信越道・上越高田ICから高速へ

本降りの雨でシールドの内側が少し曇り始めますが、妙高高原辺りではいよいよ土砂降りに(> <)
加えて霧が出始め、視界は最悪の状況。

妙高SAに逃げ込み、しばし休憩。
次の給油PAを確認したり、シールドの水分を入念にふき取り、出発です。

長野ICの案内を見て、17:00 松代PAで給油のショートストップのあとは、松本、塩尻、岡谷JCTを過ぎて、中央道へ=3


18:00 辰野PAで、遅めの食事とちょっと長めの休憩。
明るいうちの、「飯田」は無理だったか~

この辺りから、ちょっと腰の疲れを意識し始めました。
この日の失敗は、分かっていながら、最初のうちに頑張ってしまったこと。
休憩は疲れを感じる前に取らなきゃだめです。

中央道を南下して、19:30 聖地「飯田」を通過。

ちょっと早めですが、このあとのストップのタイミングを考え、阿智PAで給油と休憩。
このあとは、1時間を目処にストップを挟むことに。

長野県を越え、岐阜県へ。
雨脚は強まりますが、恵那峡、瑞浪、土岐・・・
となじみある地名であることが、気持ちを強くしてくれます。

21:00 愛知県に入り、内津峠PAで休憩
小牧JCTを越えて、名神へ。
養老SAで長めの休憩
最後のスティントはロングですが、ほぼ庭先。一気に京都まで。

23:00、京都市内に入り東山トンネルを越えると、あと10数kmで自宅なのですが…

最後の最後にバケツをひっくり返したような大雨のおまけつき(> <)

川のようになった、市内の幹線道路をゆっくり進み、遅くなったついでに、いつものように自宅の最寄GSで給油。
12:05 帰宅&速攻・空拭き

われながら、タフな帰路だこと。
天気が良けりゃ、もっと早く帰れたかな




この日の走行距離632km
友人達と会う・新潟ツーリングは 2日間合計1,212km、燃費はなんと、平均で25.8km/l !!
高速では、MAX、29.2km/l !!

13時間の帰路に、さすがに疲れはありましたが、思い出すのは樹生さんやお会いした友人たちの笑顔と楽しい時間。
会えなかったけど、今回のまーしーさんのツーリングに集まった友人たちのこと。
後に残ったのは、なんともいえない心地よさでした。








日付の変わったこの日に「免停講習」が控えていたのは、今だから言える話。

2015年7月30日木曜日

2009リバイバル 0725・26新潟ツーリング①

【→集結←】まであと1ヶ月…
と思ったとたんに、いろんな予定がいっぺんに、、、
あっという間の当日になりそうです。自分の旅程も立てないとね~


7月25日(土)
本格的に降り始めた雨の中、カスノMCのストアツーリングの皆さんと別れ、
R27~R8から北陸道・福井ICを目指します。





CASNOさんツーリングの一コマ「くつき新本陣」にて。

幸い、福井市内に入る前に雨は止み、カッパを脱いで鯖江で最初の給油。

この辺りは、やんちゃ丸さんのお膝元。お昼でもご一緒できればよかったのですが、
そこまでの余裕はなさそう

13:00 福井IC から北陸道へ




幼いころ、父の運転するクルマの助手席に座って、母の実家がある富山に出かけるのが楽しみだった僕には、なじみの道路

ここから、最初の目的地、新潟・米山ICまでは約290km。
休憩取りながらだと、到着は16:30頃か…

石川県に入り、金津、加賀、小松、お気に入りのPA徳光、金沢・・・なじみある地名を通り過ぎ、
不動寺PAで軽い食事

この時点では疲れもほとんどなし。先を急ぎましょう。

不動寺を出るとほどなく富山県。

ところどころで、路面が濡れ、雨滴がヘルメットのシールドを濡らしますが、カッパを着るにはいたらず。
一時は水気を絞らなきゃいけないほど、びしょびしょになったグローブも、いつの間にか、すっかり乾いています。

立山連峰を右手に見て、新潟との県境が近づいてきます。
有磯海PAで給油のためショートストップ。
時計は15:00過ぎ。米山までは140kmです。およそ思惑の通り。

途中、大きな昆虫(蛾?)がヘルメット・シールド正面に激突し、「ヘルメットがなければ即死だった・・・」なんて一人ガンダムごっこ
…なんて、場合ではありません。前が見えん
想定外のストップを強いられたりしながら、米山IC到着~

16:50 柏崎入りです
まーしーさんから、連絡を受けていたので「日本海フィッシャーマンズケープ」はスルー。
夕方の混雑が始まったR8からR116へ。海岸線を目指すころには市街を抜け、順調に流れます。
R352から「道の駅・越後出雲崎 天領の里」へ

17:50 到着







この時点では、まだ分厚い雲が海を覆っていたのですが・・・

R402・出雲崎の海岸線沿いに走る…


18:21








そして…
18:49 間瀬の海岸線に差し掛かったころ…


まさに奇跡のような夕陽。


写真を撮ってるほんの数分の間に夜の帳が。


まーしーさんや樹生さん達は新潟の港でこの景色を見ているだろうか…


一緒に走りながら、この風景に浸ることはできなかったけれど、
不思議な連帯感というか安心感というか、満ち足りた気持ち。


さぁ。あとはもう一度給油して、、、


20:00 樹生さんや、友人たちがここにいる。




sport 、1日ご苦労様
この日の走行距離 580km

2015年7月29日水曜日

2008リバイバル 1004試乗会後記

いろいろと忙しかった1ヶ月。

とうとう、10月4日にあった「DUCATI KYOTO 美山大試乗会」以来、バイクには乗れずに終わってしまいました…




ですが、1台/10分強とはいえ、いろんな濃い~バイク達に乗れた経験は、かなり強烈だったわけでして、1ヶ月近く経った今も、感覚が残っていたりするのです。



ファーストコンタクト や最初のツーリングでは、『素直』と感じた、sport1000のハンドリング…





事故から復活の後、約2,500kmを走って、『もうちょっと、深いとこまで乗り込みたい』と思ってきたこの頃。
座るところや腰の位置、頭の高さ、肘の曲がり具合や、肩の入れ方、いろいろやってみるのですが、どうも、低速のヘアピンのようなコーナーが、うまく、納得いくように曲がれません。
下りのタイトコーナーなんか、もうぼろぼろです。

いや、ほんとに乗ってて、楽しいバイクなのです。sport1000。。。
でも、もっとうまくなれば、もっと楽しいんじゃないかと・・・








どうしたら、もっと気持ちよく曲がれるようになるのかな?
速さを求めているわけではないですが、それでも、「他の人においていかれるのは、いや」というのは正直なところです。
もっと、自分で納得したいわけです。

たま~に、「今の良かったんちゃう?」というのはあるんですが。

そんなときの試乗会。「他のに乗ったら、どうなんやろ」で乗ってみたら…
もう、目からうろこがどばどば落ちましたよ。

それが、この記事の、
「僕のsport1000のハンドリングを、1098みたいにして下さいっ!!」

photo by やんちゃ丸さん

そして、先日、DUCATI KYOTOのストアに行って、スタッフの皆さんや、常連のお客さんたちと、いっぱい喋って・・・

①自分の腕をもっと上げる。
腕に力はいっているんですね。自分では力抜こうと意識してるのに、まだまだなわけです。
バイクのセルフステアを妨げてたのが、Monsterに乗ってみてよく分かりました。
腰の位置や、荷重移動ももっときちんとやんないと。。。
歳も食ったけど、バイクライフはまだまだこれから。バイクライディングは奥が深い。

②バイクをもっと自分に近づける
低速の下りが一番・・・という話で、ストアのAさんからのアドバイス。
リアサスの調整機能を使って、プリロードを少し抜いてみては?と。

現実、僕が小柄なせいか、跨っただけでは、リアサス、びくともしません。
いや「び」位しか沈みません。ノーマルはやはり硬い?
ドゥカはリアで曲がるバイクだと思うので、実際タイトコーナーをうまく回れたときは一輪車に乗っているような感覚です。
ある程度スピードが乗るコーナーではスピードが荷重に変わる分、サスが沈んで、これが地面を蹴飛ばす感覚につながって、気持ちよく曲がれるように思うのですが、低速では・・・

これは効きそうっ!! 今度調整してもらおうっと。

ここから先は、限りない、いけない妄想の世界

②バイクをもっと自分に近づける編

●リアサスを調整したら「今度はフロントも調整可能なやつに・・・」とか、
「Fとバランスとって、リアも、もっといいのに…」とか…

ステップをもう少しだけ、前、もう少しだけ上くらいに
これは試乗した感想から。もともと、シート高が高いので、少し上げたほうが、体重移動がしやすそう。
そして、先回の試乗車にはAELLAのステップが装着されてたのですが、あれがまた良いのです。
滑り止め加工が深いことも要因の一つだと思いますが、足の裏に引っ付いて離れない感じが・・・

ハンドルをもう少しだけ手前に
ステップやハンドル位置は、ほんの2~3㎝のことだ思うんです。でもこの違いがすごく大きそう。

内圧コントロールバルブ
エンジンの扱いやすさが、格段に上がります…。と思います。
試乗した基本同じエンジンのS2R1000のエンブレは、400?位に感じました。
もっと乗り込んでノーマルとの違いを体感してみたいです。

さらに妄想が続きます

③SPORT1000特有の癖を克服する編

sport1000で、タイトコーナーをもっと早く曲がりたい、と言うと、いろんな人から「それをスポクラに求めちゃ、だめ」と・・・
大きな要因が、ホイール&タイヤにある?

ホイールを「マグ」など軽いやつに換えちゃう
ホイールはリムはアルミですが、鉄のスポーク。
これが、現在のSSに慣れた人からすると、相当に重いのだとか・・・
いわゆる慣性で、バイクを寝かそうとアクションしても、ホイールが真っ直ぐ=立ったままの状態を保とうとする力が強い…、なるほど。。。
確かに、タイトコーナーで苦しんでいるとき、前後長の長いバイクを扱っているような感じがしていました。
後で、スペック表見て、Monsterや1098、hypermotardより、ホイールベースが短いというのが「うそ~」という感じ。。。
う~ん。。。
でも、あのスポークホイールはsport1000のアイデンティティの一つのような気もするし・・・
ホイールに加工をして、チューブレス使用にしてしまうという手もありますね。
ハイグリップタイヤを履くことよりも、軽量化が目的。

もうここまできたら・・・さらに妄想がエスカレート

④更なる軽量化

マフラーの交換
今のままで十分のような気もしますが、こうなりゃ、やります???チタンフルエキ30諭吉
あ、でかい音させたいわけではないので、もちろん車検対応です。

クラッチカバー穴あけ
ドゥカ乗りの人には、定番となりつつあるカスタムですが、やっちゃう!?

いや~DUCATI KYOTOさんの上得意様になれそうですよ…


最初から1098買えば??? 
それもちょっと違うんだなぁ



悩みつつ、秋の夜長の妄想は続くわけです^^

2008リバイバル 1004試乗会④

今まで、何度か試乗会は行きましたが、
いずれも街中 。
今回のようにワインディングを走らせてもらったのは、初めて。

お天気も快晴、試乗車もスーパースター級が多数参加とあって、こんなに楽しい試乗会も初めてです。



ユウさんが用事で先に帰り、お昼でやんちゃ丸さんとお別れ。
またツーリング、OFF会なんかでお会いしましょうね。ご一緒できて、楽しかったです。

さて、お昼を過ぎて BRUTALE に乗り、もう1台乗ったバイクがあります
それが、こちら。

Hypermotard 1100S

MYすぽ1000の1000ccLツインを少しだけ排気量アップしたエンジンを積むバイク。
最初に乗ったMonster S2Rとともに、「エンジン同じだけど、sport1000とどう違う?」
という疑問から、乗りたかったバイクなのです。

もう、MV AGUSTAに乗った後なので、気が大きくなっちゃって、「何でも来い~的になってしまってますね^^;;

慣れないOFF車のポジションには要注意ですが、走り出しには何の不安もなし。
さて、最初の九十九折。
こんなバイクを楽しむには…
「気分は、MOTARDレーサー」あ、あくまで気分だけですよ
ぐっとIN側の肩を入れ、内側の足を前の方に、突き出すような感じ(あくまでも感じ)で、
小さく曲がるように意識すると…

↑ RIDERS CLUB '07 8月号 より
あはは~~(≧▽≦)
曲がる曲がる!!楽しすぎます。「欲しぃ~~、これ」
扱いやすいエンジンは、美味しい中速域を目一杯楽しめますよ。(内圧コントロールバルブの効果かな?)
後半の大きなコーナーではリーンウィズでタンクを軽くホールドしながら回って、空冷ツインの立ち上がりを楽しみます。
こんなスタイルですから足つきは×ですが、リッターにしては軽量な車体、機動性はすばらしいです。

と言っておきながら、変ですが、このバイクの第一義はやはりDUCATIであることだと感じました。
名前はHypermotardですが、競技やそれに近い楽しみ方をされる方には???のような気がします。

MOTARDというスポーツをモチーフにした、ドゥカのロードバイクなのかな、というのが偽らざる感想。


10月4日 私的なまとめ



今回叶いませんでしたが、時間があればぜひ乗りたかったのが、1098S

2番目に乗った、素の1098とどう違うのか、知りたかったのですが…
前々記事にやんちゃ丸さんのコメントにありましたように、僕が乗った後、電気系のトラブルで、1098のエンジンが回らなくなってしまいました
心配でスタッフの方に聞きましたが、僕のせいではなかったようで「ほっ」
ですが、その分Sが2台分の人気を独占し、この日、もう一つ用事のあった僕は断念しました
また、いつか乗り比べてみたいものです。

ということで、この日、乗らせていただいたバイク達
Monster S2R 1000
1098
MV AGUSTA F4-1000 R312
MV AGUSTA BRUTALE 910S
Hypermotard 1100S

これらに乗ってみての感想。
「僕のSPORT1000のハンドリングを、1098みたいにして下さいっ!!
Hypermotard、1台下さいっ!!」


1098のハンドリングや、バイクの動きは衝撃でした。
バイク全体のパフォーマンスが凄すぎるのと、のんびり風景を楽しんだりするツーリングをするには尖り度が強いので、そこのところは、sport1000購入のときに考えました。
ですが、このバイクのハンドリングは、DUCATIスポーツバイクの動きはこうあるべき
という、非常に高い基準をみせてくれたような気がします

Monsterは、非常にフレンドリーで幅広いパフォーマンスを見せてくれます。
間違いなく、今の僕の技量、バイクとの接し方からするとベストチョイスでしょう。
でも、もうちょっと背伸びしたいんですよね~。え、S4R?乗ってないので、また今度。

Hypermotard、先述の通り、もう楽しすぎです。
道を選ばず、普段乗りから、くねくね道、オプションのバッグ類を駆使すればロングツーリングまでこなせそう。
Multistrada と乗り比べてみたいものです。 これもまた次の機会に

14:20 もっと乗りたかったのですが、スタッフの方にお礼を言い、後ろ髪引かれる思いで、次の用事のため、帰路に。
ほんとに楽しい試乗会でした^^

そうそう。
お昼休みに空いた約小1時間、sport で、今回の試乗コースを3周。




何かヒントは見つかったかな? って一日なのでした。

この日の sport の走行距離 128km。

2008リバイバル 1004試乗会③

快晴の中の試乗会もスタートから約1時間、お客さんがどんどん増えてきました。
受付No.も70を越え…大盛況です。




1周12km位のルートを15分弱で走ります。1時間で3ラウンド。





約20台の試乗車ですが、これと決めたバイクに乗ろうとすると、1Rか2R分のインターバルが必要になってきました。

なので少し休んで、先にやんちゃ丸さんが乗った、これ↓をご指名。



MV AGUSTA F4-1000 R312  ひえ~(^^;

Rの後ろの312はTOP SPEEDにちなんだ数字。
ついでに車両価格も300です。
乗ってみたい、と憧れはありましたが、腰が引けてましたが、先にやんちゃ丸さんが乗ってくれたことと、1098に乗ったことで、キレちゃいました。



お昼休みを挟んで、BRUTALE 910Sにも乗ることができましたので、合わせて。

もう、世界最高のバイクですよ。
これより上といったら、ほんとに数えるくらいの限られたモデルしかありません。


↓ photo byやんちゃ丸さん


跨った感じは…
F4は見た目の通り(苦笑)
国産SSよりも若干腰高というところでしょう。自然だと思います。

シートは試乗車はやや使い込んだ感じで、ジーンズでは結構滑ります。
でも、これはあとで気づいたのですが、タンクなどによるホールドが自然にできるので、前後に滑る感じはしませんでした。
むしろ「左右に動きなさい」ということかな。

スターターボタンを押しますが、クラッチ握らないとセル、回りません。

排気音…
同じ4気筒でも国産と違う。もっと、乾いた感じとでも言うのでしょうか。
エンジン開発に関わってるなんて薀蓄を別にしても、Ferrari なんかと似た音質。

走り出してみると、アイドリング+くらいからちゃんと動き出してくれて、発進に気を使わなくていいのは一緒。

ですが、低回転域から、「Ferrariみたいな音」ですよ。
回転数の上限が7,500とされていたので、TOP ENDでどんななのかは分かりませんが、4,000rpmも回れば、その澄んだ快音にやられてしまいます。
世界最高の4気筒、エンジンの存在感たるや…です。
これだけでも、このバイクの価値があるように思えました。

ハンドリングは…
ブレーキリリースや体重移動からのバンク、向き変えの素早さは、先に乗ったのが2気筒の1098だったのは不利かな?
かといって、ダルなわけはありません。きっかけ作りと体重移動をしっかりやれば、すいっすいっと動いてくれるんですが、素早い車体の動きにプラスして「しっとり感」のようなものを感じるのです。こんな感覚も初めて感じました。
バンク中の安定感は、マルチならではだし。

コース後半のRの大きなコーナーや直線では…ナイショです回転数リミットは守りましたよ。
ですが、もう。。。

乗る人が乗れば、癖やネガな処もあるのでしょうが、そんなことは多分、どうでもいいのでしょう。
美しい車体、パワーもさることながら、すばらしい音色のエンジン、その存在だけでも最高のロードスポーツなのだな、と感じました。

さて、BRUTALE 910Sは…

エンジンは排気量はF4より小さいですが、基本同じエンジン。
音色はF4のほうが「高音が美しそう」。でもやはり国産よりも乾いた音質は❤️

排気量は一回り小さいにもかかわらず、BRUTALEのほうが低速~中速域のトルクがありそうな感じです。
上の分を低速域に振ったのかな?

ポジションは、僕にはこれまでなじみの無かった、ハンドルが近く、幅の広い、ストリートファイタータイプです。脇が少し開く感じ。
BRUTALEはハンドルが近いというよりは、車体が短く、体の方がハンドルに近い、という印象。

コーナーではハンドルに力を入れないように注意しながら、IN側の肩をぐっと入れるようなイメージだと、くるっとよく回りますね。

今回のコース前半のような九十九折では、F4より楽しい。

あくまで僕の印象ですが、「F4のエンジンの官能を楽しむステージを別に用意しました」という感じ。
バイクを楽しむ場所が、市街地をよく走る方、峠道でもRの小さなくねくねの連続が好きな人などにはピタッと嵌ると思います。
ある意味、F4より贅沢、もう楽しすぎです。

ところで
2台の世界最高の4気筒に乗ったのですが…
なぜか、「ほ、欲すぃ~」という気持ちとちょっと違います。



理由はやはり価格のせい? 美しすぎるデザインか?官能的なエンジン音?
実際に乗ったにもかかわらず、いまいち現実感が無いというか・・・

ハリウッド映画の女優さんを目の前にしたような感じなんですよね。
見たことないのはナイショです(自爆)
見惚れてしまうのですが、お付き合いすることなんて想像つかない、というのに近いかな?


試乗会編、がんばってもう1記事、書くことにします。

2008リバイバル 1004試乗会②

京都の里山・快晴の美山で行われた 「DUCATI KYOTO 大試乗会」





やんちゃ丸さんやユウさんも、MV、MonsterS4Rを楽しんだようです。
コース回って戻って来たときの表情が、また楽しそう^^

さて、2台目に選んだのは、

1098

さっきのMonsterS2Rが楽しかったものですから、完全に調子に乗ってます。

前に乗ってたR6もレーサーライクなメーター周りでしたが、それに輪を掛けて。。。
舞い上がってる+結構乗車前は何かと忙しい ので、写真ありません

ドゥカの頭を張るフラッグシップ。真っ赤なSS。
ですが・・・

跨ってみると、ひざ下はコンパクトながら、妙にぴったり。あ、ステップキット付いてますけど。

photo by やんちゃ丸さん
SSの前傾の気にならない僕には、ベストポジションというくらいしっくり来ます。

エンジンは、アイドリングでは少しこもった唸るような感じ
AELLA製のサイレンサーが装備。フルエキだったのか、スリップオンだったのかは未確認ですが、この時点で回した時の高性能を予感させてくれます。
ドキドキしながらスタート。
ですが、発進そのものはそんなに気を使いません。



少し走ると先ほどの九十九折です。これがまた楽しいこと。

DUCATIスーパーバイクのシートは先代の999のころから、シートの上で少しの体重移動でスパッと向きが変わる「自動向き変えシート」と専門誌に評されるほどでした。
それをこの区間で実感。

スピードがそんなに出ているわけではないので、エンジンの回転数はMonsterのときと同じく3000rpm強くらいだったと思います。
それでも、ちょっとオーバーアクション気味に左右に動いてみると面白いように自然にバンクしてぴたっと決まってくれます。

後半の大きなコーナーの立ち上がりで、スロットルONと同時にお尻に伝わるリアタイヤのダッシュ感…

ある程度(ちょっとだけね)スピードを乗せた状態からのブレーキング~倒しこみの動きなどなど、ひとつひとつの動き、反応がこんなに楽しいバイクは初めて!!

エンジンも中速より上は使えませんでしたが、すごいんだろうなぁ。
4気筒並みの激しさで、回転上がりそうですよ。


photo by やんちゃ丸さん

こ・これ欲すぃ…
1周約12km、15分弱の間に、何度思ったことでしょう。

こうしたバイクとしては、まだR6の感覚を憶えています。
R6は600ながら、普段乗りやツーリングペースで、ひらひら軽いバイクではありませんでした。
その代わり、アクセルのOFF・ONやブレーキング、荷重移動などのライダーの意思に対してのダイレクト感や高回転域のパワー、甲高いエキゾーストノート…

R6も楽しかったけれど、1098、ミドルクラス並みの切れ味に排気量の余裕とパワーを上乗せ、、、
いや、国産600よりスリムな分、切れ味も上乗せの印象です。
2気筒としては、「これがスタンダード」と言っても差し支えなさそうなハンドリング。
その上、バイクそのものがなんとセクシーなのでしょう。
もう、乗って逃げたい気持ちです。



1098 はっきり言い切れます。「えぇわぁ~」

ワインディングやサーキットが楽しくて仕方がなさそうなのは、もう当然として、荷物こそ積めませんが、ツーリング+αでも、このバイク、十分楽しめると思います。
特にこのハンドリングは最高!と感じましたよ。

次回はMV2台っと…