2018年12月31日月曜日

2018 ラストラン

1208、秋から冬への変わり目のお気に入りのコースを走った。
まだ12月も初旬だからと、「走り納めにはまだ少し早い。」と前記事を締め括ったが、その後の日にちが過ぎるのが早いことと言ったら。。。

翌週中頃に胃腸風邪にやられ、大事を取って週末は安静に過ごした。
その翌週はもうX'masイブを含んだ3連休だ。連休初日のみの休日だったが、この日に限って雨で sport はお預け。
そんなで迎えた年末。大晦日を前に、なんとか2018年のラストRUNができそうだ。



数日前から、天気予報が気になって仕方なかった(笑)
スクリーンショットの上の方に表示されている、京都市右京区、南丹市、篠山市、大津市、高島市 。
ラストランどこを走るか、天気の大丈夫そうなところをと、何度も何度もチェックしていた。



1230
10:00を前に始動。
周辺の天気予報を元にして、
京北方面に向かい、天気や路面がよければ日吉ダムへ。無理なら行けるところまで行ってUターンすればいいかぁ、という思惑で、例によってR162を北へ向かう。

久しぶりに履くアルパインスターのライディングブーツの感触を確かめる。
シフトパッドが千切れて剥がれかかっていたのをようやく修理に出し、先日戻ってきたのだった。
うん、がっちり脛から下が守られている。
足首から下全体でシフトペダルを動かす感じはショートブーツよりも固く物々しいが、シフトはカチッカチッと節度を持って気持ちよく送り込まれていく。
いい感じだ。

暖気も兼ねて、低いEg.回転数で街中を流す。
気温も低く油温の上がりも遅いが、きぬかけの道を抜けてR162に入る頃にはL-Twinも暖まってきていた。

のだが、、、




高雄・高山寺付近にて。路面は完全なWET。
写真では判らないが、雪が降ってきている。少し向こうの山が霞んだように見えるのは雪、霙のせい。



R162に入ってからは、路面は完全なWETに。梅ヶ畑あたりから霙混じりの雪が舞い始めた。写真の高山寺付近から先の景色を見てみると、「完全に(雪)降ってるよね」
ちょっと惜しいが大人しく引き返すことにした。





Uターンして「とが乃茶屋」の前。うっすらと雪化粧で屋根が白い。



街中に戻ると、陽も差して晴れていて路面も乾いている。




仁和寺の裏手にて。明るく晴れているのがお分かりいただけると思う。
こちらの投稿で「二王門」前でのphotoを掲げているが、そのちょうど真裏あたりとなる。



こうなると、このまま帰ってしまうのが勿体なくて、方角を変えて東の方へ。

だがしかし(苦笑)、、、



またしても路面は完全WET、気温表示は3℃。
この先は、やはり(雪)降ってる?



街中に近い「江文峠」なら大丈夫かも?と淡い期待をしてみたものの
山に近づくと、やはり雪。




静原の山里を江文峠に向かう。
ここまでの後ろも降っているけど。。。



向かう先も、かなり降っている様子。。。



まぁしようがない。
江文峠は、街中にも近く交通量もそれなりにあるから凍結の心配はないだろうと、そのまま進んでみたが、結果はOUT(苦笑)
確かに凍結の心配はなさそうだったが、この気温でのWET路面は神経を使う。
車線の真ん中にはシャーベットが残り、舞う雪と吐息はシールドを曇らせる。
慎重にsport を駆り、大原へ抜ける。





土井志ば漬けの工場前にて。
休憩ではなく、シールドの曇りを取るための緊急ストップ。



大原まで降りてくると、路面のシャーベットは無くなったが、路面はまだWETのまま。
シールドの曇りと格闘しながら、街中に戻ってきた。
すると、やっぱり晴れてる(苦笑)
まぁこんな日もある。

12:00過ぎ、最寄りのshell へ。
そのまま帰っても良かったが、やはりドロドロに汚れた sport をそのまま帰るのも気が引けた。
給油といつもながらの拭き上げ。
年末の洗車待ちの行列を横に見ながら、霙や雪、濡れた路面で汚れてしまったsport をいつもより入念に。
スタンドのスタッフさん、ありがとう。

本日の走行距離 67km 



ODOメーターは5902kmだが、11年で走行距離は31,500を少し越えたところ。



今年1年の走行距離は、2,586km。
思ったより少なかったが、レギュレーターのトラブルとその後の多忙のために乗れない期間が2ヶ月半もあったのだった。(ほとんど忘れていた)
一日の走行距離も、常神まで足を伸ばした280kmが最高で、ロングツーリングにも出ていない。
にもかかわらず、1年を振り返った時に”走り足りない感”はあまり感じない。
真新しくどこかへ行った訳でも無く、走るのはほとんどいつも同じようなところばかりなのにね。

数日したら、今度は、19年の初RIDEとか言ってるんだろうと思う。
まだまだ、バイクという乗り物と、願わくばこの DUCATI sport1000 と付き合っていきたいと思っている。




180902 常神岬にて





今年も拙blogにお付き合い頂き、ありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください。

2018年12月10日月曜日

2018 晩秋から冬へ

一気に冷え込んで初雪の知らせも聞こえたこの数日。
京都近郊でいうと、伊吹山(滋賀)が昨日初冠雪との事。
ただ去年と比べると21日遅いのだそうだ。
この2,3日「今日は寒いね~」なんて会話をしているが、これで普通なんだね。


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11月は、前々の投稿に掲げたいつものルートの紅葉を楽しんでから後、所用も重なってsport と走る事ができなかった。

1201 
午後から仕事が入っていたが、禁断症状の解消にと(笑)短い時間ながら散歩に出た。

8:30 「ちょっと走ってくる」と家内に声をかけ、
始動。






時間が無いから街中を流すだけでも良かったのだが、ついつい少しでも気持ちよく走れる方向へと足が向く。
R162を北へ。行けるところまで行って帰ってくればいい。



梅ヶ畑・御経坂付近にて
こちらの投稿で、昨年の同じ場所でのphotoを掲げている。



上の写真から少し進む。
左の石段は高山寺の参道


秋の名残の紅葉と写真を何枚か撮りながら、道の駅ウッディ京北の手前でUターン。
片道20数kmの散歩。




帰り道。昨年の投稿で同じ場所で写真を撮っている。
昨年は11月15日。木々の色が2週間の季節の進み具合。



普段は通り過ぎている神社の参道にて。
まだ数本、色鮮やかな紅葉が残っていた。





少し走れればそれでいいと思っていたが、今年の秋の名残を感じるショートRUNになった。




翌週 1208 
前々日の木曜から金曜の日中にかけては、コートなしで過ごせたくらい1カ月季節を遡ったような陽気だったが、一気に冬になった。
前の週に少し乗れたものだから、寒いのを無理して乗らなくてもいいかな、と思っていたのだが。。。
SNSをフォローしたり、音楽を聴きながらのんびり過ごす午前中だったが、リビングに届く日差し(拙宅のリビングの窓は東側だ)に「乗れるうちに乗っておこう」という気持ちになってきた。

12:30を過ぎて始動。
花脊峠~佐々里峠〜美山へと走ることにした。
例年、佐々里峠は12月中頃から冬季通行止めに入る。その前の 2018年ラスト佐々里だ。




鞍馬寺門前のいつもの場所で。
観光のピークが過ぎ、寒さもあってか観光客は少な目。


いつものように鞍馬街道から花脊峠へ。
鞍馬寺手前の気温表示は7℃。
この後何度か目にした気温表示は、山間もあって、すべて4~5℃。先週は場所こそ違うが2桁だった。
でもまぁ、こんなもんだ。




花脊峠に入って行く。空がどんどん曇って来ていた。



急坂の九十九折を、アクセルのOFF/ONと左右のバンクをシンクロさせながら。
先週乗った時からグローブを冬用に替えたが、まだ少し加減が悪い。
夏グローブと比べて、小指でのハンドルバーのホールドがしにくいのだ。結果、手のひら~腕~肩と力が入ってしまう。
毎度の事だから、慣れと共にいつの間にかライディングもアジャストしてるようだ。
そういえば、パンツも先週から冬用に。
装備の変更に合わせて、また低い気温に合わて、軽く流すように峠を下る。

広河原の集落を抜け、佐々里峠へ。
1カ月経っているのだから当たり前なのだけれど、金色に輝くカラフルな景色から、モノトーンに近づいていく。



佐々里峠、広河原側の入り口。
11月の写真と比べてみて下さい(笑)



いつもの「石室」前にて。




今シーズンも楽しく走らせてもらった。
狭くて路面が荒れていることも多いが、季節の移ろいを感じさせてくれる愛すべきコース。



佐々里峠を後にして、美山へ。
冬の気配が強まるかのように、薄い雨雲が広がる。



赤や褐色の暖色が姿を消したかやぶきの里
紅葉の頃の様子はこちらに。画像をクリックして大きな画面でご覧頂けると嬉しいです。


美山まで足を延ばせたからと、”いつものコース”を2周。
この頃には冬グローブやパンツにだいぶ慣れて来た。調子に乗ってリアを滑らせること数回(苦笑) 路面温度が低いのだ。

帰路に着く。
いつものように、R162をクールダウンしながら前走車のペースに合わせて。
写真は撮らなかったが、〆は”京見峠”(笑)



最寄りのShellにて。
15:30ですっかり夕方の風情。


今年も残すところ、あと20日。
だが。走り納めにはまだ少し早い。

1201、08 2日間の走行距離 184km。



佐々里峠にて。フカフカの落ち葉のカーペット。
また来年の春に来よう!!

1202 フロム セブン ミーティング2018

昨年、casunoさんのご常連で、クルマや音楽の趣味でも親しくして頂いているT川さんのお誘いで出かけたクルマ好きのイベント=From Seven Meeting。
楽しかったので、今年も行ってきました。







昨年のものだけれど、集まってくるクルマ達や会場の様子はこの動画によく表れていると思う。
歳末助け合いへのチャリティがイベントの主旨で、ガレージセールやじゃんけん大会もあったりする。
が、一番楽しいのは、スーパーカーから大衆車、旧車から最新のものまで、集まってくるクルマ達を眺めまわせる事。ご一緒したお●もんさんと男2人、クルマ好きのカメラ小僧(笑)を楽しんだのでした。




アルファロメオ ジュリアTZ!!




ケータハム(ロータス)super7
後ろは、アルファロメオ ジュリアスプリントGTV。NAロドの姿も



ランチア appia gte!!
カロッツェリアザガートのボディが美しい。先のアルファTZもザガートボディ。



アルピーヌA110
後ろにアルファ スパイダーが続いている。


マツダ コスモスポーツ。後ろはランチア ベータモンテカルロ



クラシックポルシェのスパイダーは、なんと名古屋から。



老ご夫婦でモーガン。素敵だなぁ。



新旧の911。
と言っても、この4台で最も旧いのは手前から3番目のtype964('89〜'93)だから、最近モデル組か(笑)



ロータス&ケータハム
この写真にはサイドビューが少し写っているmk1型のELISEは所有も考えたことのある1台。



ルノー・アルピーヌ達
V6ターボGTA〜A610。赤のA610の向こうにA310のノーズが見える。



ロータス エラン。隣のブリティッシュグリーンはトライアンフTR3かな。


コックピット達



フェラーリ488スパイダー(現行モデル)





アルファ ジュリアTZ





ロータス エラン





アルピーヌ A110




AC コブラ
ほんとは、前を歩いているお●もんさんを狙ったshot(笑)


おしりの写真を何枚か。
旧いクルマばかりになってしまった。好みもあるのだけれど、この頃のクルマってセクシーなボディラインの中にどこか優しいところがあると思う。



ディーノ206gt






アルファ ジュリアTZ






ランボルギーニ カウンタックLP500




ナローモデルの911達
最近のモデルを見慣れた今の目線で見ると、ほんとにポルシェ?ってくらい小さくて華奢。
でもクルマって、乗って楽しむにはこのくらいのサイズが一番なんじゃないかな?と思う。




930ターボ
僕と世代の近い人たちには、ポルシェと云えばこのモデル‼って人は多いんじゃないだろうか。




フェラーリ365BB
上のカウンタックとこの365BB(512BB)はスーパーカーブームの双璧だったね。
細かいところだけど、刃物で切り落としたかのようなボディエンド、ファストバックのフィンのエッジの立ち方はまさに芸術品の域。




フェラーリ308GTS
現代のV8ミドシップフェラーリの祖父世代と言ったところか。
今の目で見るとボディサイズも華奢に見える。このくらいのサイズ感だと峠道でも楽しいだろうな。



このイベントの素敵なところは、大らかなところ。
ボランティアの方々を中心に運営されていることもあって、ちょっとバタバタしたところもあるにはあるのだが、そのせいか、クルマを好きな人なら誰にでもオープンで、敷居の高さは感じない。

写真を見ていただいてお分かりのように、コックピットを覗き込んでもいいように、博物館クラスの希少車のウィンドウを下げてあったり、エンジンフード全開のスーパーカーやラリーカーもあったりする。
フェラーリのボンネットに本などの商品を乗せて、フリマをやってるオーナーさんもいたなぁ。




WWビートル〜ポルシェ356
この並び、好きだわ〜



ランチア appia gte
美しいと思いませんか?


'60~'70代のクルマ、スポーツカーの写真が多いのは僕の好み。
ホンダNSXや現行最新モデルのフェラーリやランボルギーニ、アルファロメオやマセラティにポルシェやコルベットと言った外車勢から国産車も。
じっくり見たいクルマ達がほんとに大勢。
楽しませていただきました。



会場を後にして、ドライバー交代のために滑り込んだ駐車場にて。
兄弟車 ABARTH 124Spider と2shot。


イベントを楽しんだ後は、ROADSTERのステアリング、ルートとも、お●もんさんに預けてドライブ&ランチに。

ランチは昨年と同じく南丹市にある「 ゾンネ ウント グリュック 」さんへ。
高雄~南丹市・日吉までの快走路。
昨年T川さんにお任せした時もそうだったのだが、我がROADSTER、助手席でもなかなか楽しい。
ブレーキング時の減速~コーナーリング中~加速、といったそれぞれの段階で感じるG。このGの向きが、「コップの中の水」(←「題文字(イニシャル)D」を読まれた事ある方なら、ニヤッとするはず)の動きを眺めるかのように、判りやすく感じられるのだ。
こちらのインプレにも同じような感想が記されていました

クルマの状態・動きが分かりやすく、パワーや車格が程々な分、手に余る感がなく”ちょうどよく”感じられるのがこのクルマの美点。
1.5リッターNAエンジンでパワーが知れていて速さはない、とよく言われるが、公道の峠道レベルなら十分。
また、クルマの軽さも効いていて、コーナーでの身のこなしや加減速、あらゆる挙動がいちいち軽やか。
バイクでいうなら、250のスポーツバイクを操るような感じかな。
僕個人としては、DUCATIの”空冷”MONSTERに似ているな、と思っている。



ゾンネ ウント グリュックさんにて。


パングラタンとチキンのスープ


お喋り交えていつもながらに美味しいランチの後も、そのままドライビング、ルートともお任せのまま、るり渓温泉の「香らん珈ろん」さんでティタイム。




「香らん珈ろん」さん外観



濃厚 焼きプリンとコーヒーのセット。美味しかった!



帰り道まで完全におまかせしっぱなし(苦笑)で、僕はというと助手席で完全リラックスモード。







スポーツカーデビューだと仰っていたお●もんさん。
ロドもいっぱい褒めてもらえて、良かったね。
隣に座っていて安心でしたし、何より楽しそうだったので嬉しかったです。



自宅に帰って、お●もんさんからのお心遣い。
ゾンネ ウント グリュックさんのシュトーレン。
予約していただいていたのだとの事。嬉しいなぁ~


朝8時の待ち合わせから暗くなるまで、たっぷり遊びました。
一日ご一緒いただいたお●もんさん、ありがとうございました~!!
残念ながら、お誘いを頂いたT川さんが今年はご一緒できず。また遊んでやってください。
楽しい一日でした。

最近、拙blogの写真の枚数がどんどん増えてる(汗)
前記事が過去最多(28枚)だったのですが、今回あっさり更新した模様です(爆)