2018年3月25日日曜日

0324 今日も今日とて

飽きもせず、日吉〜美山へ。

前回、3月3日に走ったのと、全く同じルートを辿る。






R162を北に向かい、「ウッディ京北」の手前からR477へ。
府364から天若湖の北面を通るUnnamed Road へと繋いでゆく。
このUnnamed Road 、道幅は狭いがクルマもほとんどなく、気持ちよく駆けることができる道だ。
先の投稿でも写真のキャプションに書いたが、小さい曲がりが続くもののアップダウンはさほどなく、難易度は花脊や佐々里峠よりも低く走りやすい。

そうそう。
先日所用のついでに開通した佐々里峠〜花脊峠を車で走ってみたが、杉の落ち葉がまだ相当残っていて、真っ赤な道になっている。
まだ sport で積極的に走りたくなるコンディションではなかったな。
もうしばらく、4月中旬かGW頃まで待ったほうが良さそうだ。




1.5車線くらいの幅員で、対向車への注意は十分必要だが、程よく曲がりがあって気持ちよく走れる。
花脊や佐々里峠はまだ積極的に走りたい路面ではないので、このルートは嬉しい。




走ったコースが全く一緒なので、地図もそのまま^^;;



上のルート図「Google」ロゴの"G" の真上付近で撮ったphoto。
後ろに写っているのは「世木ダム」。現在のダム本体は、大部分が水没していて堰のような佇まいだ。



前回と同じスポットにて撮影。3週間ぶりだが、木々の芽吹きはまだこれから。



このルートから、日吉ダムを経て府19〜美山へ。これも前回と全く同じ。
府19では少し sport に鞭を入れ、新しいタイヤの感触を確かめてみる。
感想は前記事に書いた通りなのだが、旋回初期のリーンの速さといい、その後に来るグリップ感とそのインフォーメーションといい、自分のテクニックが上がった?と感じるほど。
本当に気持ちよく走ることができた。いつものルートを今日は2周(笑)

美山の道の駅は止まらずに通り過ぎ、そのままR162・周山街道を南下して帰路に就く。
前を飛ばす125がいたので、付かず離れずのペースで(まぁまぁなペースだった)流す。
帰り道のペースにしては速かったかな。
その先、咋夏、定点観測でやられた同じ場所でサイン会が開催中。今日は無事に(苦笑)止まることなく、通過。
嫌な考えだが、先行していた125は、これを知っていたかもしれない。




最後に最寄りshell にて 給油&拭くピカ。キレイな青空だ。


何れにしても、今日も sport と楽しく走ることができた。
乗れない日々が続くと、正直、他のバイクが気になったりもすることもあるのだが、やっぱりこの娘はステキだね。
ちょっとお歳は召してきたけれど(笑)

春分も過ぎ、いよいよ春本番。

本日の走行距離 135km、燃費データは 21.0km/l


【追記】
本日のあまリング


前回よりも少しだけ使えたね。

2018年3月18日日曜日

古い写真

本棚を整理していたら、古い写真が出てきた。
「写ルンです」か何か、銀塩フィルムで撮った写真で '93〜'97 の頃の写真。
その中には、当時乗っていた DUCATI 400SS JUNIOR のものもあった。
こんなものを見つけると、整理の手が止まってしまうのはよくある話。




'89式 400SS JUNIOR 僕の1st DUCATIだ。
こいつに乗っていなければ、今の sport に乗る僕はなかったと思う。


こいつに乗るようになったのは、'93年秋頃から。
最後の方はほとんど距離は伸びなかったが、2001年夏頃までを一緒に過ごした。
前は ロスマンズカラーの "NS400R" が愛車だった。
乗り換え車種を検討のため出かけた赤男爵で、bimota DB2 Junior と GIRELA Saturno 350 、3台並んでいた姿は今でも覚えてる。
3台を舐めるように眺め回し、悩んだ結果、400SS となったのだった。



自宅(実家)にて。上の写真と同日に撮ったもので、'94頃の写真。
斜め後ろからの姿は、この Junior-Duc も美しいと思う←オヤバカ
 年式独自の vitaloni のミラーや、AKRONT-MARVIC のホイールといったパーツ類も気に入っていた。


400SS に決めた理由というのは、コストやスペック面で、上の3台のうちでは”ちょうど良い”と感じたから。
DUCATI という名前は知っていたけれど、この頃はまだそんなにファナティックな思い入れはなかった。
"NS" ほどバカっ速じゃなくてもいいので、「面白い」というのを最優先にした乗り換えだったのだ。
果たして「面白い」というのは大正解で、今のDUCATI好きはこのバイクに乗ってからの事だ。
だが、DUCATI は経験豊かな専門のshopで購入した方が良い という教訓も得た。
キャブレターやFサスのトラブルに、店にもよるのだろうが、購入した赤男爵は全く対応できなかったのだ。



'97の初夏の頃。ショートツーリングの途中、琵琶湖岸(草津付近)にて。


この当時、よくこんなルートを走っていた。





自宅(実家)近くの2つのゴルフ場を通る県道(片方のゴルフ場の名前から「オレンジ」と呼んでいた)から、今では新名神の下を走る、県16(大津ー信楽線)を抜けて琵琶湖方面へ出たり、南を走るR307を繋いで何周もしたり。
この辺の快走路がなければ、バイクやクルマを好きな僕はなかっただろうと思う。


今回出てきた写真ではないが、以前の記事にも載せた写真。
'94 秋に親父を連れ出したツーリング。親父のバイクは CB250RS。
タンクバッグに「写ルンです」を入れていたのだった。



鞍馬寺の門前。より観光化された今よりも地域の生活感があるね。
父とは何度かショートツーリングに出ているが、写真はこれが唯一のもの。

父とのショートツーリングは何度かあるが、このツーリングだけが強く記憶に残っている。

というのは、
行きは、上の地図・県16から大津市内〜京都・山科に入り、白川通を北上〜上賀茂〜鞍馬寺というルート。



問題は帰路に。

鞍馬から花脊峠に向かわずに、R477「百井別れ」から大原へ抜けるコース。

こんなルートで帰るつもりが、、、

途中で道を間違えてしまったのだった。

どんな道を通ったのか、途中からは全く分からない(苦笑)地図にも載ってなさそうだ。
多少は知った道が増えた今でも、ルートの再現はムリ。
軽いバイクでもう一回と言われても、オフロード車でなければ絶対にお断りするようなルートだった。



たぶん、薄いグレーで表示されているようなところを通っている(はず)

途中、京都北山修道院 のそばを通ったりしながら、かろうじて舗装はされているものの幅員1m 位しかないハイキングロード(だと思う)、地面と同じ高さ、足を着いたすぐ傍を何かしらの川(たぶん葛川〜安曇川だと思うが)の源流がちょろちょろと流れるような山の中の小道を走り続けること2時間弱。
ようやく見たことある景色にたどり着いたのが、赤いマーキングをした葛川の発電所。

まぁこんなオチも付いたが、琵琶湖大橋から家に向かう帰路、ミラーに映る父の表情が楽しそうだったのでホッとしたのだった。



'97年初夏、3枚目写真のショートツーリングから帰宅時の写真。撮影は家内。
それにしても、ライダー、まだ痩せてるね(苦笑)メガネもかけてないし。

この 400SS 、
鈴鹿峠の下りでFフォークのシールが裂けてオイルを漏らしたり、走っている時は全く大丈夫なのに、停止のアイドリング時に勝手にスロットルが開いた状態になってEg.の回転が上がったり(アクセルは完全にOFFなのに)といったトラブルも出たが、楽しいバイクだった。

900SSと同じパーツを奢り、廉価版の匂いの全くしない車体構成。
おまけに、真っ赤なボディカラーに美しい造形。

友人の BROSとツーリング出た時に、花脊峠の登りのヘアピンを曲がり切れなかったり(ハンドルの切れ角が足りなかった)など極低速の小回りは苦手なものの、リーン初期のバンクの軽さは 2st のNS と遜色なかったし、素早いバンクながらふらつくこともなく、スピードに合わせてピタッと決まる。
爆発的なパワーがない分、思い切ってアクセルを開けられた。
バイクが傾いている時間は短いが、その瞬間々々が濃密。
そんなに速くはないが、バンク〜アクセルONでのトラクションのかかりが本当に楽しいバイクだったのだ。


sport とは、もう間も無く満10年を迎える。
ライディングに凹まされたりするけれど、自分にはたぶん合っているのだろう。
そんな原点というかきっかけがこのバイクだったのだな。

おかげで、本棚の整理が一向に進まないじゃないか。

2018年3月5日月曜日

啓蟄

昨日の京都市内は気温が21.2℃まで上がったようだ。
残念ながら仕事だったから電車にしか乗らなかったが、昼間はコート要らず。
寒いのは苦手だ。このまま暖かくなっていって欲しいものだ。






3/03(土)
この日も20℃超えとはいかなかったが、16〜17℃位あったろうか。
朝から寒さは和らいでいたので sport と走りに出た。

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前回、今年初RIDEの記事を掲げてから後も1月〜2月は何度か走っている。
…のだが、天候や路面には恵まれずにいて、ちょっと惜しい思いをしていた。


180121 道の駅ウッディ京北にて。この写真だけだと気持ち良さげな休憩に見える^^;;

1/21(日)
この日は10℃超えの天気予報を信じて出かけたが、4〜5℃にしか上がらず、小雨が降るコンディション。新しいタイヤ=ROSSOⅢの慣らしにはならず。

ま、贅沢は言えない。
去年この時期は、こんなだったのだから。


170122 道の駅スプリングス日吉にて

2/17(土)
この日も晴れとは言わないまでも、降水確率10%の予報だったのだが。。。



180217 加茂街道にて
この写真だけ見ると(笑)、少し走った感がある。。。


同日。少し山の方へ行くと、雨で路面はフルウェット T^T 気温もご覧の通り。
70kmほど走ったけれど、タイヤは使えず。。。


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3/03(土) 
ようやくドライのコンディションで走れそうだ。
佐々里峠はまだ冬季の通行止めのまま。
また花脊峠も路面が心配なので、いつもとは少しだけコースを変えてみた。


R162をそのまま北上せずに、R477〜府364を経て天若湖北面へ
この日吉ダム北面は、sport に乗り始めの頃以来のご無沙汰ぶり。


拡大したのがこの図。
湖の北面は小さな曲がりがずっと続く。アップダウンはさほどなく、難易度は花脊や佐々里峠ほどではない。
とは言え1〜1.5車線ほどの幅員が続くので、対向車には要注意。あと路面の荒れや砂にも。


上の地図の Unnamed Road とマークされている付近で1枚。
向こうに、日吉ダムが見える。手前は何の木だったろう?新緑の時期が楽しみだ。


180303 天若湖北面にて


日吉ダムを経て、府19から今度は美山方面に向かう。
塩カルの跡もなく(強風で飛ばされたか?)、いつものルートで sport に軽く鞭を当てる。

ROSSOⅢ、いいタイヤだ ‼︎ 
そして今回も sport との相性も。

ROSSOⅡに比べ、プロファイルや構造がSUPERCORSAに近づいたことが奏功しているのだろう、リーン初期の動きがかなり速い。
その上、これまで履いてきたPIRELLIのROSSOシリーズは、タイヤのコンパウンドよりは構造そのものでグリップする感じで、(峠道くらいのレベルならば)走り終わった後もタイヤ表面はサラっとした感じだったが、ROSSOⅢはコンパウンドもだいぶ違うように思われた。この日くらいの気温でもグリップ感・インフォーメーションが分かりやすく、安心感が高い。
ライディングが一気に上手になったような感じにすらさせられる。←あくまで錯覚である。

こうなると、このルートが面白くてしょうがない。


いつもの(笑)?


このコース、しょっちゅう美山方面に足を運んでいるにもかかわらず、走るのはほとんど半年ぶり
こんなに楽しかったっけ?っと思えるくらいの NEWタイヤの威力恐るべし、である。
あまりの愉しさにノンストップで3周(苦笑)


休憩に「美山ふれあい広場」に入る。



180303 美山ふれあい広場にて。

数日早めの "啓蟄"である(笑)
まぁ自分もその一人ではあるが。。。
もはやハイシーズン並みのバイクの数。
ヘルメットも外さず、この写真だけ撮って帰路に着いた。


帰路は、素直に? R162=周山街道を南下した。
ところどころで単一のコーナーで鞭を入れるものの、基本はクールダウンの感じで。
前がすぐつっかえてしまうのと、”定点観測”がどうも昨年あたりから増えているようなのだ。


それにしても楽しく走った。
最初に心算をしていた時間を1時間近くオーバーしての帰宅。


いつものGSにて、軽く洗車。
あまリングはまだまだあるけど、まぁまぁかな(苦笑)


今シーズンへの良い入り方ができたかな?な、一日。
この日の走行距離 145km、燃費データは21.1km/l

まだ何度かは冷える日もあるだろうけれど、春本番はすぐそこ。。。