2024年4月29日月曜日

2024 GW① 0428 748R 慣熟soloツーリング

 

240428 常神にて




今年もGWがやってきた。
大型連休が終われば、5月の半ばから7月にかけて仕事がどんどん忙しくなっていく。
748R、よく間に合ってくれた。連休の間に何度か過ごせるね。
First Runがものすごく楽しく、刺激的だったものだから、楽しみでしょうがなかった。

4/28(日)9:30、さぁ、行こうか!



0428 自宅にて
行こうか、748R。


行き先は先週走った時から決めていた。



0428 往路map 目指す先は、常神。



ここしかない、という感じの「いつもの場所」。
748Rへの慣熟にもピッタリだ。

京都市内から花脊峠へ。
やはりGW、クルマが多い。低速のない748Rで急坂の九十九折で前につっかえるのはちょっとイヤだ。sportよりも先行車との間隔を慎重に。
音のせいか、ミラーに映る姿に圧がある?のか、定かではないが譲ってくれるクルマも多く助かった。
車間を詰めて煽るようなことはしませんよ。念の為(笑)



0428 美山ふれあい広場にて
ここで手洗いと水分補給のつもりだったが、人が多すぎ。逃げるように次の道の駅、名田庄へ向かう。



新たな愛車、748R。
前の投稿にも書いたとおり、体幹の力の入れ具合一つでリーンの切っかけを作れるくらいに乗り手の意思に反応してくれるが、一方で、タウンスピードくらいでの安定感は心許ない。
おそらく、センターアップのマフラーの所為だろう。
やじろべえのバランスのようなウェイトが全てエンジン幅くらいに集中し、しかもサイレンサーというそれなりの質量がライダーの腰の高さにある。
豊かなパワー感のための排気管長と、リーンのスピードを上げることを両立させたレイアウト。
今はチャンバーを介することでエキゾーストの前後長を詰め、サイレンサーは車体の下の方にレイアウトするのがトレンドだからあまり見なくなったが、当時は幾つものメーカーが追随した。
あらためて乗ってみると、その凄さを痛感した。
先に乗ったことがあった1098やPanigaleよりもそれを強く感じたのは、世代交代されたモデル達が少しマイルドになったのか、僕自身の感覚が多少は敏感になったのか、その両方か。
いずれにしても、バイクをリーンさせる、左右に切り返す、ということについて、かなり刺激的なマシンだと思う。
極低速で、フロントが少し重い?と前の投稿に書いたが、当時RC誌の916系のインプレで「トップブリッジの上に座っているような」「2階から倒れ込むかのような鋭いリーン」という表現が見られたのはこの辺のことか、と合点する。



0429 自宅にて
リアサス周り。排気量に対してかなり余裕があるように思えるのは気のせいか?



カミソリのような切れ味のコーナーリングマシン。
単気筒並みのクランケース幅の水冷8バルブL-Twin、レーサーさながらのチタンコンロッドが奢られたショートストロークのエンジンはピックアップ鋭く、9000rpmあたりまでは一気に回ろうとする。
これに先述のようなリーン特性が加わるのだから、やはりそうした印象を持っていた。
ところがこの748R、足回りはかなりしなやかで、鋭くリーンした後しっかり粘ってくれる。
コーナーに合わせ倒し込んだあと、さらに重心を斜め前下に入れて曲がるという事が安心してできる。
いつもお世話になっている casunoさんの青木氏に尋ねてみたところ、足回りのセットは標準状態にリセットしていただいているとの事。
リーンは確かに鋭いが、それは乗り手の意識にすぐさま反応してくれるという事。
それに「鋭いがしなやか、奥でしっかり粘ってくれる」足回りが加わり、さらに美しくも強靭な鋼管トレリスフレームのボディワーク(パワーに対して、剛性感にだいぶ余裕があるように感じられる)も相乗効果で「これは乗りやすい!!」という乗り味になっている。
僕が受け継いだ748RはMY2002年だから、モデル最後期だ。最も熟成が進んだDUCATIの答えということか。
もちろん全て出し切ることは公道では許されないが、パワーも748ccということで恐ろしすぎない。
ブレーキはタッチ、制動力、返って来るインフォメーションまで秀逸。
スリッパークラッチが装備され、よりスムーズなシフトダウンが可能、となれば、楽しくないわけがない。
基本的に怖がりで峠でのペースも速くないし、特にライディングが上手い訳でもないが、僕にとってのワインディングベストと言っていいバイクが傍にいてくれる。



0428 道の駅名田庄にて
トイレ&水分補給のPIT-IN。久しぶりの友人と会えた。



sportと何度も走った快走路を、新しい相棒の手応えを感じながら走る。
R162=周山街道〜福井県道16号〜石山坂峠〜R27〜田烏を経て常神へ。



0428 田烏付近にて
sportと何度も写真に撮った風景



いつもの場所に着いた。
いつものように数枚、小さな漁港と愛車がある風景の写真を撮って、しばらくぼっと過ごす。




0428 常神にて



0428 常神にて
珍しく、前からのアングルで撮ってみた。



14:00 
家内に「海にいるよ」と写真付きのメッセージを入れて帰路に着く。



0428 三方五湖湖畔の梅園にて



ここでの写真はsportとは撮ったことがない。
走る方が気持ちよくて、立ち止まらずに走りすぎる場所なのだ。
だが748R、これまでのように、ちょっと良い景色を見つけては停まる、また走っては停まる、こう言ったことは苦手。アイドリングで「かぶり」を心配しないといけないエンジンだし、短い間隔でのOFF/ONはそれを助長させてしまうだろう。
それに、サイドスタンドを出すとエンジンが止まってしまう。写真は最初から「ここで」と決めて止まった場所だけにした方が良さそうだ。
寂しいけれど、sportの時よりも「バイクのある道端の風景」の写真は減ってしまいそうだ。
この場所は、往路の時に「この辺で1枚撮ろう」と狙っていたのだった。



0428 同所にて



帰路はいつものように、R367=鯖街道を南に下る。
やはり混んでいるね。
だが、元々快走路だ。それなりのペースでは流れている。ほんとはちょっと飛ばしてみたかったんだけどね(苦笑)

帰り道、自宅近くを素通りして、748Rを譲って下さった元オーナーご夫妻を訪ねた。
他の誰かにお披露目するより先に、レストアなった愛車を見ていただきたかったのだ。
「綺麗!」「やっぱり、かっこいいよね!」
楽しく、大切に乗らせていただきます!



0428 map 走行距離は301km



いつもの最寄りGSで給油して、18:30過ぎ、帰宅。
この日の走行距離 301km
燃費データは途中の福井県・小浜での給油と合わせて19.6ℓ、15.3km/ℓ



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今日 4/29、生憎天気は下り坂の様子。
行けるんじゃないか?とも思ったが、午後になると小雨が降ってきた。
我慢して正解だったか。
昨日は暗くなってしまった中で、軽く水拭きしかできなかったので、あらためて洗車。
虫のこびり付きとか残っているとイヤだしね。

前からずっと思っていたが、こうして手元に来てその姿を見ると、やっぱりなかなか艶かしいラインをしているのね、748R。



0429 自宅でのphotoを何枚か。

















これから、よろしく頼むよ!



0428 常神にて

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