2017年8月14日月曜日

ショートツーリング '17夏 ②「北山友禅菊」と「cafe'ふるや」さん

7月は何度か走りに出たが、仕事の業務はハードな月だった。
ちょっと疲れが出てきたかもしれない。今回の夏風邪もそのせいか。

8/05(土)
体調や天候(梅雨にしては走れた方だね)の事もあって、前に走ってから3週間も間が空いた。

また美山方面へ行くのだが、久しぶりに、花脊峠からではなく、鯖街道~久多の里を抜けるコースから。
このところ、花脊峠や佐々里峠といったツイスティな峠道が多いのは、バイクを倒し込んでから前輪のセルフステアがついてくる感覚が楽しいから。
春先に、シーズン初花脊の下りが納得いくように走れなかったのが大きいかな。
回数走るにつれ、感覚が戻ってきた感じ。
タイヤがもう終わりのタイミングなので、荷重移動や抜重といったきっかけをしっかり与えないと曲がりにくくなってきている。
でも、それはそれでまた面白かったりする。



170805 この日のルート。反時計回り。

この日は、行きたかったところが2箇所。

その前に、志古淵神社に立ち寄る。
昨年の紅葉狩りのショートツーリング以来。


170805 志古淵神社にて この時以来

この神社の少し先が、訪れたかった場所、その①。
久多の里(京都市左京区)の北山友禅菊。


170805 北山友禅菊@久多宮の町にて

170805 北山友禅菊@久多宮の町にて②


170805 北山友禅菊@久多宮の町にて③


昨年は7月24日に訪れているが、この時は、まだ満開には少し早かったようだった。
淡く品のある紫色に惹かれ、今年はちょうど見頃に来れた。

この菊の花の見頃は、Facebookなどで、地域の有志の方々が発信してくださっているのだけれど、同じくFacebookを通じて親しくしていただいている先輩ライダーの情報から。
そしたら、
同じことを考えてる人がいた^^(たぶん、という予感はあった^^)

170805 K村姐さん捕獲

DUCATI 繋がりで仲良くしていただいている、DUCATI KYOTOのご常連。
女性ながら、monster以外にもBMW R1200Rや写真のKAWASAKIで年間ン万km走り回る、ツーリングマスターだ。
しばし楽しくお喋り。

この日は午後から雨の予報。
僕は西の美山方面へ、K村さんは東へ。
それぞれの次の目的地へ向かう。



ルート地図を拡大してみた。
上の北山友禅菊の畑が、地図ルート上の「久多宮の町」と表示の○。
少し走れば、佐々里峠。
その先の美山かやぶきの里、といった位置関係がお分かりいただけると思う。
道の駅「美山ふれあい広場」は表記されてないが、左端真ん中あたりの府38号線とR162のT字のところになる。

佐々里峠。
ところどころガレて、砂利や小石が浮いているから注意が必要だが、難易度は花脊峠よりは下がるか(苦笑)勾配がいくぶんマシなのだ。
それでも sport に乗り始めたころは、”できれば避けたいルート”の一つくらいの位置づけだったが、今では喜んで通っている^^



170805 佐々里峠石室にて。


ほぼ毎回同じところで写真を撮ってるので、まさしく「定点観測」
7月の時との違いはそう感じない?(苦笑)

向かった先は、佐々里峠を下りて、「美山かやぶきの里」の茅葺き屋根集落の手前を入ったところにある。
上の地図にマーカーで示した場所だ。

訪れたかった場所、その②に到着。


170805 cafe'ふるやさん にて①

美山の集落から少し山側に入ったところにある、古民家が cafe「ふるや」さん。
友人たちの口コミを聞いて、尋ねてみたかったのだ。
元々、店主の女性のお祖母様のお家だったらしい。

さっそくランチをいただいた。
向かって左にあるご飯は「寝かせ玄米」。小豆が一緒に炊き込んである。
この日のメイン(真ん中)は肉団子の甘酢あん。
添えてある、こおり豆腐やかぼちゃの煮物、写っていないけど、ちっちゃなおばんざい二種盛り(万願寺とツナのマヨ和えとさやインゲンの和え物、、、だったかな)
どれも季節の野菜があしらってあって「優しい」味。

店主の方のふんわりした雰囲気もあって、
おばあちゃんのいる田舎に帰った時に「まぁ、ご飯でも食べて行きなさい」って出てくる手料理。
そんな感じが近い。
近頃の食生活が、刺激の強さや分かり易い味の店が増えている中、「ホッとできるおいしさ」ってのはいいなぁ、と感じた。
あと、旬のものって身体に優しいんだなぁ、ってことを感じた昼食だった。




せっかく来たからと、デザートも。
これも事前から知っていて、食べてみたかった。
ここはランチだけにして、「ふれあい広場」でソフトクリームでも、、、と考えてたのだが、誘惑に勝てず(笑)




”名物?”いちご氷。

新鮮な苺を閉じ込めた氷を削ってるのだと思う。
これもまた、しっかり苺の味がしながらも、優しい味。もちろんキーンとは来ない。
ボリュームはあったけれど、すぐ食べてしまった^^

氷をいただいていると、あったかいお茶を出していただいた。
「体を冷やすといけないから」と。
またそのお茶の温度が絶妙なのですよ。ぬるすぎない程度にぬるい、という、この時期にはとても飲みやすい温度。
こんなおもてなしのできるお店は、そうはない。

暑いうちにまた来よう。

縁側からの風景。





山里の自然だから、そんな日ばかりではないことは分かってはいるが
いつも優しい風が吹いていますように
時折、優しい雨が降りますように
と思わずにはいられない景色。



奥に見えるお店の看板
ちゃんと”やすらぎ”がセットになってる
この後、”いつものコース”を3回走って、道の駅「美山ふれあい広場」〜R162から帰宅。
また、素敵な場所を知ってしまったものだから、まだまだ美山通いは続きそうだ。

4 件のコメント:

  1. ふるやさん、また来よう?「行こう」じゃなくて?
    (→ ふるやいこう ふるやいこう ふるやいっこう)

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    1. >tkjさん

      ハイハイ(///∇//)
      次は「どんだけ~~~」のikkoさんになっちゃいますよ( ´艸`)

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  2. 素敵なコースですね。(^。^)
    古民家cafeってTVで最近よく見るので、行ってみたいと思ってますが、おじさん一人では入りづらい感じがしてなかなか踏み出せません(^_^;)

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    1. >小島さん

      古民家cafeって、見た目がお店然としてないですから、余計にね( ´艸`)
      京都は里山の古民家(農家)だけではなく、街中に残る町家のリノベーションが以前から盛んなので、わりと抵抗ないのです。
      のんびり過ごせて、いいものです(*^▽^*)

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