2020年11月25日水曜日

2020 秋②(1115 ショートツーリング)


201115 花脊大布施町付近にて



前週、花脊峠〜佐々里峠を走って紅葉を楽しめたのだけれど、山間は散り始め。
季節が移ってしまう前に、久しぶりに走っておきたいコースがあった。
それは、鯖街道(R367号線)葛川から京都市左京区・久多の山里を経て、いつも走る花脊峠から佐々里峠への途中にあたる広河原に抜ける府道110号線。
前に走ったのは18年の9月。紅葉の時期に走るのは、16年の秋まで遡る。

1030 遅めの始動。

この時のルートをなぞる。
出て良かった。
京都市内から、江文峠~大原を抜け、「途中越え」から鯖街道に向かうのだが、途中幾つかあるお気に入りのスポットでも紅葉が見ごろを迎えていた。



大原・古知平にて





大原・古知平にて





大原・古知平にて





大津市・伊香立途中町にて








最初の目的地。
鯖街道・葛川にある「地主神社」と、そのすぐ傍にある「明王谷」の紅葉。
R367=鯖街道は、学生の頃にオートバイに乗るようになってからずっと走ってきた快走路。
それまでただひたすら駆け抜けていたコースの傍らに素敵な場所がある事に気が付いたのが、2016年の秋。
紅葉の時期に立ち寄るのは、それ以来の4年ぶりだ。




16年の秋、紅葉ツーリングの際に出会った神社。
それまで何度となく側を通っていたのだが。





「明王谷」すぐ傍にある駐車場で。
奥のほうに小さな赤い橋があるが、左側にある「明王院」に続いている。





葛川・明王谷にて




葛川・明王谷にて




途中何度も停まっているから休憩でもないのだが、すこしゆっくりして、一番の目当て=葛川から久多の山里の景色へ。
ピークは逃してしまったが、素敵な秋の風景はまだまだ残っているはず。楽しみだ。




R367を左折し、府道110号へ向かう。この写真の場所はまだ滋賀県なので、県道781号線。
この写真の直後、素敵な porsche と出会った。



久多川の渓の紅葉や、キャンプ場脇の大きな銀杏の黄色を横目に見ながら、sport を駆っていく。森の匂いがする。




久多駐在所の前で。だいぶ葉は落ちてしまったが、美しい佇まいが残っている。
以前にもsport との写真を撮らせてもらった木だ。




久多駐在所の前で。
紅葉の木の下は久多川の渓流。





派出所から少しだけ進んだところにある、志古淵神社にて。
ここも何度かご紹介しているね。





能見峠を下ったところにある小橋。この時以来だ。
また来れて良かったと思う。




上の小橋から少し進む。
杉の林が途切れたところだけ、スポットが当たったように輝いていた。









2年ぶりに走った府道110号に別れを告げて、府道38号へ。
今回は佐々里峠〜美山方面ではなく、R477〜京北方面へ向かう。




府道38・花脊原地町付近にて。





府道38・花脊八桝町付近にて
ここでは、17年の秋に同じような写真を撮っている。



府道38号からR477へ




花脊大布施町付近にて
この楓の木は、18年にも紹介している。




花脊大布施町の同じ場所にて。



R477の快走路を京北に向かって sport に鞭を入れる。
キラキラと輝く景色の中を軽く飛ばす。
「あぁ、いぃなあ」バイクという乗り物に乗ってて、ホントに良かったと思う。




R477・京北町にて




秋の景色を楽しむショートツーリングも帰路へ。
京北町から、R162を京都市内へ。
10月末頃〜11月は京都市内が観光で最も賑わう時期。高雄や高山寺の紅葉を目当てに訪れる行楽のクルマで軽い渋滞。
ならば、とちょっと停まってみる。
下の何枚かの写真は、同じ場所で17年にも撮っている。




R162・嵐山・高雄パークウェイ入口付近にて




梅ヶ畑・御経坂付近にて
この場所では、18年に12月の初めに写真を撮っている。




同 梅ヶ畑・御経坂付近にて
紅葉を訪ねたショートトリップもそろそろ終わり。







1500 最寄りのGSで給油と、いつものように軽い拭き上げ。
走行距離は 108km。
普段なら3時間もかからないで帰ってくる距離だ。
どんだけ停まってたんだか(笑)
でも、この時期の紅葉とsport の写真を撮りながらのショートツーリングは、毎年やってても楽しいのだ。
季節は晩秋から冬に進む。




201115 久多にて

2020年11月15日日曜日

2020 秋(1108 ショートツーリング)

1108 佐々里峠「石室」にて

 


マシな日はあるものの、随分朝晩が冷え込むようになった。
朝は陽が出ていてそうでもないのだが、帰る時間にはコートが欲しいくらい。

11月の最初の日曜は乗ることができなかったから、7日(土)の休日には sport と出かけたいと思っていたのに、生憎の雨。
ところが、仕事の入っていた8日は快晴という間の悪さ。「なんだかなぁ。。。」と愚痴りたい気分で仕事に出かけたのだった。
そんな気分が伝わったのかどうか。午後の予定がキャンセルになり、午前の用事も心算よりも早く片が付いた。
「やったね‼︎」大急ぎで帰った。

1400 始動。まぁ文句は言うまい。
向かう先は決まっている。と言っても、いつも走っている花脊峠〜佐々里峠から美山に向かうコース。だが、紅葉のシーズンなのだ。

花脊峠では4〜5台のクルマ・バイクの後を走ることになってしまい、少し残念だったが、、、
集落の紅葉は、見頃を迎えていた。



1108 花脊にて




1108 花脊にて。18年の投稿で、同じ所でのphotoを載せている。



1108 広河原にて



出発した時間も遅かったから、停まる回数はなるべく少なくと思っていたのに(苦笑)。
広河原〜佐々里峠に向かう。
花脊の峠では前走車につっかえてしまっていたが、写真のために停まったり、通り過ぎて行った車を抜いたりしながら、いつの間にか単独のフリーで走っている。
少し冷たくなってきた空気と金銀に輝く景色の中を駆け抜ける。
周りの景色に愛車 sport が最も溶け込める季節。最も「一緒に走っていられる事自体が『いいなぁ』と思える」時期だ。




1108 佐々里峠の入り口にて。
ここも18年の投稿で同じ場所でのphoto がある。






1108 @佐々里峠





1108 いつもの「石室」前。ここは季節問わずの定点観測(笑)





1108 @佐々里峠
青空と紅葉と黄色いバイク。





1108 @佐々里峠
陽が傾きだす時間。紅葉が西陽に輝いている。




道幅狭く、ツイスティ。右に左に sport をパタッと倒してはアクセルを開け、またパタっと倒して。。。そして周りは輝く景色。





1108 美山にて。この少し先が「かやぶきの里」



佐々里峠を降りて、美山の里へ。
「いつもの」コースへとも思ったが、停まりすぎだ。思ったより時間が遅くなってしまった。
また今度。
「ふれあい広場」にも寄らずに、R162 を市内に向かった。走った時間は短いけれど、バイクに乗ってて良かったと思えるひと時。

この日の走行距離 118km。




1108 佐々里峠にて


2020年11月12日木曜日

1025 ショートツーリング

201025 常神にて


コロナ禍の影響から、例年と随分異なる仕事のペースになってしまったこの数ヶ月。
毎年10月は中旬頃に忙しい時期があるのだが、それにしても今年の繁忙の集中はかなりキツイ。
業務は立て込んでいたが、24、25は連休を取った。
1日目の午前は動く気になれず、だらだらと過ごしたが、午後になると気力を取り戻しつつあった。
2日目、いつもより1時間ほど遅く起きたこともあって元気だ。
行くか。

0945 始動
途中までは花脊峠に向かうのと同じ道だが、今回は江文峠からR367=鯖街道へ。
途中、大原を抜ける寂光院の近くに紅葉スポットがあるのだが、さすがに紅葉にはまだ早いようだ。
花折峠の付近まではクルマも多かったのだが、白破線で少しずつパスさせてもらった。葛川に差しかかる頃には、ほぼ単独に近いペースで走れるようになった。
ところどころで sport に鞭を入れるようにアクセルを開ける。
「やっぱり、このエンジン(=空冷L-Twin) は気持ちがいいなぁ」と独り言ちる。



201025 道の駅「若狭熊川宿」にて



1120 道の駅「若狭熊川宿」で休憩。
ここまでマイペースで走れる区間が多かったからか、疲れはほとんどない。
ただ、大阪や兵庫、東海エリアナンバーのツーリングのグループも多く、クルマも一杯。
休憩も程々に、そそくさと出発した。

そうそう。
道の駅を出て、少しアクセルを開けようかと思った矢先。
対向を走っていたMBのワゴン(名古屋ナンバーだ)が、いきなり右折してきて人の進路を塞ぐ。強めのブレーキングで事なきを得たが、かなり危ない。
細心の注意で右側車線から避けようとしたら、今度はバックしてきて、また人の進路を塞ぐ。止まらざるを得ない。
何をするのかとむかっ腹を立てて見ていたら、スイッチバックのUターンである。こんなところで、、、
さすがに腹が立った。クラクション鳴らして一気に抜いた。

気を取り直して。
「熊川宿」で一服したら、行き先は決まったようなものだ。
R303 をR27 に出るまでに右に折れ、広域農道から田烏に向かう。
県道22号のトンネルを抜けると、、、




201025 @田烏



この景色。
トンネルを抜けた先はR162 とのT字路になっているのだが、その手前。
こういうトンネルの向こうに海が広がっているというシチュエーションは、なんかいいな。
ここから先は、R162〜県道216号で目的地の常神までの快走路だ。
ただ、時間がマズかった。
昼時と重なってしまい、「イカ丼」が名物の「ドライブインよしだ」付近で駐車待ちの車・バイクが溢れ出て、この付近だけ渋滞。だがレインボーラインの入り口を過ぎると、いつも通りの快走路にもどった。








岬に向かうにつれて、幅員が狭くなっていくK216 のワインディング。
2年前に走った時と比べ、道の荒れは変わらずだが、路上の石ころや枯れ枝、落ち葉などはずっと少なく、パタっとバイクを倒しては軽くアクセルを開けていく。
道が狭い上、時折対向もあるからそんなに飛ばす事はできないが、大好きなコースを楽しむことができた。
その先には、こんな景色が待っている。




201025 常神にて




201025 常神にて



何枚か写真も撮るが、それ以外はバイクの傍らにペタンと座り込んで、ただボ〜っとしてることが多い。バイクライディングのことを考える事もあるが、ただ景色を眺めている。
そんな時間も好きなのだ。
夕方からの家内との約束のために、「これから帰る」のメッセージを入れて岬を後にした。
帰路は、R27からR162=周山街道を下る。
R27を左折してR162に入って、先行車数台が前にいる状況だったが、それもしばらくの間。山間部に入る頃には、ほぼフリーで走れる状態に。
往路の鯖街道同様、時々sport に鞭を入れてお気に入りの快走路を楽しむ。美山が近づいてくると「いつものコース」を数周(笑)




201025 @道の駅「美山ふれあい広場」
ヒト、バイク共に多いので”裏の方”に停めている




ソフト部!!




家内に「帰る」と連絡はしたものの、しっかり遊んでいるなぁ。
周山街道をそのまま市内まで下った方が早いのだが、もう少し走りたくて、京北をR477〜花脊峠のルートで帰る。




201025 花脊神社にて
ここで停まったのは、シールドに付いてしまった虫の骸を拭き取るため。




この日のコースは、結局18年のこの時とほとんど一緒になった。
日曜で、あちこちもっと混んでいるかと思ったが、お気に入りの場所でお気に入りの景色を見、お気に入りのワインディング、山間の快走路も楽しんで。
遠回り?した分、家に帰ってからが若干慌ただしくなってしまったが、走った距離以上に楽しめた1日。
この日の走行距離 275km。





このマップは、180428のショートツーリングの時のもの。
京都市内で数km異なるだけで、ほとんど同じルート(苦笑)





201025 常神にて



2020年11月4日水曜日

PAIR SLOPE 「SG-7」(ライディンググローブ)



blog も更新しないまま、月を跨いでしまった。

10月は仕事の方が忙しすぎた。
例年3月頃から緩やかに続く業務がコロナ禍の影響で後ろにずれ込み、9〜10月で一気にピークに。
なんとか優先順位をつけて捌いているが、この数ヶ月は通常の1.5倍もの業務量になってしまっていた。11月に入りまだ余韻は残っているが、ようやく落ち着きそうだ。

そんな10月だったが、何度か走りに出た。
ようやく秋らしい気温になり、一昨年に手に入れたワインレッドのデグナーのジャケットを着られる季節になった。
そこで、そのデグナーに合った風合いのグローブを求めて、「ペアスロープ京都伏見」さんへ。



201010 @ペアスロープ京都伏見さん。店舗は築120年の町家。




一昨年=18年の冬に買ったデグナーさんのジャケット「18WJ-1」
これに合うグローブが欲しかったのだ。


実は、目星はつけていた。
一択。それが、写真のグローブ「SG-7」


この日に買ったライディンググローブと赤とんぼの印伝キーホルダー。
”マスク”はお店からのプレゼント。これも使い心地が良くて、もう一つ欲しい。



以前から欲しかった、赤とんぼの印伝のキーホルダーも一緒に購入。大満足の買い物だ。

翌日 1011
グローブの加減を確かめたくて、また走りに出た。
こんな時は(も?)花脊峠〜美山。



201011 @道の駅「美山ふれあい広場」



ジャケットとの相性も良好の様子。
袖が少し長めなので、グローブの手首部分は袖の内側に入れている。
嵌め心地、レバーの操作感も文句なしだ。
牛革だが、柔らかで皮の厚さを感じない。外縫いの違和感も全くない。
バイクに乗り始めてからというもの、比較的プロテクションのしっかりしたスポーツライディング用のグローブを愛用してきた。
それらと比べると守られ感はやや心許ないが、僕のメインは一般道をたまに(ほどほどに)飛ばす程度だ。
むしろ、sport というバイクのキャラクターにはこっちの方が似合ってる気もする。
ベージュに近いキャメルの風合いや、外縫い、今の目には控えめなプロテクションの具合から、初めてのスポーツバイク=NS250F用に買って長く使った、バギーの「KATAYAMAレプリカ」のグラブを思い出していた。




201011 「赤橋」にて。橋の向こうの左手が「美山ふれあい広場」。



花脊峠〜R477〜京北〜美山という毎度のコースを走る3時間少しのショートRUN。
「いつもの」コースも楽しく走ってきた。




ペアスロープさんのNEWグローブ、使い心地は上々。
sport というバイクのキャラクターには似合ってると思うし、すごく気に入ってしまった。
使い込むほどに馴染んできそうなのもGOOD。



今年は秋が短そうで、このグローブの出番も短そうな今シーズン。
寒くなるまでに何度か走りに行こう。




201010 @ペアスロープ京都伏見さん