2020年12月29日火曜日

2020 ラストRUN


201227 道の駅「美山ふれあい広場」にて




前の投稿を「もう一度、走れるかな。」と締め括った。
年末年始に繁忙期を迎える僕の会社では、暮れも正月もあまり関係なく動く。なので、年内の休日らしい休日はこの週末が最後だ。
土曜日は家の事をして過ごし、明けて27日(日)。
夕方から曇りだして夜遅い時間には雨の予報だが、日中は快晴。

1030 始動



僕の投稿には珍しい写真。出かけの姿を家内にこっそり撮られていた。
サイドスタンドを払って、再度右後方を確認して路上に出る直前。



前日まで、「(ラストランは)琵琶湖方面かな?久しぶりにハンバーガーでも行こうかな」と思っていた。
前の投稿にも書いたが、16日~17日にかけて京都でも雪が降って、美山も「かやぶきの里」の近くでは積雪が20cmを超えるところもあったくらい。もう山の方はシーズンオフだなぁ、と思っていた。
が、その後大きく天候の崩れや、強く冷え込む日がなかった事もあって、道路情報やSNSをチェックしてみると、R162や幹線道路は路面の残雪や凍結もなく普通に走れそうだ。日陰などでは油断はできないが。
こうなると、先日雨で途中引き返したお気に入りのルートを走りたい。



走り納めに相応しい(苦笑)、いつものルート。
18年にも似たようなコースを目論んでいたが、雪に降られた。



暖気を兼ねて、京都市内はEgの回転は低いまま流す。
金閣寺〜立命館大学〜龍安寺〜仁和寺の前を走る「きぬかけの道」は、飛ばせはしないが適度な曲がりと一緒に京都らしい風情がある気持ちの良い道だ。
福王子を右折してR162=周山街道に入っていく。年末と冬の寒さが加わって、車もバイクも少なめ。前後の車との間隔に気をつけながらだが、ブレーキをジワリ、だがやや強めに握り込んでギュウッとフロントに荷重をかけてみたり、低回転からワイドオープンしてダダダッというリヤタイヤの蹴飛ばしを楽しみながら風を切って行く。
ジャケットはインナー付きの冬仕様だが、グローブは3シーズンのスポーツライディング用で出た。ちょっと指先が冷たいが、悴むほどではない。
ラストランで、お気に入りのルートを楽しむには良いチョイスだったと思う。

道の駅「ウッディ京北」を過ぎ、府78を左折。
ここからは前走車もなくなり、sport の気持ちの良いゾーン。相変わらずコーナへの入りがブランク前より”臆病に”なってしまっているが、無理はしない。
怖くない程度、気持ち良く走れれば良い。
ただし公道。調子には乗らないように。




201227 府78から府19に右折する手前の佐々江付近
ミラーが少し緩んできたので、停まって増し締め。



府78〜府19を北上、R162 と交わると左折して、九鬼ヶ坂の九十九折から反時計回りにぐるっと1周する「いつものコース」。
九十九折では、パタッとバイクを寝かせてからのアクセルオープンでセルフステアがついてくる感覚を楽しみながら。
府12から左折して宮坂のあたりまでは、sport が最も得意なリアの蹴飛ばし感を。
府19に戻ると、左右のコーナーに上手くリズムを合わせながら、低回転からワイドオープンでのリアの細かなスライドを、それぞれの区間で楽しむ。
数ヶ月ぶりだ。あまりに楽しくって5周(←バカ?) してから、道の駅へ。




201227 道の駅「美山ふれあい広場」にて



冬の束の間の陽気に誘われるように、快走路を走り納め。
この時期に美山なの!?と驚かれることも多いが、似たようなライダーも10数名。
「いや、日向だと10℃(も)あったんですよ」
美山を後にして、往路のコースをそのまま折り返し、帰路へ。
いつもならR162 を流すのだが、今回走らなかったこの区間は日陰が多く、路面は雪解け水でウェットだろうと読んだのと、もう少しsport と気持ち良い区間を走りたかったから。

この日は、走り納めとともに、もう1ヶ所行きたいところがあった。
casuno さんへの年末のご挨拶。
特に青木さんにはお礼を言いたかった。
この方のご厚意がなければ、sport は手放さざるを得なかったかも知れなかった。それが、こうして戻ってきてくれていて、今もバイクライディングを、季節の風景を一緒に楽しむことが出来ている。
今年もお世話になりました。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。




DUCATI KYOTO で21年のカレンダーをいただいた。
願化店長は年内最終日までお忙しそうでした。



何人かの親しくしていただいているご常連のcasuno仲間さん達とも話ができ、年末のご挨拶ができたのも嬉しかった。
1530 少し早いがcasuno さんを失礼させていただいて、日が落ちる前に自宅最寄りのshell で今年のラストRUN の締めくくり。
いつものように、給油とsport の拭き上げをさせていただいた。
こちらも、いつもありがとうございます。

この日の走行距離 176km



1630 最寄りShell にて
最後まで穏やかな一日になった。



2020年の1年間の走行距離は 3757km。
sport が帰ってきたのが 5/30 だったから、それ以降でのこの距離は、僕+sport という組み合わせにしては、よく走れたね。
また、来年もよろしく頼むよ。




200530 w/ DUCATI sport1000 my2006



皆様にも良いお年をお迎えくださいませ。

2020年12月21日月曜日

12月 ショートRUN


201219 清滝・愛宕念仏寺 前




”激震の2020年も残すところ1ヶ月を切った”と綴った前々の投稿から2週間が経った。
いよいよ今年もカウントダウンだ。

今年は5月の末にsport が帰ってきてから、小刻みにではあるが、割とよく乗れた年だと思う。
と言っても、19日の段階で 3580km。
18年から遡ると 2590km、2450km、4040km、2370km というのが此処何年かの年間走行距離。
笑われるかもしれないが、1回走りに出て 100〜250kmくらいの距離の近場を気持ちよく走ってくる、を月に数回、という事が何年も続いている。
それでも飽きないし、それでちょうどいい、というのがsport のキャラのような気もしている。

マキノのメタセコイヤを訪ねたショートツーリングから1週間空いて、1212(土)、走りに出た。
どちらかと云えば、走る事自体よりも季節の風景を楽しむ”ツーリング”が続いたので、久しぶりに「いつものコース」辺りをグルグル回ろうか、と思っていたのだが。。。

目論んでいたコースは、こんな感じ。


鞍馬〜花脊峠から、今回は落ち葉の多い佐々里峠ではなく、R477から快走路を繋いで美山へ、といういつものルートを目論んでいたのだが。



花脊峠の下りからシールドに水滴がつき始め、R477では路面もウェットになってしまった。
この段階ではウェアもグローブも表面が少し濡れているだけだが、中まで染み込んできたら、この時期はツラい。




花脊峠からシールドを濡らし始めた雨粒は、R477では完全な小雨に。路面もウェット。
天気のせいもあるが、景色の感じは完全に冬のそれ。




ほぼ同じ場所で1115に撮った写真。1ヶ月での季節の進み具合が分かるね。







天気予報では雨のマークはなかったのだが、この天気じゃ仕方ない。
美山方面は雨雲がびっしり。
R162を下って、大人しく帰ることにした。
盆地だからそんなものだが、市内が近づくにつれて雨は上がっていく。

途中、高雄に立ち寄ってみた。



1212 高雄梅ヶ畑にて




1212 高雄梅ヶ畑にて



紅葉が過ぎると、誰もいない。
が、こんな佇まいも好きだ。

自宅近くまで帰ってきて、小トラブル。
以前と全く同じ形で、ウインカーが折れた。今度は左F。
同じパーツが同じような形で壊れていて、最後に残っていた左F。いつ折れてもおかしくない、くらいに思っていた。
sport だけでなく、年式の近いMonster や SuperBike にも同じようなことが起こるそうだ。
帰ったら応急処置だ。
この日の走行距離 77km。



1212 最寄りのshell にて。
左のウインカーが折れてしまっている。ぶつけたりした訳ではないが、経年劣化と振動で。




明けて1213(日)
昨日のリベンジと思い、走りに出た。天気予報は曇り。






が、返り討ち(苦笑)
R162から、府78に入ると小雨〜本降りに。昨日と同じパターン。
美山の道の駅まであと少しだったが、同じコースを引き返した。

その足で casunoさんに向かい、パーツを注文。
この日の走行距離 103km。



1213 casuno さんにて。
折れたウィンカーは、瞬間接着剤+添え木+ビニールテープで固定。ぱっと見、分からないでしょ(笑)




1219(土)
前日・金曜に「ウィンカー部品入りました」の連絡を受けた。

少し前、16日(水)の夜から17日の早朝にかけて、京都市内にも雪が降った。市内では屋根やクルマにうっすら夜に降った雪が残っているほどだったが、美山などでは10数cm〜20cmを超える積雪があったようだ。
道路情報や地元の方のSNS投稿を見ても、R162はしっかり積雪&凍結していた様子。

しばらく山の方へは行けないが、京都市内の近場を少し回ってから行くか。




1219 清滝・嵯峨鳥居本にて




1219 清滝・嵯峨鳥居本にて




1219 清滝・嵯峨鳥居本にて





1219 広沢池にて
”鯉あげ”の時期で水が抜かれた池の風景。




嵯峨野〜嵐山のエリアを散策するような感じで少し走ってから、casuno さんへ。




1219 casunoさんピットにて



作業待ちの間、「ドルフィン」でコーヒーをいただきながら「RIDE HI」
この日の走行距離は 44km



投稿を書いている今日は冬至。
冬も本番だ。
2020年もあと10日。もう一度、走れるかな。




201212 高雄梅ヶ畑にて

2020年12月6日日曜日

2020 晩秋から冬へ(1129 ショートツーリング)

201129 マキノ・メタセコイヤ並木にて



秋は好きな季節だ。
気候もバイクで走っていて気持ち良く、好きな赤や黄色といった暖色がたくさん見られるのもいい。何よりもキラキラと輝く景色の中を風と一緒になって駆け抜ける感じがいい。
昨年 sport 無しの秋を過ごした反動って訳でもないのだが、11月は週末ごとに走りに出ている。

11/22 
前記事・ストアツーリングの翌日。
PAIRSLOPE 京都伏見さんへ。
この時にいただいた「マスク」の使い心地が良かったので、もう一つ欲しかったのだった。



201122 PAIRSLOPE 京都伏見さんにて



201010 撮影
左上のマスクがもう一つ欲しくて。



11月半ばの紅葉を楽し感じみながら、今年は数日〜1週間くらい季節の進みが早い気がしていた。
毎年12月の初めに紅葉の見頃を迎える”あの場所”も、今年は少し早いのだろうか。
このところ仕事で疲れ気味だったから無理はできないが、早起きができれば行ってみるか。

11/29(日)
休みでツーリングとなれば起きられるものだ。
目覚ましより先に、4時少し前に目が覚めた。




0500 始動



寒い時期の払暁RUNは久しぶりだ。
天気予報では早朝の気温は、京都市内で4℃くらいの予報。この日の出先はもっと寒い。
上着はインナー付きのウインタージャケット、下は皮のライディングパンツ+アンダータイツ、グローブは3シーズンのライディンググローブ+アンダーグローブ。
今シーズン初の冬装備。
凍結さえなければこのくらいの気温でも普通に走りに出るが、まだ身体が季節に慣れていないせいか、風が冷たい。
まだ暗い事もあり、飛ばすクルマに前を譲るくらいのペースで京都市内をR1〜大津からR161を北上。

R161をこの時間に走るなら、立ち寄りたい場所があった。




0610 高島市・白鬚神社にて



何度か訪れている、湖中鳥居の景色で有名な「白鬚神社」へ。
夜明けの時間で晴れたのは初めてではないだろうか。
通過の時間が陽が登った後だったり、夜明けのタイミングでも曇天だったり小雨だったり、というのは、最近でも何度となくあったのだが。




201129 高島市・白鬚神社にて



ゆっくり陽の出の写真を撮りたい気持ちもあったが、午前6時過ぎという時間にもかかわらず、大勢のカメラマンがおられたり、早めに目的地に着きたいので、10数分の滞在で先を急ぐ。

目指していたのは、マキノ・メタセコイヤ並木。
sport と初めて行ったのは、11年の初冬
その時の風景が素敵だったので、その後も何度か訪れている。紅葉の時期に前回訪れたのは、16年の11月末で4年ぶり。
年々人が増えている気がしていたので、早朝のうちに着いておきたかったのだ。

0645 到着


201129 マキノ・メタセコイヤ並木にて





201129 マキノ・メタセコイヤ並木にて





並木の向こう側に見える山々の紅葉が朝日に輝いていた。



7時前の到着で数枚の写真を撮らせてもらったが、地域の生活道路だ。長時間留まったり、交通の邪魔になるわけにはいかない。
人手が増え出す前に、退散だ。

帰路に着く。
早朝に出て時間はたっぷりあるから、帰路には周山街道から美山を回ることを考えていたのだが、早めに帰る事にした。
手が悴むことはなかったが、日が登って気温が上がってきているのに、身体の芯が冷たくなったまま、ほぐれてくる感じがしなかったのだ。
R161〜R303〜R367=鯖街道を下る。
朝の冷え込みで、今津から朽木の間の鯖街道はガスが出ていた。
道の駅「くつき新本陣」で休憩。しばし温かい飲み物で暖をとる。




0745 道の駅「くつき新本陣」にて
後ろの山にはガスがかかっている



8時を過ぎて、寒さはずいぶん和らいできた。
コーヒーで温まったのも良かったのだろうか。血の巡りが良くなった気がして、ようやく身体が少し動くようになってきた。
ペースに緩急をつけながら、鯖街道〜大原〜江文峠〜静原の快走路を楽しむ。




0910 静原にて
気温が上がってきたと言っても、まだ一桁台前半。キンとした感じが心地よい。




0945 混雑の始まった市内に戻ってきた。
ここ数回、sport とのライディングに没頭するというよりも、秋の景色を目当てに走った。
でも単なる移動にはない、バイクで見に行くからこそ、その景色の素晴らしさが増幅されるような感覚を久しぶりに味わった気がする。




1030 いつもの最寄りshell にて
濡れたメタセコイヤの落ち葉で汚れてしまったから、洗車も入念に。



今年も後残りわずか。
”季節は進んでいく”ね。
年内にあと数回は乗れるかな。今度は冬の景色を楽しみながら、暖かくなるのを待つ事にしよう。




201129 マキノ・メタセコイヤ並木。この紅葉が散ったら本格的な冬の到来だ。
この日の走行距離 153km



1121 ストアツーリング「お外でコーヒー」

201121 大呂ガーデンテラスにて


激震の2020年も残すところ1ヶ月を切った。
幸い僕自身と周囲には大きな変わりはなく、5月にsport が帰ってきてくれたことで、また愛車と走れる幸せを感じている。

11/21(土)お世話になっているcasunoモーターサイクルさんのshopツーリング=「お外でコーヒーツーリング」に参加した。

久しぶりだ。
ストアのツーリングにご一緒するのは、17/5/28 以来。
でもあの時は、京丹波PA「味夢の里」でツーリングの皆さんをお見送りしただけだから、ご一緒とは言わないか(苦笑)


 

0800 casunoモーターサイクルさんにて。


0830に伏見のcasuno さんを出発して、遠回りにはなるが、快走路も楽しみたいので(だと思う)美山ふれあい広場を経由して、福知山市の目的地へと向かう。




往路のmap
京都縦貫道を園部IC〜美山ふれあい広場〜目的地・大呂ガーデンテラス




1000 「美山ふれあい広場」で休憩中の図。皆んな、第一声は「寒っ」
右のキャップの女性は、DEGNER の嘉山社長。Buell「ミニオンズ号」でのご参加。




快走路とはいえ、マスツーだから全体にペースは控えめ。時折気づいて譲ってくれる車もあるが、概ね先行車のペースに付き合う感じで流れていく。
この日の気温は、早朝で一桁台前半。
時期的には「これで普通かな?」という気温だが、前日の金曜まで穏やかな日が続いたせいか、余計に寒く感じる。他の皆さんも同じだったようで、停止中にエンジンに手をやって暖を取っていた方も。
ソロで走っている時は、ゆっくり走っても寒いものは寒いから、ペースが上がりがちになるんだけれど(苦笑)

1100 過ぎ、目的地の「大呂ガーデンテラス」に到着した。
先行したスタッフさんたちが、準備を整えていてくれた。



「大呂ガーデンテラス」に到着。
数台の”GS”はいらっしゃるが、意外なことに”MULTI”の参加はなし。
この直後、フルパニアのGS の積載力の凄さを目の当たりに。



それにしても、今のアウトドアって道具から何からすごいことになってるんだなぁ。
それぞれが火を起こしてお湯を沸かして椅子が出て。。。皆んな、それどこに積んでたの?
”GS”の方たちは、タープも立てていた。
中学以来アウトドアから遠ざかっている素人の僕は、ただただ圧倒されて見てるだけ。皆さんの手際の良さに、お客さんに徹するのみ(笑)でも、スタッフさんや仲良くしていただいている友人たちのおかげで、楽しく過ごすことができた。
皆さん、ありがとうございました♪♪
着いてほどなく日も射してきて、暖かくなってきたのも良かったですね。




「お外でコーヒー」のために僕が持ち込んだタンブラー。
何年か前にいただいたノベルティ。もったいなくって今まで使えなかったのだが、まさに出番。
外で淹れるコーヒーは美味しいんだね。




ご一緒した皆さんや企画してくれたcasunoのスタッフさんのおかげで、思った以上に楽しかったデイキャンプは1500頃に撤収して帰路に。
舞鶴大江ICから高速に乗り、途中の京丹波PAで解散したが、そのままの帰宅ではなく、ストアまで仲良くしていただいているご常連とご一緒して締め括った。
皆さん、ありがとうございました。




1740 casuno さんにて
R nineTは仲良くしていただいているT川さん奥様。最近モディファイされたアクラポのサウンドは快音。
右の Hyper はK岡さん。sport 乗りはじめの頃から仲良くしていただいている。




1920 最寄りのshell にて
この日の走行距離 262km



時間は遅くなったが、いつも通り最寄りのGSで給油と拭き上げ。
久しぶりのストアツーリングだったが、楽しかった。
帰って調べてみたら、冒頭に記したツーリングのお見送りの前は、数回の夜走り、琵琶湖大橋・米プラザのイベントで、昼間の「ツーリング」となると11年の6月まで遡るみたいだぞ。。。(汗)



※この時のツーリングの模様は DUCATI KYOTOさんのblog や casunoモーターサイクルさんのblog に掲載されています。


2020年11月25日水曜日

2020 秋②(1115 ショートツーリング)


201115 花脊大布施町付近にて



前週、花脊峠〜佐々里峠を走って紅葉を楽しめたのだけれど、山間は散り始め。
季節が移ってしまう前に、久しぶりに走っておきたいコースがあった。
それは、鯖街道(R367号線)葛川から京都市左京区・久多の山里を経て、いつも走る花脊峠から佐々里峠への途中にあたる広河原に抜ける府道110号線。
前に走ったのは18年の9月。紅葉の時期に走るのは、16年の秋まで遡る。

1030 遅めの始動。

この時のルートをなぞる。
出て良かった。
京都市内から、江文峠~大原を抜け、「途中越え」から鯖街道に向かうのだが、途中幾つかあるお気に入りのスポットでも紅葉が見ごろを迎えていた。



大原・古知平にて





大原・古知平にて





大原・古知平にて





大津市・伊香立途中町にて








最初の目的地。
鯖街道・葛川にある「地主神社」と、そのすぐ傍にある「明王谷」の紅葉。
R367=鯖街道は、学生の頃にオートバイに乗るようになってからずっと走ってきた快走路。
それまでただひたすら駆け抜けていたコースの傍らに素敵な場所がある事に気が付いたのが、2016年の秋。
紅葉の時期に立ち寄るのは、それ以来の4年ぶりだ。




16年の秋、紅葉ツーリングの際に出会った神社。
それまで何度となく側を通っていたのだが。





「明王谷」すぐ傍にある駐車場で。
奥のほうに小さな赤い橋があるが、左側にある「明王院」に続いている。





葛川・明王谷にて




葛川・明王谷にて




途中何度も停まっているから休憩でもないのだが、すこしゆっくりして、一番の目当て=葛川から久多の山里の景色へ。
ピークは逃してしまったが、素敵な秋の風景はまだまだ残っているはず。楽しみだ。




R367を左折し、府道110号へ向かう。この写真の場所はまだ滋賀県なので、県道781号線。
この写真の直後、素敵な porsche と出会った。



久多川の渓の紅葉や、キャンプ場脇の大きな銀杏の黄色を横目に見ながら、sport を駆っていく。森の匂いがする。




久多駐在所の前で。だいぶ葉は落ちてしまったが、美しい佇まいが残っている。
以前にもsport との写真を撮らせてもらった木だ。




久多駐在所の前で。
紅葉の木の下は久多川の渓流。





派出所から少しだけ進んだところにある、志古淵神社にて。
ここも何度かご紹介しているね。





能見峠を下ったところにある小橋。この時以来だ。
また来れて良かったと思う。




上の小橋から少し進む。
杉の林が途切れたところだけ、スポットが当たったように輝いていた。









2年ぶりに走った府道110号に別れを告げて、府道38号へ。
今回は佐々里峠〜美山方面ではなく、R477〜京北方面へ向かう。




府道38・花脊原地町付近にて。





府道38・花脊八桝町付近にて
ここでは、17年の秋に同じような写真を撮っている。



府道38号からR477へ




花脊大布施町付近にて
この楓の木は、18年にも紹介している。




花脊大布施町の同じ場所にて。



R477の快走路を京北に向かって sport に鞭を入れる。
キラキラと輝く景色の中を軽く飛ばす。
「あぁ、いぃなあ」バイクという乗り物に乗ってて、ホントに良かったと思う。




R477・京北町にて




秋の景色を楽しむショートツーリングも帰路へ。
京北町から、R162を京都市内へ。
10月末頃〜11月は京都市内が観光で最も賑わう時期。高雄や高山寺の紅葉を目当てに訪れる行楽のクルマで軽い渋滞。
ならば、とちょっと停まってみる。
下の何枚かの写真は、同じ場所で17年にも撮っている。




R162・嵐山・高雄パークウェイ入口付近にて




梅ヶ畑・御経坂付近にて
この場所では、18年に12月の初めに写真を撮っている。




同 梅ヶ畑・御経坂付近にて
紅葉を訪ねたショートトリップもそろそろ終わり。







1500 最寄りのGSで給油と、いつものように軽い拭き上げ。
走行距離は 108km。
普段なら3時間もかからないで帰ってくる距離だ。
どんだけ停まってたんだか(笑)
でも、この時期の紅葉とsport の写真を撮りながらのショートツーリングは、毎年やってても楽しいのだ。
季節は晩秋から冬に進む。




201115 久多にて