2013年11月27日水曜日

禁断症状

sportに乗れない日々が続いている。
この前に乗ったのは10/24。ストアまで行っただけの20数km。



20131024撮影


ちゃんと乗ったのは、8月に飯田まで走った日にまで遡ってしまう。


周りの風景がsportに一番似合う季節なのに…

20121124撮影

今年のこの景色は、もう終わっているのだろう。


決して日ごろの憂さを晴らすためにバイクに跨るのではない。
だが、こう乗れない日々が続くと、身体の中に…精神の中に不純な澱が溜ってくるのが自覚症状として感じられる。

秋の景色は過ぎてしまったが、それは仕方がない。次の季節を感じながら走ればいい。
ただただsportを駆りたい。

2013年8月30日金曜日

GooBike-Blogger【→集結←】ミーティング 2013

2006年の秋から書いている「GooBike-Blog」
8/24(土)、【→集結←】ミーティングというオフ会に行ってきた。

ここ2年は欠席したので、3年ぶりの参加。場所は例年通り、長野県・飯田。仲間たちとの再会が楽しみです。

前回訪れた木曽「馬籠宿」、妻籠宿から飯田に向かう大平街道をもう一度訪ねたいので、2010年の時と同じルート。


天気が心配だったが、京都、滋賀の雨は未明まで。岐阜(美濃)方面、南木曽、長野南部の予報では雨は朝9時ごろまでで、後は曇り。降水量も1~2mmとのこと。
濡れたとしても大したことにはならないだろうと、雨装備はカッパの上着のみ。

僕は出先の天気予報次第では、ツーリングでもカッパを持たないで出る。
荷物の積載性“0”のsport。
荷物があるならデイパックかウェストバッグしかないが、デイパックは満載すると肩が疲れるうえに、バッグのポジションが気になってライディングに集中できない。
ウェストバッグなら疲れは腰に来るが、元々の容量が知れてるし、運転の邪魔になりにくい。
そんなわけで、僕の長距離ツーリングの荷物はどんどん「引き算」になっていくのです。

3:45 出撃
京都市内は雨も上がっていた。路面はウェット。
五条通R1→滋賀・栗東~R8→滋賀・米原~R21へ。5:30過ぎ日が差し始め、伊吹山の麓を越えたあたりから雨が降ってきた。用意したカッパを着こみ、軽くストレッチ。
すぐに走り始め、関ヶ原~大垣~岐南と通過していく。
各務ヶ原で休憩を、と思ったが、心算をしていたコンビニがローソンからサークルKに変わっていた。
だからという訳ではないのだが、そのまま走り続け、休憩は可児の道の駅・可児ッテになった。
思わず「かにッテって!」とツッコミたくなる名前。道の駅のショップも開店前だったので、トイレに行って身体を動かすだけの本当に休憩である。

20分ほど休んだだろうか。8:00を前に再び走り始めた。この頃には雨は上がっていたが、まだ雨雲が頭上にいる。カッパは着たまま。
R21→土岐市~R19→中津川へ。
簡単なルートということもありますが、案外覚えているものです。今回のツーリングに備えて、曲がるべき交差点や目印のメモを用意していたのだが、結局、そのメモは見ずに済んだ。

TPIPは200kmを越えた。
まだ数十kmは走れそうだが、この先は古い宿場と山間の峠道。馬籠に向かう県7への入り口「沖田」交差点の出光で給油。


100821撮影

県7に入り、中央道の下をくぐれば、馬籠宿を案内する看板が出始める。

8:45
馬籠宿に到着!!





また来れた^^



古い小さい宿場町ですが、sportも似合う♪♪

モノクロもいぃでしょ(*^.^*)



しばらく散策を楽しむ。

9:30過ぎ 飯田市・松川ダムを目指して馬籠宿を後に。

ここから先は、南木曽のくねくねと、大平街道の峠道が待っています。
県7~馬籠峠→妻籠宿~R256→県8・大平街道へ=3=3=3



大平街道は、もともと狭く曲がりくねっている上に路面も良くないのですが、この日は前日からの雨で、さらに香ばしさが増していた。
ほぼ9割がた路面はウェット、カーブというカーブには小枝や葉っぱが落ちています。

こんなのが、道の真ん中にいっぱい><

滑りすぎないように気を付けながらも、楽しくくねくね=3=3=3 ^^


真夏の山中で鬱蒼とした峠道ですが、こんな場所も


途中にある「峠の茶屋」は休みでしたが。。。


30数kmのくねくね道を満喫して、

10:30 松川ダムに到着。
先着のbloggerさんからお手製の記念品をいただきました。

ありがとうございます^^



12:10 場所を松川ダム→道の駅「信濃路下條」(そばの城)に移動。バイク21台+クルマ4台、こんな感じでオフミです♪






昼食は蕎麦


こんな風になってます^^




夕方まで久しぶりに会う仲間たちと楽しく過ごし、16:00帰路に。帰りは「飯田山本」から中央道へ。養老SAでの給油&休憩まで一気に走る。

高速は彦根で降りて、

琵琶湖沿いに湖周道路を南下。瀬田からR1へ。


最寄り四条のshellで給油と拭くピカを済ませ、
21:00
無事帰宅。楽しかった~

この日の走行距離 535km
燃費データは①25.5km/l (212.5km・8.3l)
        ②26.8km/l (208.6km・7.8l)
        ③21.4km/l (114.1km・5.3l)
トータル平均で 24.9km/lという燃費優等生ぶり。

カッパの入ったウェストバックのせいで、いつもより腰が疲れましたが、翌日午後にはほぼ回復。
友人たちとの再会と、こちらもほぼ3年ぶり、500kmオーバーの日帰りツーリングも楽しめた一日になりました。


皆さん、また会いましょう!!

0810 猛暑日・美山散歩

ゆっくりblogを更新する間もなく、2ヶ月も間が空いてしまった。
いや、日々の雑記的な記事のAmebaブログは更新してる。
sportに乗れてない分、自分の中でバイクblogと位置付けてる、こちらの記事のネタがなかった。
難しいこと言わずに、blogも一本化してしまえばいいのだが。


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すっかり古新聞になったのだけれど、記事のタイトル通り、今月10日、美山まで走ってきた。

7月は、夏用のグローブを探して、市内をぶらっとしか乗れなかった。ちゃんと?走るのは6.4に一会庵~美山を走って以来になる。
今年は8.24のGooBikeの【→集結←】に行きたいから、この辺で真夏の長距離のウォームアップもしとかないとね('-^ )v

朝はいつもより少しゆっくりして、9:30過ぎ(だったと思う)に出撃。
コースは、この時と全く同じ。




加茂街道~静原バイパス~鞍馬街道へ。
以前の記事でも書いているが、貴船神社の手前、叡電の線路下を越えたあたりから気温が低くなるのをこの日も感じる。



130515撮影


8月に入ったからか、鞍馬寺の前は観光らしき歩行者、車問わず多い。これじゃ、バイクといえど写真撮るのはムリだね。
そのままsportを停めることなく花背峠に向かう。



130515撮影


北山杉の並び立つ峠に入ってしばらくは快調に?走っていたのだが、「花背交流の森」へ向かう貸切バス3台に捉まってしまった。
花背峠は道幅は狭く、勾配も急なヘアピンが多いから、安全にパスできるところまでは待つしかない。まぁしょうがない。3台のバスと、明らかにこうした道には不慣れそうな乗用車を何台か、左手を上げて挨拶をしながら抜いた。

ちょっとおいしいところで我慢を強いられた(笑)花背だったが、府38に入る頃からマイペースで走れるようになった。
sportに少しばかり鞭を入れる。
佐々里峠は、sportに乗り始めたころは苦手で、「できれば走りたくない」くらいに思っていたのだが、最近はそうでもない。
僕のsportは、ルックスだけでなく乗り味にも僕の好みに合うように、いろんなところにカスタムを加えてきたが、いずれ詳しく書こうと思うが、その効果はちゃんと出てるように思える。
とは言っても、sportはsportだし、乗り手が特に上手くなった訳じゃないから、あくまで一人でマイペースで走っている範囲の事だが(苦笑)

こういう曲がりくねったアップダウンのある峠を走るときは、シートの前の方に座る感じに加え、上体(頭の位置?)の上下を意識して大きめにすると気持ちよく曲がれるようだ。
佐々里峠を抜け、かやぶきの里をスルーし、いつもの“試乗会コース”へ・・・
この日も、上手く曲がれたコーナー、どうにもアクセルoffが長すぎて納得できなかったコーナー、両方あったが、楽しく走れた。
こんな具合で、今回も美山の道の駅まで写真は撮れなかった。



道の駅「美山ふれあい広場」で休憩


休憩していると、1台のミニパトが道の駅に入ってきて、お巡りさんが話しかけてきた。
「白バイ隊がもうすぐ来ますので、興味があったら見て下さい」
???
「交通安全と事故防止のキャンペーンで、世界の珍しい白バイや、府警の白バイ隊で、道の駅や府道を回ってるんです」
とのこと。

待つこと10数分

現役VFR3台にゴールドウィング、CHiPsレプリカ2台とBMW2台。
キャラバン隊と聞いて期待したより寂しくはあったのだが…


白バイ隊のおねいさん女性隊員のお2人は、かわいく、優しいお姉さんだった(*^.^*)


が、やはり普段は会いたくない^^;



昔に見た「白バイ野郎ジョン&パンチ」の“CHiPs”仕様のZ1000。
テーマ曲を思い出す。1/12プラモも作ったなぁ


思いのほか、道の駅に長居してしまった。
帰路はいつも通り、R162周山街道をゆっくり流して帰ってきた。

帰りに最寄りの四条のShellで給油。
いつものように拭くピカをさせてもらったが、滝のような汗をブルブルかいた。軽い頭痛とともに気分が悪くなってきてしまった。
熱中症か?走ってる時や道の駅の休憩中は何ともなかったのだが…。 
これは、長距離の時は気をつけなくては。
(blogを書いてる今日は、ちょっと蒸すけど、だいぶマシになりました)

この日の走行距離 134km、燃費データは8.2ℓ・19.6km/lでした。



2013年6月17日月曜日

0604 波之丹州・蕎麦ツーリング

6月ツーリングの備忘録。
もう2週間も経ってしまったが、6/4(火)、篠山まで行ってきた。

そろそろ「また行きたいなぁ」という気持ちがムクムクと来ていたのに加えて、友人達が行ってきたのをSNSで見ていて、行きたい気持ちにいよいよ火が点いた。
行くのなら、本格的に猛暑がやってくる前のほうがいぃ。

今月の初めには、1日働いては1日休みというのが数日続いた後、普段の仕事に加えて4時起き~終電帰宅の仕事が入っていたから、体調を整えておくこともあって、いつもより1時間ほどゆっくり寝ておくことにした。そう遠いところまで行くわけじゃないから、それで十分。
朝はゆっくり過ごして、10:30遅めの出撃。

向かう先は「一会庵」。

周りのクルマの流れに合わせて、R9を西に向かう。
千代原口トンネルや京都縦貫と名神との接続など、ここ10年くらい続いていた大きな工事は一段落した格好なのだが、効果のほどはどうなんだろうね。沓掛~老ノ坂峠あたりが走りやすくなってくれると嬉しいのだけれど。
この日は老ノ坂を気持ちよく走ることができた。

亀岡の市街地が近づくにつれ、「篠」~「加塚」までは、曜日、時間帯を問わず、なぜか混む。
R9のこの区間は幅員も広くないので、2t車でもいればスクーターでもすり抜けは難しい。まして僕のsportはバーエンドミラー。混雑のクルマに合わせ、ゆっくり進む。
「加塚」を左に曲がり、京都縦貫道の高架下を右に曲がれば、R372の快走路に入っていく。




トラックも走っているが、交通量はそう多くない。広域農道の風情。
先日、竹田城址~篠山~美山を回ったツーリングでも通った道だが、亀岡~るり渓~天引峠に至る区間は久しぶりだ。アクセルを開けたがる右手をぐっと抑える。




篠山市街に入ったあとは、篠山城址を目印に進み、県道を少しだけ東に戻れば目的地である。
京都市内から約60km。




12:00 到着





前に来たのは2010年2月。ずいぶんご無沙汰してしまった。この時、僕のsportは、まだ右2本出しのノーマルのマフラーだ。


photo 2010.2.23


3年ぶりとなってしまったが、古い庄屋屋敷をそのまま使ったお店の佇まいは、まったく変わっていなかった。


ここでライディングブーツを脱いで、奥の囲炉裏端へ


蕎麦茶と蕎麦チップスが供されて、待つこと数分


「そば切り」だ。

ここの蕎麦は石臼で挽いているとのこと。蕎麦はほんのり緑がかった色をしていて、実の薄皮?が少し残っている。
山葵や葱などの薬味は出てこない。
少し堅めに〆た蕎麦を、最初の数口は出汁にもつけず、そのまま食する。
蕎麦の香り、蕎麦そのものの味ってのはこういうものなんだ、と教えてくれる風味、味だ。しかもその風味は強すぎることはない。

品書きに「当店は蕎麦屋なのであたたかいそばは出してません」というような文言が書いてあったと思う。薬味も出さないことと言い、こだわりようが凄い。
もとより品書きには、この「そば切り」と「そばがき」、「そばがきぜんざい」とビール、酒しか書いていない。そんな蕎麦屋なんて、と思う人は、最初から行かないほうがいぃ。そんな店だ。

そば切りの素朴な味を楽しんだ後は、先に出されていた蕎麦茶と蕎麦チップで、しばしまったりと過ごす。


市街地から少し離れ、田畑の中にぽつんと佇むこの店では、季節の鳥の鳴き声と風の音、時折近くの田畑から聞こえる農機具の音しかない。
他の客も数組いたが、場もわきまえずに大声でしゃべり合うような“お子様”もいない。
そんな中、スマホのカメラでこうして写真を撮っているのだが、そうやってデジタル機器を使っている事が無粋に思えてしまった。
けっして長い時間ではないが、いぃ時間を“ゆっくり”過ごせた。

さぁ。今度はsportとの対話を楽しむ事にしよう。


「一会庵」を後にして、県道701号線を東に向かう。篠山川をはさんで、R372とほぼ並行して走る。
R173~R9へ。このパートは先日通ったのと同じだ。
篠山から「道の駅 瑞穂の里さらびき」へ向かうこの道もまた快走路だ。
だが、あまり走ったことのないこの道。取り締まりなどはご免だ。sportの空冷Lツインには鼻歌まじりくらいに歌ってもらって、流す。
とはいえ、だらっと漫然と走るのはもったいない。コーナーの度、荷重移動の準備と進入速度の調整、抜重~旋回、加速という一連のプロセスをきちっとやるように心掛ける。
これだけで、目的地までの移動が、ただの移動からライディングを楽しむ行為に変わる。そうそう飛ばさなくても。

R9を少しだけ走り、丹波マーケスの所から府80に入る。日吉ダム近くを経由して美山方面へ向かうルートだ。
府80~府19~R162へ。周りの流れに気をつけながら、ところどころsportに鞭を入れてみる。
IN側に腰を落とす練習をしてみるが、リアから荷重が抜けないように、ってところがなかなか難しい。だから面白いんだけど。
「美山ふれあい広場」がすぐそこだったが、もう少し走りたくて、「道の駅 名田庄」まで足を伸ばした。

休憩中

途中から前を走っていた(追い付いてしまった)ZRXとW800(650?)もここに入った。
先行するZRXがWを引っ張っていたので男女ペアかと思っていたが、2人とも女性だった。
他にもGOLD WINGが先客としていたり、NC700Xや他にも数台のバイクが出入りしたが、話はしなかった。


ここの若葉は、街中で見るより半月~1ヵ月分くらい若々しかった。葉っぱの先にある赤いのは楓の花?実?。竹トンボのように飛んで行くんだったかな。だから木に風と書くのかな。思わずパシャ。空の青が白く飛んでしまった^^; でも今年は多くの新緑を撮った。

帰路に着く。赤橋には寄ることにしよう。

少し先に出た4気筒に追い付いた。出た時は車種は見なかったのだが、ZX14Rだった。
僕が追い付くのに合わせて、ペースを上げたようだった。
ならば、少し車間は取って、引っ張ってもらうことにしよう。期せずして「美山ふれあい広場」までの約20kmのランデブーとなった。

それにしても、1400ccもあると、立ち上がり加速が全然違う。速い。決して向こうはワイドオープンにしてる訳ではなさそうだが、アクセルONからのスピードの乗りが全然違う。
バンク中の安定感も全然違う。
ブレーキリリースから抜重。バイクがバンクを始めてから、ずーっと、べたーっと寝ている。
傾いている時間が長い。その間、ずっと、どっしり。
RIDERS CLUB等、ずっと読んできて知っていることだが、あらためて見ると、やっぱりエンジン形式や車種によってバイクの動きって違うんだなぁ、と言うのを実感する。

DUCATIは2気筒。
同じようなペースで走っていても、ブレーキングを始めるポイントは僕の方が遅い。車重が100kg違うのだから当然だ。同じポイントで同じようにブレーキをかけたら、僕のは曲がり始めがとんでもなく手前に来てしまう。
また、ZX14Rがずーっとバンクしてる間、僕のsportは既にバンクを終えて、加速できる態勢に入っている。曲がり具合の深いコーナーでは、向き変えを複数回行っている。

逆にいえば、他のバイクと一緒に走った時、漫然と同じようなブレーキ、同じようなバンクになっていくことになれば、それは自分のリズムが狂ってきているのかも知れない、と言う事だ。
STに乗っていた先輩ライダーが、STを評して「(自分との)相性はいいと思うが、気を緩めると痛い目に会いそうなので、真剣だった」と自身のblogに綴ってらっしゃったが、まさにそうだ。

先行車の動きに流されずに、その時その時のコーナーを判断しながら、sportと曲がるスピードやタイミングを計っていく。
楽しい20kmだった。

「美山ふれあい広場」に着いて、ZX14Rのライダーさん(30代後半くらいか)と少し言葉を交わした。
引っ張ってもらって、楽しく走れたお礼を言った。
「ときどきミラーで見て、曲がりの楽しそうなバイクだなぁと思いました」と言われた。えぇ。その通りですとも^^


楽しく走った後の「美山牛乳ジェラート」は、いつもながら一段と美味しい

この後は、いつものようにクールダウンしながらR162を下る。自宅近くに着くころには、TRIPは240kmくらいになりそうだが、給油なしで行けそうだ。

自宅にほど近い、いつものshellで給油と拭くピカを済ませて、17:00 帰宅。



この日の走行距離 214km。燃費データは22.06km/l 相変わらず優秀な燃費だ。

旨い蕎麦を食べに行ったツーリングは、走る方でも大満足だった。
楽しい一日だった。

2013年6月4日火曜日

MOTO GUZZI

前記事に書いた友人。
新しい相棒は、MOTO GUZZI V7 Special !!


永年にわたって共に走り続けた kawasaki GPZ1100とのお別れは、単に感傷という言葉では表すことのできないものであった事でしょう。まさに万感の想いを込めてのさよならだったと思います。
そして、永年の走りの感覚や、バイクで走ることからくる周りのすべてのものへの嗅覚は、この新しい相棒との旅に引き継がれていくのですね。
形を変えていくもの、変わらないもの…
またblogに書いて下さるのを楽しみにしています。


樹生さん、新しい相棒、おめでとうございます!!
そして、こんにちは。V7special


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タイトルに掲げた「MOTO GUZZI」

正直、これまであまりファナティックな思いを持ったことはなかった。
自分が乗りたい所有したいと思うバイクとは、違うところにいるバイクという印象だったから。

でも好きである。
意識するようになったのは、SS400に乗るようになってから。
やはりDUCATIと同じイタリアのバイクだからかな。

1年ほど前から「pinterest」という、WEBサイト等に上がっているお気に入りの写真を、自分のピンボードに貼り付けていくイメージのSNSがある。
これを始めてからというもの、気に入った写真を見つけては自分のボードに貼ってるのだが、バイクのphotoの中で、かなりのウェイトを占めている。





 photo from "racingcafe.blogspot.com"

これは一番最近見つけたGUZZIのphoto。モデルも最近のもの。
素人なので、見た目で年式等は分らないが、赤いロングタンクがかっこいい。思い切り上体を伏せて、飛ばしてみたい^^




 photo from "itmeansmoto.tumblr.com"

'70s~'80sのracer。
こんなバイクと言えば、

この Mike Hailwoodが駆ったDUCATIがあまりにも有名なのだが、かっこよさではこちらも負けていない。
そもそも、バイクメーカーとしての歴史は、DUCATIなどより数十年も古いのだ。





photo from "flickr.com" by vanilla leech

このカッコよさは、縦置V型2気筒のMOTO GUZZIならでは。さすがにDUCATIにも真似できない(笑)





photo from "angellissa.tumblr.com"

素敵な女性も似合う。
白いV7 classic。「BLANCA」だ。
写真の女性は外人さんだが、僕は“函崎詩文さん”は、こんな感じだと勝手に想像している。
※ 函崎詩文さん ; 樹生和人さんの旧blog「聖地巡礼-バイクライディングin北海道-」の中、ツーリングストーリー「函崎さんからの手紙」や「風のV7」「デュオ」等に登場する架空の女性


こうしてみると、本当に美しいバイクだなぁ、と思う。

一度、850Le Mans の方とツーリングをご一緒させていただいて、駐車場でちょっとだけ乗させていただいた事もあったなぁ。
ナロウなタイヤ+縦置エンジンのおかげなのか、リーンがとても軽かったのが印象に残っている。


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さてさて、MOTO GUZZI V7、いったいどんなバイクなのか。
バイクの素性や乗り味。どんな景色を見せてくれるバイクなのか。
新しい相棒と一緒に、樹生さんはどんな景色を見て、どんなことを感じるのだろう。

樹生さんのblogがまた楽しみである。


そういえば

MOTO GUZZI V7。
現代の技術・デザインでクラシックな雰囲気を打ち出したバイクとして「NEO CLASSIC」というジャンルらしいが…

僕のsportのデザイン的なライバルはこれしかない、と、思っていたのがV7なのですよ。




上のV7classicは、2010年モデル。下のsport1000は、2003年 TOKYO MOTORSHOWのもの

タンク横のふくらみの持たせ方など、似てるなぁと思ったら、デザイナーは両方ともピエール・テルブランチ氏なのだ。





重ねてとなりますが、

樹生さん、新しい相棒、おめでとうございます!!
いつの日にか、V7とsport、轡を並べましょう^^