2018年10月30日火曜日

2018 秋(1028 ショートツーリング)

誰かと話していて とか、バイク仲間のblog やSNS の投稿を見て、無性に同じ食べ物が食べたくなったり、何かを思い出したように景色を訪ねてみたくなったり、走りに出たくなる時がある。

兵庫県にお住いのW650に乗る方のblog をフォローさせてもらっているのだが、ある投稿を拝見して、長らくバイクでは走っていなかった快走路を訪ねてみたくなっていた。


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1028(日)
日頃の疲れが今ひとつ抜けず、朝の時間をだらだらと過ごしてしまった。
10:30を過ぎて、ようやく出かける気持ちにスイッチが入る。




11:40過ぎ、ようやく始動



この日訪ねてみたい場所、というか走りたい道は決まっていた。







地図右下、道の駅から少し先を左に入る、福井県道16号線〜府道1号線。
約50km近くほとんど信号もない快走路で、好きなルートの一つ。
この数年、クルマで何度か走っているが、sport とは走っていなかった道路だ。

美山を通るR162からアプローチするが、”いつものコース”は1周を軽く流すだけにして「道の駅名田庄」に向かう。
ヘルメットにぶつかった虫の所為でシールドが汚れてしまった。トイレも兼ねて、少し早めの一休み。
ここまでで70km少し。


13:15頃 道の駅名田庄にて。
ツーリング日和。他にも20台くらいのバイクがいた。


ここまで日曜にしてはクルマも比較的少なく、気持ちの良いペースで走ることができた。
(取り締まりに注意しながらのペースではあったけれど)
秋の風景と合わせて、県道の区間が楽しみ。

R162を左に折れ、県16に入っていく。



R162から県16に入った入り口付近で。
これから広がる里山の秋の景色が楽しみになる。



約10km、ほんの数台ずつのバイク、クルマとしかすれ違わず、先行車もなし。
貸切?のような山間路で、自然にペースが上がる。自重自重。
目を三角に飛ばすのではなく、さらっと。
軽くブレーキを当てる。L-twin の身軽さを確認するように、素早くバンク。
高めのギアで低い回転からグッとアクセルON、バイクを寝かせる時間を短くするイメージ。
これを何度となく繰り返す。

石山坂峠の終わりに


ループ橋がお出迎え(笑)


先の地図で、県道16号線の丸いマークが入っているのがこのポイント。
sport でこんなに長い時間バイクを寝かせたまま曲がり込むコーナーなんてそうそうないので、ちょっと新鮮。



下から見上げてみた(笑)

同じところばかり走っていることが多い僕のblog には珍しい写真だね(自爆)


ループ橋を降り、府道(県道)1号線に突き当たる。左に折れ山間を抜けて綾部市・南丹市方面へ。
16号線を直進しても、1号線を反対の右に折れても、少し走れば、和田浜や高浜、三松といった若狭の海岸に出る。
朝ぐずぐずした所為で、ちょっと勿体無いことをした。

それでも



十分に満足な里の秋の景色。
クリックして大きな画像でご覧いただけると嬉しいです。



秋の陽光にススキの穂が銀色に輝いて






色づき始めた木々。陽の光と影のコントラスト。







刈り取られた稲の香り。畑では枝豆だろうか、収穫の作業中






こんな景色達を眺めながら、立ち止まりながら、40km。
ビュンと走っては、立ち止まって。
心地よい陽光と秋の風。ついついペースも上がりがち。。。だったのだろうか。途中、先行車から譲られること数回。
おかげで気持ちよく走れました。ありがとう!!


綾部市で快走の府1からR27へ。
ワインレッドのBMW740i の後ろに付いた。
そういえばこのクルマ、美山でも前にいたし、僕が”いつものコース”をぐるっと回ってる間に先行したのだろう、名田庄の道の駅にもいたぞ。

年式はちょっと古めだが、BMWのトップレンジのスポーツサルーン。ドライバーは年配の男性で、1人のようだ。
同じようなコース辿ってるところ見ると、クルマとバイクの違いこそあれ、「きっと同じだ」と親近感を感じた。

BMWの後ろを離れて、府道12号に入る。
ここも最近ご無沙汰だったが、由良川 / 大野ダムを眺めながらの快走路である。
途中、色づいた木々に引き込まれるように。
素通りするのはsport に悪い?似合う景色だからね。



大野ダム脇の公園にて


ここからすぐのところにある、大原神社・大ケヤキのご神木と。



sport とこのご神木の対面は、'09年5月以来だと思う。


ここまでの大まかなルート。
秋の景色はキラキラ輝いていて、色合いも豊かで優しい。ついつい写真のために立ち止まることも多くなる。






時間は15:00 を過ぎた。
暗くなる前には帰りたいから、寄り道はできないな。

なるべく気持ちよく走れるパートが多いルートをと、美山の道の駅は避けて府道19号から府道78号へと抜ける。
あとで地図を掲げるが、”いつものコース”との位置関係も見ていただけると思う。

それにしても、15:30ともなると、陽の傾きをはっきり感じられるようになってきた。
季節は晩秋に向けて進んでいる。




府78 日吉町佐々江付近にて。


ところどころ、紅葉が色づき始めている。
普段は走る方に集中してやり過ごすことの多い場所なのだが、空の色と紅葉の赤が美しくて、つい停まってしまう。今日はそんな日だ。

この辺りは、もういつもの帰り道。
R162 は先行車のペースに合わせてクールダウンなのだが、楽しかったツーリングの締めにと、「京見峠」へ。
時々通っているルートなのだけれど、幅員の狭い道+ブラインドが多い。さらに後半は急勾配だから、今まで写真のために停まった事はあまりなかったように思う。



京見峠を下る。


杉の木越しに



京都の街並みが窺える。この写真はsport に跨ったまま撮ってみた。


先日友人と「この景色ってまだ見えるの?」と話していた。
学生の頃に知った道なのだが、当時はこの杉の木も若く、市内ももっと綺麗に見渡せたように思う。
夜景を見に何度か来たなぁ。
「うん。杉の木の隙間からだけど、見えますよ」と答えを返したのが、この景色だ。
ここまで帰って来れば、峠を降りればすぐ京都の街。



R27〜府12が重複しているが、帰路のルート。
距離と時間の表示がされているが、その真下が”いつものコース”
小さな地図だが、京見峠の市内との位置関係もお分りいただけるのではないだろうか。



16:40 自宅最寄りのshell に到着。
給油と洗車をさせていただいて




17:30 帰宅
この時間で、この黄昏感


給油&洗車の時間があるから、5時間のショートツーリング。
快走の県道・府道を繋いで、午後半日楽しく走ることができた。
おまけに秋の里山の景色もたっぷりと。

たまには?美山以外のところも走るんだよ(自爆)と。
それにしても、秋になるとsport の写真が増えるね。

この日の走行距離 208km、燃費データは 21.9km/l


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