2015年7月30日木曜日

2009リバイバル 0725・26新潟ツーリング①

【→集結←】まであと1ヶ月…
と思ったとたんに、いろんな予定がいっぺんに、、、
あっという間の当日になりそうです。自分の旅程も立てないとね~


7月25日(土)
本格的に降り始めた雨の中、カスノMCのストアツーリングの皆さんと別れ、
R27~R8から北陸道・福井ICを目指します。





CASNOさんツーリングの一コマ「くつき新本陣」にて。

幸い、福井市内に入る前に雨は止み、カッパを脱いで鯖江で最初の給油。

この辺りは、やんちゃ丸さんのお膝元。お昼でもご一緒できればよかったのですが、
そこまでの余裕はなさそう

13:00 福井IC から北陸道へ




幼いころ、父の運転するクルマの助手席に座って、母の実家がある富山に出かけるのが楽しみだった僕には、なじみの道路

ここから、最初の目的地、新潟・米山ICまでは約290km。
休憩取りながらだと、到着は16:30頃か…

石川県に入り、金津、加賀、小松、お気に入りのPA徳光、金沢・・・なじみある地名を通り過ぎ、
不動寺PAで軽い食事

この時点では疲れもほとんどなし。先を急ぎましょう。

不動寺を出るとほどなく富山県。

ところどころで、路面が濡れ、雨滴がヘルメットのシールドを濡らしますが、カッパを着るにはいたらず。
一時は水気を絞らなきゃいけないほど、びしょびしょになったグローブも、いつの間にか、すっかり乾いています。

立山連峰を右手に見て、新潟との県境が近づいてきます。
有磯海PAで給油のためショートストップ。
時計は15:00過ぎ。米山までは140kmです。およそ思惑の通り。

途中、大きな昆虫(蛾?)がヘルメット・シールド正面に激突し、「ヘルメットがなければ即死だった・・・」なんて一人ガンダムごっこ
…なんて、場合ではありません。前が見えん
想定外のストップを強いられたりしながら、米山IC到着~

16:50 柏崎入りです
まーしーさんから、連絡を受けていたので「日本海フィッシャーマンズケープ」はスルー。
夕方の混雑が始まったR8からR116へ。海岸線を目指すころには市街を抜け、順調に流れます。
R352から「道の駅・越後出雲崎 天領の里」へ

17:50 到着







この時点では、まだ分厚い雲が海を覆っていたのですが・・・

R402・出雲崎の海岸線沿いに走る…


18:21








そして…
18:49 間瀬の海岸線に差し掛かったころ…


まさに奇跡のような夕陽。


写真を撮ってるほんの数分の間に夜の帳が。


まーしーさんや樹生さん達は新潟の港でこの景色を見ているだろうか…


一緒に走りながら、この風景に浸ることはできなかったけれど、
不思議な連帯感というか安心感というか、満ち足りた気持ち。


さぁ。あとはもう一度給油して、、、


20:00 樹生さんや、友人たちがここにいる。




sport 、1日ご苦労様
この日の走行距離 580km

2015年7月29日水曜日

2008リバイバル 1004試乗会後記

いろいろと忙しかった1ヶ月。

とうとう、10月4日にあった「DUCATI KYOTO 美山大試乗会」以来、バイクには乗れずに終わってしまいました…




ですが、1台/10分強とはいえ、いろんな濃い~バイク達に乗れた経験は、かなり強烈だったわけでして、1ヶ月近く経った今も、感覚が残っていたりするのです。



ファーストコンタクト や最初のツーリングでは、『素直』と感じた、sport1000のハンドリング…





事故から復活の後、約2,500kmを走って、『もうちょっと、深いとこまで乗り込みたい』と思ってきたこの頃。
座るところや腰の位置、頭の高さ、肘の曲がり具合や、肩の入れ方、いろいろやってみるのですが、どうも、低速のヘアピンのようなコーナーが、うまく、納得いくように曲がれません。
下りのタイトコーナーなんか、もうぼろぼろです。

いや、ほんとに乗ってて、楽しいバイクなのです。sport1000。。。
でも、もっとうまくなれば、もっと楽しいんじゃないかと・・・








どうしたら、もっと気持ちよく曲がれるようになるのかな?
速さを求めているわけではないですが、それでも、「他の人においていかれるのは、いや」というのは正直なところです。
もっと、自分で納得したいわけです。

たま~に、「今の良かったんちゃう?」というのはあるんですが。

そんなときの試乗会。「他のに乗ったら、どうなんやろ」で乗ってみたら…
もう、目からうろこがどばどば落ちましたよ。

それが、この記事の、
「僕のsport1000のハンドリングを、1098みたいにして下さいっ!!」

photo by やんちゃ丸さん

そして、先日、DUCATI KYOTOのストアに行って、スタッフの皆さんや、常連のお客さんたちと、いっぱい喋って・・・

①自分の腕をもっと上げる。
腕に力はいっているんですね。自分では力抜こうと意識してるのに、まだまだなわけです。
バイクのセルフステアを妨げてたのが、Monsterに乗ってみてよく分かりました。
腰の位置や、荷重移動ももっときちんとやんないと。。。
歳も食ったけど、バイクライフはまだまだこれから。バイクライディングは奥が深い。

②バイクをもっと自分に近づける
低速の下りが一番・・・という話で、ストアのAさんからのアドバイス。
リアサスの調整機能を使って、プリロードを少し抜いてみては?と。

現実、僕が小柄なせいか、跨っただけでは、リアサス、びくともしません。
いや「び」位しか沈みません。ノーマルはやはり硬い?
ドゥカはリアで曲がるバイクだと思うので、実際タイトコーナーをうまく回れたときは一輪車に乗っているような感覚です。
ある程度スピードが乗るコーナーではスピードが荷重に変わる分、サスが沈んで、これが地面を蹴飛ばす感覚につながって、気持ちよく曲がれるように思うのですが、低速では・・・

これは効きそうっ!! 今度調整してもらおうっと。

ここから先は、限りない、いけない妄想の世界

②バイクをもっと自分に近づける編

●リアサスを調整したら「今度はフロントも調整可能なやつに・・・」とか、
「Fとバランスとって、リアも、もっといいのに…」とか…

ステップをもう少しだけ、前、もう少しだけ上くらいに
これは試乗した感想から。もともと、シート高が高いので、少し上げたほうが、体重移動がしやすそう。
そして、先回の試乗車にはAELLAのステップが装着されてたのですが、あれがまた良いのです。
滑り止め加工が深いことも要因の一つだと思いますが、足の裏に引っ付いて離れない感じが・・・

ハンドルをもう少しだけ手前に
ステップやハンドル位置は、ほんの2~3㎝のことだ思うんです。でもこの違いがすごく大きそう。

内圧コントロールバルブ
エンジンの扱いやすさが、格段に上がります…。と思います。
試乗した基本同じエンジンのS2R1000のエンブレは、400?位に感じました。
もっと乗り込んでノーマルとの違いを体感してみたいです。

さらに妄想が続きます

③SPORT1000特有の癖を克服する編

sport1000で、タイトコーナーをもっと早く曲がりたい、と言うと、いろんな人から「それをスポクラに求めちゃ、だめ」と・・・
大きな要因が、ホイール&タイヤにある?

ホイールを「マグ」など軽いやつに換えちゃう
ホイールはリムはアルミですが、鉄のスポーク。
これが、現在のSSに慣れた人からすると、相当に重いのだとか・・・
いわゆる慣性で、バイクを寝かそうとアクションしても、ホイールが真っ直ぐ=立ったままの状態を保とうとする力が強い…、なるほど。。。
確かに、タイトコーナーで苦しんでいるとき、前後長の長いバイクを扱っているような感じがしていました。
後で、スペック表見て、Monsterや1098、hypermotardより、ホイールベースが短いというのが「うそ~」という感じ。。。
う~ん。。。
でも、あのスポークホイールはsport1000のアイデンティティの一つのような気もするし・・・
ホイールに加工をして、チューブレス使用にしてしまうという手もありますね。
ハイグリップタイヤを履くことよりも、軽量化が目的。

もうここまできたら・・・さらに妄想がエスカレート

④更なる軽量化

マフラーの交換
今のままで十分のような気もしますが、こうなりゃ、やります???チタンフルエキ30諭吉
あ、でかい音させたいわけではないので、もちろん車検対応です。

クラッチカバー穴あけ
ドゥカ乗りの人には、定番となりつつあるカスタムですが、やっちゃう!?

いや~DUCATI KYOTOさんの上得意様になれそうですよ…


最初から1098買えば??? 
それもちょっと違うんだなぁ



悩みつつ、秋の夜長の妄想は続くわけです^^

2008リバイバル 1004試乗会④

今まで、何度か試乗会は行きましたが、
いずれも街中 。
今回のようにワインディングを走らせてもらったのは、初めて。

お天気も快晴、試乗車もスーパースター級が多数参加とあって、こんなに楽しい試乗会も初めてです。



ユウさんが用事で先に帰り、お昼でやんちゃ丸さんとお別れ。
またツーリング、OFF会なんかでお会いしましょうね。ご一緒できて、楽しかったです。

さて、お昼を過ぎて BRUTALE に乗り、もう1台乗ったバイクがあります
それが、こちら。

Hypermotard 1100S

MYすぽ1000の1000ccLツインを少しだけ排気量アップしたエンジンを積むバイク。
最初に乗ったMonster S2Rとともに、「エンジン同じだけど、sport1000とどう違う?」
という疑問から、乗りたかったバイクなのです。

もう、MV AGUSTAに乗った後なので、気が大きくなっちゃって、「何でも来い~的になってしまってますね^^;;

慣れないOFF車のポジションには要注意ですが、走り出しには何の不安もなし。
さて、最初の九十九折。
こんなバイクを楽しむには…
「気分は、MOTARDレーサー」あ、あくまで気分だけですよ
ぐっとIN側の肩を入れ、内側の足を前の方に、突き出すような感じ(あくまでも感じ)で、
小さく曲がるように意識すると…

↑ RIDERS CLUB '07 8月号 より
あはは~~(≧▽≦)
曲がる曲がる!!楽しすぎます。「欲しぃ~~、これ」
扱いやすいエンジンは、美味しい中速域を目一杯楽しめますよ。(内圧コントロールバルブの効果かな?)
後半の大きなコーナーではリーンウィズでタンクを軽くホールドしながら回って、空冷ツインの立ち上がりを楽しみます。
こんなスタイルですから足つきは×ですが、リッターにしては軽量な車体、機動性はすばらしいです。

と言っておきながら、変ですが、このバイクの第一義はやはりDUCATIであることだと感じました。
名前はHypermotardですが、競技やそれに近い楽しみ方をされる方には???のような気がします。

MOTARDというスポーツをモチーフにした、ドゥカのロードバイクなのかな、というのが偽らざる感想。


10月4日 私的なまとめ



今回叶いませんでしたが、時間があればぜひ乗りたかったのが、1098S

2番目に乗った、素の1098とどう違うのか、知りたかったのですが…
前々記事にやんちゃ丸さんのコメントにありましたように、僕が乗った後、電気系のトラブルで、1098のエンジンが回らなくなってしまいました
心配でスタッフの方に聞きましたが、僕のせいではなかったようで「ほっ」
ですが、その分Sが2台分の人気を独占し、この日、もう一つ用事のあった僕は断念しました
また、いつか乗り比べてみたいものです。

ということで、この日、乗らせていただいたバイク達
Monster S2R 1000
1098
MV AGUSTA F4-1000 R312
MV AGUSTA BRUTALE 910S
Hypermotard 1100S

これらに乗ってみての感想。
「僕のSPORT1000のハンドリングを、1098みたいにして下さいっ!!
Hypermotard、1台下さいっ!!」


1098のハンドリングや、バイクの動きは衝撃でした。
バイク全体のパフォーマンスが凄すぎるのと、のんびり風景を楽しんだりするツーリングをするには尖り度が強いので、そこのところは、sport1000購入のときに考えました。
ですが、このバイクのハンドリングは、DUCATIスポーツバイクの動きはこうあるべき
という、非常に高い基準をみせてくれたような気がします

Monsterは、非常にフレンドリーで幅広いパフォーマンスを見せてくれます。
間違いなく、今の僕の技量、バイクとの接し方からするとベストチョイスでしょう。
でも、もうちょっと背伸びしたいんですよね~。え、S4R?乗ってないので、また今度。

Hypermotard、先述の通り、もう楽しすぎです。
道を選ばず、普段乗りから、くねくね道、オプションのバッグ類を駆使すればロングツーリングまでこなせそう。
Multistrada と乗り比べてみたいものです。 これもまた次の機会に

14:20 もっと乗りたかったのですが、スタッフの方にお礼を言い、後ろ髪引かれる思いで、次の用事のため、帰路に。
ほんとに楽しい試乗会でした^^

そうそう。
お昼休みに空いた約小1時間、sport で、今回の試乗コースを3周。




何かヒントは見つかったかな? って一日なのでした。

この日の sport の走行距離 128km。

2008リバイバル 1004試乗会③

快晴の中の試乗会もスタートから約1時間、お客さんがどんどん増えてきました。
受付No.も70を越え…大盛況です。




1周12km位のルートを15分弱で走ります。1時間で3ラウンド。





約20台の試乗車ですが、これと決めたバイクに乗ろうとすると、1Rか2R分のインターバルが必要になってきました。

なので少し休んで、先にやんちゃ丸さんが乗った、これ↓をご指名。



MV AGUSTA F4-1000 R312  ひえ~(^^;

Rの後ろの312はTOP SPEEDにちなんだ数字。
ついでに車両価格も300です。
乗ってみたい、と憧れはありましたが、腰が引けてましたが、先にやんちゃ丸さんが乗ってくれたことと、1098に乗ったことで、キレちゃいました。



お昼休みを挟んで、BRUTALE 910Sにも乗ることができましたので、合わせて。

もう、世界最高のバイクですよ。
これより上といったら、ほんとに数えるくらいの限られたモデルしかありません。


↓ photo byやんちゃ丸さん


跨った感じは…
F4は見た目の通り(苦笑)
国産SSよりも若干腰高というところでしょう。自然だと思います。

シートは試乗車はやや使い込んだ感じで、ジーンズでは結構滑ります。
でも、これはあとで気づいたのですが、タンクなどによるホールドが自然にできるので、前後に滑る感じはしませんでした。
むしろ「左右に動きなさい」ということかな。

スターターボタンを押しますが、クラッチ握らないとセル、回りません。

排気音…
同じ4気筒でも国産と違う。もっと、乾いた感じとでも言うのでしょうか。
エンジン開発に関わってるなんて薀蓄を別にしても、Ferrari なんかと似た音質。

走り出してみると、アイドリング+くらいからちゃんと動き出してくれて、発進に気を使わなくていいのは一緒。

ですが、低回転域から、「Ferrariみたいな音」ですよ。
回転数の上限が7,500とされていたので、TOP ENDでどんななのかは分かりませんが、4,000rpmも回れば、その澄んだ快音にやられてしまいます。
世界最高の4気筒、エンジンの存在感たるや…です。
これだけでも、このバイクの価値があるように思えました。

ハンドリングは…
ブレーキリリースや体重移動からのバンク、向き変えの素早さは、先に乗ったのが2気筒の1098だったのは不利かな?
かといって、ダルなわけはありません。きっかけ作りと体重移動をしっかりやれば、すいっすいっと動いてくれるんですが、素早い車体の動きにプラスして「しっとり感」のようなものを感じるのです。こんな感覚も初めて感じました。
バンク中の安定感は、マルチならではだし。

コース後半のRの大きなコーナーや直線では…ナイショです回転数リミットは守りましたよ。
ですが、もう。。。

乗る人が乗れば、癖やネガな処もあるのでしょうが、そんなことは多分、どうでもいいのでしょう。
美しい車体、パワーもさることながら、すばらしい音色のエンジン、その存在だけでも最高のロードスポーツなのだな、と感じました。

さて、BRUTALE 910Sは…

エンジンは排気量はF4より小さいですが、基本同じエンジン。
音色はF4のほうが「高音が美しそう」。でもやはり国産よりも乾いた音質は❤️

排気量は一回り小さいにもかかわらず、BRUTALEのほうが低速~中速域のトルクがありそうな感じです。
上の分を低速域に振ったのかな?

ポジションは、僕にはこれまでなじみの無かった、ハンドルが近く、幅の広い、ストリートファイタータイプです。脇が少し開く感じ。
BRUTALEはハンドルが近いというよりは、車体が短く、体の方がハンドルに近い、という印象。

コーナーではハンドルに力を入れないように注意しながら、IN側の肩をぐっと入れるようなイメージだと、くるっとよく回りますね。

今回のコース前半のような九十九折では、F4より楽しい。

あくまで僕の印象ですが、「F4のエンジンの官能を楽しむステージを別に用意しました」という感じ。
バイクを楽しむ場所が、市街地をよく走る方、峠道でもRの小さなくねくねの連続が好きな人などにはピタッと嵌ると思います。
ある意味、F4より贅沢、もう楽しすぎです。

ところで
2台の世界最高の4気筒に乗ったのですが…
なぜか、「ほ、欲すぃ~」という気持ちとちょっと違います。



理由はやはり価格のせい? 美しすぎるデザインか?官能的なエンジン音?
実際に乗ったにもかかわらず、いまいち現実感が無いというか・・・

ハリウッド映画の女優さんを目の前にしたような感じなんですよね。
見たことないのはナイショです(自爆)
見惚れてしまうのですが、お付き合いすることなんて想像つかない、というのに近いかな?


試乗会編、がんばってもう1記事、書くことにします。

2008リバイバル 1004試乗会②

京都の里山・快晴の美山で行われた 「DUCATI KYOTO 大試乗会」





やんちゃ丸さんやユウさんも、MV、MonsterS4Rを楽しんだようです。
コース回って戻って来たときの表情が、また楽しそう^^

さて、2台目に選んだのは、

1098

さっきのMonsterS2Rが楽しかったものですから、完全に調子に乗ってます。

前に乗ってたR6もレーサーライクなメーター周りでしたが、それに輪を掛けて。。。
舞い上がってる+結構乗車前は何かと忙しい ので、写真ありません

ドゥカの頭を張るフラッグシップ。真っ赤なSS。
ですが・・・

跨ってみると、ひざ下はコンパクトながら、妙にぴったり。あ、ステップキット付いてますけど。

photo by やんちゃ丸さん
SSの前傾の気にならない僕には、ベストポジションというくらいしっくり来ます。

エンジンは、アイドリングでは少しこもった唸るような感じ
AELLA製のサイレンサーが装備。フルエキだったのか、スリップオンだったのかは未確認ですが、この時点で回した時の高性能を予感させてくれます。
ドキドキしながらスタート。
ですが、発進そのものはそんなに気を使いません。



少し走ると先ほどの九十九折です。これがまた楽しいこと。

DUCATIスーパーバイクのシートは先代の999のころから、シートの上で少しの体重移動でスパッと向きが変わる「自動向き変えシート」と専門誌に評されるほどでした。
それをこの区間で実感。

スピードがそんなに出ているわけではないので、エンジンの回転数はMonsterのときと同じく3000rpm強くらいだったと思います。
それでも、ちょっとオーバーアクション気味に左右に動いてみると面白いように自然にバンクしてぴたっと決まってくれます。

後半の大きなコーナーの立ち上がりで、スロットルONと同時にお尻に伝わるリアタイヤのダッシュ感…

ある程度(ちょっとだけね)スピードを乗せた状態からのブレーキング~倒しこみの動きなどなど、ひとつひとつの動き、反応がこんなに楽しいバイクは初めて!!

エンジンも中速より上は使えませんでしたが、すごいんだろうなぁ。
4気筒並みの激しさで、回転上がりそうですよ。


photo by やんちゃ丸さん

こ・これ欲すぃ…
1周約12km、15分弱の間に、何度思ったことでしょう。

こうしたバイクとしては、まだR6の感覚を憶えています。
R6は600ながら、普段乗りやツーリングペースで、ひらひら軽いバイクではありませんでした。
その代わり、アクセルのOFF・ONやブレーキング、荷重移動などのライダーの意思に対してのダイレクト感や高回転域のパワー、甲高いエキゾーストノート…

R6も楽しかったけれど、1098、ミドルクラス並みの切れ味に排気量の余裕とパワーを上乗せ、、、
いや、国産600よりスリムな分、切れ味も上乗せの印象です。
2気筒としては、「これがスタンダード」と言っても差し支えなさそうなハンドリング。
その上、バイクそのものがなんとセクシーなのでしょう。
もう、乗って逃げたい気持ちです。



1098 はっきり言い切れます。「えぇわぁ~」

ワインディングやサーキットが楽しくて仕方がなさそうなのは、もう当然として、荷物こそ積めませんが、ツーリング+αでも、このバイク、十分楽しめると思います。
特にこのハンドリングは最高!と感じましたよ。

次回はMV2台っと…

2008リバイバル 1004試乗会①

ご一緒したやんちゃ丸さんやユウさんからはとっくに記事が上がっているのに、『なにやっとんじゃ~』と言う突込みが聞こえてきそう^^;
すみませんm(_ _)m
なかなか落ち着いてPCに向かえてなくて。。。

さて先週、(かなり強引)DUCATI KYOTOさん主催の「美山大試乗会」に行ってきたわけです。




京都市内から北西に約1時間。まさに日本の里山といった雰囲気の町です。
ほどよいワインディングも多く、すっ飛ぶ人からまったりツーリング派の人まで心地よく走れるこの付近での試乗会、プチツーがてら、楽しみにしてました。

もう一つ…

実は、ライディング的にスランプなのです
どうもヘアピンみたいな小さなコーナーをうまく、スムーズに回れません。特に下り
おっかなびっくり 、ビビリミッター全開で『あれ~へたくそになってる』(もともと下手なのは棚上げ)というこの頃、sport に打ちのめされっぱなしなのです。
違うバイクに乗ってみたら、どうなんだろう?

そんなで迎えた試乗会

10:00開始ですが、9:30過ぎに到着




試乗車がずらり…
ドゥカティだけでなく、トライアンフ、ハスクバーナ、MVアグスタまで。。。
受付を済ませ、いつもと違うバイクにうまく乗れるかドキドキ。
そんなときに、やんちゃ丸さんとユウさんと合流。




なにやら、テンション上がってたのは、そんなわけです。

朝一番の1組目は、まだお客さんも少なめ。
「MV乗りたい人、いませんか~」とかいきなりは皆避けてますね(^^;

ここから先は、ヘタレライダーの主観だらけですので“チラ裏”程度に…

試乗の1台目に選んだのはこちら。


Monster S2R 1000です

空冷LTWINの同じ心臓を持つこのバイク、sport1000とどう違う?

またがった感じは、シート高は820mmだったかな?身長167cmの僕でも足つきもよく、ハンドルもアップライトなポジションで、「ドゥカ‼︎」という気難しさはあまり感じません。
スタートもらくらく

しかし…

今回のこのコース、右上のスタート地点から逆時計回りなのですが、スタートしてすぐ、
登り~下りの九十九折です。
先述のように、今、僕がもっとも苦手とする部分。。。
先導のペースもゆっくりとはいえませんよねGUNさん?
いきなり、初めてのバイクで大丈夫か!?

かなりびびりながら、一つ目のコーナーを迎えたのですが・・・
あれ??
と拍子抜けするほど、軽い倒しこみとともに、くるっと回れるではありませんか。

ハンドルが高い分、バイクが自然に舵角がつく手ごたえを感じながら、“ぱたっ、ひらっ”と、ほんとに1000cc?いう感じでバンクさせることができます。
スロットルOFFでエンジンの回転数は3000~3500位でしょうか。
アクセルONと同時にじわっとハンドルが戻り、6000~7000位まで開けられるではないですか~
「何じゃ、こりゃ~」
sport でこんなに苦労してるのはなんなんだ~

こうなると調子に乗ります。

前のバイクと車間とって遊んでみたり、後半の大きなコーナーや直線では、エンジンちょっと回してみたり。。。
調子に乗って飛ばした時には、きちんと荷重移動しないと、さっきまでひらひらのハンドリングが意外と頑固になったり…

空冷Monster、面白いです!!
名前に似つかわしくない フレンドリーなポジション、軽いハンドリング+空冷Lツインのふわっとした吹け上がりの、それでいて十分パワフルな中速域。引っ張ればぐんと伸びる高速域。
ドゥカが初めての人でも親しみやすく、気負わず自然に付き合えるバイクではないでしょうか。
もちろん、飛ばしたときの手ごたえもかなり楽しいです。

もしかしたら、今の僕が乗るとして、sport1000より、こちらのほうが幸せになれるかも?、と思えるバイクでした。いきなりの衝撃です。


photo by やんちゃ丸さん

そうそう、AELLAの内圧コントロールバルブ、ステップキットが装着されていたことを
付け加えておきます。
同じエンジンなのにかなり扱いやすかったことに後から気がつきました。
エンブレが小さい?

長くなりそうなので、続く・・・

おいっ1098やMVはっ!!

2015年7月26日日曜日

2008リバイバル 0420事故について


まず、ご心配をおかけした皆様、ご迷惑をおかけした(している)皆様、心よりお詫びを申し上げます。

一緒に走っていたgontaさん、病院に駆けつけていただいた皆さんには本当にご心配をおかけしました。


また4月20日16:30頃、名神高速下り線、彦根ICから約1kmの414.7kmポスト付近での事故で、
危険を顧みず我が事のように、警察・救急への通報や後続車への合図、
バイクを路肩に寄せていただいたりと、警察の到着までの間、
助けていただいたツーリンググループの皆様、心よりお礼を申し上げます。


実は、この日1日のことをはっきり覚えていません。

出発時のメーター


ソロツーに出かけ、周山街道から琵琶湖の北のほうに出て、「海津大崎」~奥琵琶湖パークウェイから琵琶湖を時計回りに、伊吹山でgontaさんたちとの合流を目指して走っていました。


R162=周山街道 九鬼ケ坂付近にて


琵琶湖半 今津浜にて。後に景色の写真やメールなどを見て思い出した。

道の駅「伊吹の里」にて。覚えていなかったが、この写真とレシートがあった。



ここまでは、撮った写真や「いまここ」のメール、GSのレシートを頼りに思い出したのですが、合流した道の駅での詳しい会話や、そのあとの事…高速に乗ったことや事故のことも含めて全く覚えていないのです。

こんな記事(購入お客様の"desmo16"が DUCATI KYOTOに来ている)を上げていたので、「京都南まで高速乗って、見に行く?」ということだったと思うのですが・・・

・・・・・・・・・

どんな状況でどうなったのか、全く自分では分かりません。
後日、警察の方が聴取に来たときに、逆にこちらから状況を聞く始末・・・

米原ICから高速に乗り…
左側車線の右寄りを100km/hくらいで走行、左後ろにgontaさんが付いていました。
いつものように千鳥で走り、時々ミラーチェックをしていたようです。
ところが件の場所(ほぼ直線です)で、突然、ふらっとしたとたん、左側に単独転倒…
僕はセンターの白線あたりにいて?、sport は約40mを滑擦…


この付近、翌日には補修工事を行っていたようで、僕が転倒していたときは路面が相当傷んでいたようです。
トラックのタイヤ幅くらいの轍ができていたとのこと、それにハンドルを取られたのではないか(要するにハンドル操作不適?)ということらしいのです。
いま一つ腑に落ちないところは残っているのですが、覚えていないのでなんとも言えません。

それにしても…
高速上での転倒…すぐ後ろを走っていたgontaさんや他の人を巻き込んだりすることなく、また、後続車両に轢かれたりするようなこともなく、こうして記事を書いていられるのは、ほんとに幸運だったと思います。

◎肺挫傷と左鎖骨骨折・肋骨骨折、擦り傷少々
2週間ほど入院し、現在自宅で静養ちう…
肺挫傷はようやく落ち着いたようですが、骨折治療はこれから。復活には2~3ヶ月位かかるかな・・・
擦り傷はほんとに少々です。両膝と左ひじですが、動いたりするにも支障もない程度の浅~い傷ですみました。

ヘルメットです。






あごの部分を強く擦っています。左側も軽くぶつけていて、バイザーのホルダーやベンチレーションのパーツが飛んでいます。

ジャケット


おニューでしたが
プロテクションのしっかりした物にしておいて本当に良かった。
左ひじのかすり傷以外、腕自体には何の怪我もありません。
やまださんが記事で上げられているように、胸部のプロテクションがあれば、肋骨は無事だったかな?

皮パンです。










分かりづらいかもしれませんが、左ももの前は皮が裂けてしまっています。左ひざもぼろぼろ。
これはチノパンのようなシルエットの普通の皮パンツで、とりわけプロテクションは付いていません。オンブーツで履いていたので、ひざ下は少し上に上がってしまっていますが。
それでも、裏地にほとんどダメージはありませんでした。

普通のジーンズや綿パンだったら…


グローブにはほとんど損傷なく、ブーツもつま先が少し擦れただけでした・・・


◎sport1000 は現在ショップに搬送されています。
まだ確認していませんが、シフトペダルが折れたのと、タンク、シートカウルに傷…
未確認ながらも大破には至らずの様です。(ほっ)


高速上での転倒事故だったにかかわらず、「これだけ」ですんで本当に良かった。
一つ間違えば… 

事故直後、助けていただいた皆様、本当にありがとうございました。
ご心配をおかけした皆様、本当にすみません。


あ、バイクは降りません。
今回、家族をはじめ多くの方にご心配・ご迷惑をおかけしたことは、心から感じています。
さまざま幸運・助けていただいた方たちのおかげで、こうしていられることも重々感じています。
でも……また、早く乗りたい!!

しばらく、更新も滞りますし(すでに滞ってますが…)、リハビリ雑記のような記事になると思いますが、よろしくお願いします