2021年11月6日土曜日

1031 ショートツーリング(2021秋①)


211031 佐々里峠にて

 



10月中頃から一気に冷え込んで、感覚的には秋が通り過ぎてしまったかのようだった。
そんな寒さが幾分和らいだ週末、快晴のツーリング日和。紅葉の色づき具合を見にsport と出かける事にした。
前の投稿でも
>>周りの木々の色付きの方に目が移りそうだ。
と締めくくっている。
京都市の北部や美山のある南丹市のエリアの紅葉は、このところ11月中旬〜末が見頃という年が多い。
最近の朝夕の寒さで、紅葉が進んだだろうか。

これもいつものパターンだが、この数週間仕事が忙しかったから朝はゆっくり過ごす。
目覚ましもかけずに起きた時間任せにしたら、すっかり遅くなってしまった。
近場の、いつものコースを流すだけだから、まぁいいか。



10:50 ようやく始動



走ることを楽しむのはもちろんだが、今回は山間の景色の色付き具合の写真も撮りながら行きたい。
花脊峠は帰り道にして、先に江文峠〜大原〜R367=鯖街道を経て久多に向かうとしよう。




1031 葛川・明王谷にて
もう2週間もすると正面の景色が真っ赤になる。




紅葉の時期の写真を何度か掲げているスポットだ。見頃には全然早い。
昨年は11/15に訪れているが、この感じだと見頃は大体同じ時期くらいになりそうだ。
R367を左折して県781号線(府110)に入り、久多の山里へ。




1031 府110・久多駐在所前にて




写真をトリミングしたからカットされているが、写真の右側には駐在所がある。
Eg.を止めずに写真を撮っていたら、中からお巡りさんが出てこられた。
狭い場所だから、注意されるかな?と思ったら、写真を撮ってるのに気が付かれたのだろう。
にっこり笑いながら「この後もお気をつけて」とサムアップ。「ありがとうございます!!」言葉と会釈で返した。




1031 久多駐在所付近にて





1031 少し西に進み、志古淵神社にて




夏に見た北山友禅菊の里を過ぎ、杉の林で薄暗い能見峠を走る。
時折、陽が射す眩しさに一瞬目を閉じそうになる。だがこの時期の山間の景色の輝きは、夏のギラつく感じとは全く異なる。
キラキラと透き通るように、まさに輝いている。




1031 能見峠にて





1031 峠を下ったところにある小橋にて。跨ぐのは能見川。
写真を撮りながら、せせらぎの音が聞こえている。




道幅も狭く全体に荒れていて、元々そんなに飛ばす峠ではないが、能見峠を久多側から広河原側へ下ったあたりは小石が浮いている。大型バイクの幅広いタイヤでは注意が必要だ。
府110から府38に出る手前にある八幡さんの大銀杏は、まだ緑のままだった。
さぁ。この辺から佐々里峠は、少しペースを上げて走る方も楽しむとするか。




1031 旧広河原スキー場入り口付近にて
定点観測的に季節が変わるたびに写真を撮っている。前回は0723




佐々里峠に入っていく。
花背峠ほど急勾配はないが、道幅は狭くて路面が荒れていたり、落ち葉や石ころに気を付けないといけない。だが程よくツイスティで、アクセルのON/OFFに合わせて右に左にバイクをバンクさせながら駆けるのが気持ちの良い峠だ。
周りの木々の表情が豊かで、季節を感じられる道でもある。
何度か書いているが、初めてsport で走った頃は苦手でしかなくて、できれば避けたいくらいに思っていたが、開き直ったのか、今ではすっかりお気に入りのルートの一つになっている。




1031 佐々里峠にて





佐々里峠は、広河原方面から上りの区間は(昼前後の時間帯だと)日陰が多いが、石室を過ぎて美山に向けて下りに入ると、眩く陽が射して木々が輝いている場所がいくつかある。
見頃にはまだ早いが、赤く色づき始めてキラキラした風景の中を愛車で駆け抜ける、それだけの事がものすごく嬉しくなってくる。
つい立ち止まる回数が多くなる。





1031 佐々里峠の下りにて





1031 佐々里峠にて




佐々里峠を下り切り、美山に向けてL-Twin に鞭を入れる。
激しくというほどではないが、乗り手の気分にシンクロするようにブワッとパワーを増す。
アクセルを戻しながらブレーキング。ドゥッッと回転が落ちる。
フロントブレーキのリリースをきっかけにバイクをバンクさせる。。。
パワーでは最新SSの半分くらいしかないが、ステージが公道であれば、いろんなところが丁度良い。
バイクに乗るという行為自体がスポーツであること、バイクとの対話、人馬一体で楽しむものである事を伝えてくれる、心地の良さにおいてはなかなか右に出るもののないEg.だと思う。

あっという間にかやぶきの里を過ぎ、道の駅「美山ふれあい広場」に着いた。
入りはしたものの、バイク・クルマともあまりに多くてそのまま通り過ぎてしまった。
「いつものコース」を1周だけ回ってから帰路についた。




1031 帰り道の府78にて




府19〜R162=周山街道〜R477〜花脊峠〜鞍馬 のお気に入りの快走路を繋ぐ。
帰り道は、往路の佐々里峠で撮った写真で満足して走ることに没頭したのか、少しペースが上がったようだ。
15:00過ぎに最寄りのGSで給油、軽く拭き上げをさせていただいて帰宅。





1031 帰宅




今回もコースは変わり映えしないが、秋の空気を感じながらの楽しいショートRUNになった。
やっぱり、バイクで走るっていいなぁ。
11月のうちに、今度は真っ赤に染まった紅葉を見ながら走りたいと思う。




211031 府78にて
この日の走行距離 174km。燃費データは 20.2km/ℓ


2 件のコメント:

  1. 秋が少しずつ深まっていく様子、とてもいいですね。駐在所の警察官の方とのやり取りがGood!でした。こういうの、うれしいですよね。
    ドゥカティでのワインディングラン。こたえられん!…という感じが伝わってきます。
    いいなあ…!!

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    1. >樹生和人さん
      コメントありがとうございます!
      毎回同じようなところばかり走り回っているのですが、その分季節の流れ移ろいが感じられて、それはそれでいいのかなぁと思っています。
      久多の付近は出向く回数は少ないですが、季節毎の表情の素敵なエリア。一方真冬などは自然の厳しさも。
      冬季通行止めの前に、紅葉や初冬の風景を見て感じにもう何度か走りたいですネ。
      それにしても、ドゥカの空冷L-Twin、相変わらず気持ちの良さです。自分との相性もいいのでしょう(と、勝手に思い込んでいるだけかも^^;)けど。
      sport も快調で、まだまだ一緒に走ります♪♪

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