2018年11月17日土曜日

2018 秋②(1111 ショートツーリング)

何度か ”今年は秋が急いでやって来た気がする” というような事を書いている。
お盆を過ぎたあたりから涼しい日が多くなって、9月もギラつくような夏の暑さの日はほとんどなかったように思う。
「この分だと、今年の紅葉は少し早めなのかな?」と思っていたが、以前のblogを読み返してみると、見頃は大体今頃なんだね。

晩秋から冬へ② (2017)
2016 秋(紅葉)
2014 秋


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* 今回の投稿(も)、写真かなり多めで長いです。


1111(日)
佐々里峠や美山のエリアの紅葉が見たくて走りに出た。
コースはいつものごとく(笑)

10:15
L-twin に火を入れ






いつものようにR162を北上。
昨年掲げた 梅ケ畑・御経坂の紅葉は未だ色付く前。
けれども、高雄・西明寺のほうに降りてみると




紅葉はちょうど見頃を迎えていた。



観光のクルマ、人ともに多く、これ以上の写真を撮るのは諦め、R162に戻る。
このあたり、国道ではあるが高雄~高山寺といった観光名所。歩いている人も相当多い。
観光駐車場までは、歩行者、自転車、他府県ナンバーのサンドラに注意しながらのダラダラとした流れが少し続く。




右前方に見える紅葉は、GooBike-Blogを書いていた頃に写真に撮ったなぁ。
このゲートの手前辺りから、交通の流れがスムーズになってくる。



「道の駅ウッディ京北」のある交差点を右に折れ、R477へ。
紅葉目当ての行楽車(自分もその一人だが)が激増する時期とあって、パトカー、白バイが多い。
快走路。
少しペースを上げたかったところだが、白バイとランデブーになってしまった。
完全に、景色を楽しみながらのんびり流すモードに切り替えだ。




そのおかげでもないのだが、この木は普段は通り過ぎてしまっているところだ。




京北町の集落から杉の林を抜けて





橋のたもとがカラフルに色付いている。この橋を渡るあたりで京北から花脊へと町名が変わる。




花脊大布施町付近。
見事に紅葉した地蔵尊前の楓の木。普段はただ通り過ぎてしまっているところ。


R477から府38へ



花脊八桝町付近。集落の木々も色付き始めている。
現在blogのTOP画像にしている写真はこのすぐ近く。



「花脊山村都市交流の森」や「峰定寺」付近の紅葉を楽しみながら、佐々里峠に向かう。




佐々里峠手前。元・広河原スキー場の入り口のところにあるこの木は



春にはこんな姿を見せる。また来年、一緒に写真を撮ろう。



佐々里峠へ。



まばゆく金色に輝く峠道へ入って行く。





佐々里峠にて。好天と相まって風景が輝いている。





いつもの「石室」前にて。




sport の黄色が景色に溶け込む。




”保護色”とふざけてみる。それくらい景色と馴染んでいるように見える←親バカ^^




峠を降り、美山町佐々里、白石の集落へ。
入口の所にある八幡宮。このイチョウとも写真を撮るのは、本当に久しぶり。



かやぶきの里~道の駅 美山ふれあい広場方面へ。
途中、少し寄り道。美山町知見へ。




山々の色合いが眩しく美しい。写真をクリックして大きな画像でご覧いただけると嬉しいです。
この道を少し進むと「Caféふるや」さんがある。


「Caféふるや」さん。
去年は何度か通ったが、今年はCaféの営業は水曜にしかされてなく、一度しか行けていない。この日も休業日だ。
もともと店主の方のお婆さまのお家。
これを朽ちさせたくない、との想いから始められたカフェ。無理なさらず、長く続けていただければと願う。




「Caféふるや」のすぐ近くの風景。ススキの穂が銀色に輝く。景色がキラキラしている。



かやぶきの里へ。
いつものことだが、人が多くて、散策したり名物の「赤ポスト」にsport を寄せるのは諦めた。




かやぶきの里付近にて。




同じく かやぶきの里付近にて。
こんな景色の中を愛車と走り抜けられるだけでも満足。




同 かやぶきの里付近の風景。土地の名の通り、山の姿が美しい。



もう一カ所。
紅葉の時期に訪ねておきたい場所へ。
南丹市・日吉町方面へsport を走らせる。



日吉町佐々江付近。
今年も美しく色付いていた。




このblog に何度か掲載しているお気に入りの風景。
今年も伺うことができた。



ここまでのルート。
いつも変わり映えしなくてゴメンなさい。



すぐ上の2枚=日吉町佐々江付近に至るのに”いつものコース”を通る。
この日は1周半(笑)だけ。


帰路へ。
9月に続いた雨・台風から復旧なった花脊峠を走りたかった。
美山までアプローチしているので、帰りに通るとなると佐々里峠かR477のどちらかをもう一度走ることになる。
往路で我慢を強いられたR477を通ることに。
紅葉に何度も足を停めた往路。それはそれで楽しかったのだが、今度は少しばかりsport を元気よく走らせてみる。
サスがくたびれてきていることもあるのだが、負荷に対してよく沈む。
IN側横にずれるのでなく、斜め下に身体全体を落とし込むイメージ。
スピードはたいして出してないが、うん。いい感じ。



花脊峠へ



今年何度目かの花脊峠の下り。



ずいぶんご無沙汰していたと思っていた(春以来かな?くらいに思っていた)のだけれど、、、
なんだ。8月のsport 復活RUNでも走っているし、9月のショートツーリングでも走ってるじゃないか。
それでも2カ月ぶり。
にしては、今回の下り急坂のアプローチ、低速でも躊躇なく倒し込みができたような気がしていて、楽しめたと思う。



帰路の鞍馬街道にて。
何度かblogに登場する比叡山電鉄・鞍馬線の高架部分は、このすぐ近く。



京都市内。
加茂街道の紅葉や堀川通のイチョウなど写真に残したい景色もあったが、眺めるだけにして自宅最寄りのGSに向かう。
楽しく走った後の給油と洗車。
僕がsport を拭き上げさせてもらってる間にも、何台ものバイクが給油に立ち寄る。
楽しく走ってきたのかな。




帰路のmap。いつもと変わらないね。



いつものルートを何度も何度も停まりながらのショートツーリング。
今回、ほんとにたくさん停まった。目を引く「色」があるたびに停まった気がする。
それでも、走るほうもしっかり楽しんでいる。
つくづく、バイクって乗り物は A点→B点へという単なる移動の道具ではないね。
スピード、振動、音、風圧、温度、景色、匂い、、、楽しむ以外にも、全てを受け入れる事を強要してくる。
それもまた善。

16:30 帰宅
この日の走行距離 178km、燃費データは 19.6km/l




こんな道もまた楽しい。


2018年11月16日金曜日

【ROADSTER】秋の高原へ

この記事以来、こちらのblog にあまり登場しない真っ赤なROADSTER。
日常の足として活躍してくれる分、ODOメーターの距離の伸びはsport よりもやや早い。
走らせてなんぼのDrivingのためのようなクルマなので、sport と走っているコースに走りに出たりして、楽しく過ごしている。

そんなROADSTER、1110(土)秋の高原の景色を楽しむツーリングに連れ出した。



柳生~針へと向かうR369の快走路
向こうに見える杉の木は、何度かsport と一緒に写真を撮っている



目指すのは奈良県の「曽爾(そに)高原」。
バイク乗りに復活した頃、Bandit400V やR6 で何度か訪れている。

往路はこんなルート。



京都市内からR24を南下し、木津川市で奈良県道754線→R369~道の駅針TRSを回るルート。
バイクならR163からアプローチするが、笠置~柳生に至るまでの府4号線はロドにはちょっと狭いのだ。



道の駅針TRSを経由して



Instagram に足跡を残して




R369 を曽爾へ



刈り取りの終わった田園の風景が眩しい





気になるイチョウの木を見つけた。
近くまで行きたかったのだが、クルマは行き止まりだった。


途中、何度か足を停めながら




正面に見えるのは、鎧岳の奇岩。
R369 を東進中にわりと突然現れる。この景色が見えると曽爾高原はもうすぐ。




曽爾高原に到着。
駐車場からすぐの景色。芝生のように見えるが、一面にススキが広がっている。
向こうに見える頂上まで登るのだ。


14:30
曽爾高原に到着。
最後に来たのは、まだR6に乗っていた頃だと思う。11年ぶり⁉
駐車場に入るのに渋滞を覚悟していたが、幸い待ち時間なく停める事ができた。

さぁ。向こうの尾根まで登ろう。

※ 上のものも含めて、何枚かの写真をパノラマモードで撮っています。
横長のものは画像をクリックして大きな画面で見ていただけると嬉しいです。























頂上付近からの眺望





上の写真の反対側の風景。左に映る人影は、ハイ。僕です。




キラキラと輝く景色を眺めながら、下っていく。



上の写真の右下のほうに、色付いた雑木林があるのがお分かりになるだろうか。
その林の中を降りて行く。














雑木林の中には紅葉もある。これからちょうど見頃のようだ。



登って降りて約1時間。
秋の高原の景色を堪能。クルマなのでスニーカーなのだが、これは正解だった。
前に来た時、ライディングブーツで、かなり疲れた記憶がある(特に下りの山歩き)。


15:30
曽爾高原を後にする。
近隣道路は地域の方々のクルマを除いて一方通行などの整理がされていて、走りやすかった。



ロドの向こうに見えるのは、先に掲げた鎧岳。その向こうに兜岳が見える。


この季節、15:30ともなると日が傾いてきた感が強く、既に夕方の風情。
せっかく曽爾まで来たのだから、「青山高原」を目指そう。
今からなら、夕暮れには間に合うはずだ。

県81号線~正連寺ダムを経てR165へ



この10年ほどsport ではご無沙汰しているが、もともとお気に入りのツーリングコース。



県81にて。
右前に見える、頭が紅く染まっているのは国見山かな。


このmapは、曽爾高原から正連寺ダムに至る県81区間のズーム。
周囲の交通やロドを寄せて停める場所もなかなかなく、写真に撮れなかったが、小太郎岩や香落渓の紅葉もきれいに色付いていた。
幅員の狭いところもあるが、気持ちよく走れる道路。



先に写真を掲げた鎧岳などの位置もお分かりいただけると思う。


青山高原を目指す。

途中、名張の市街地を抜け、近鉄電車の線路が見えて少しすると、右折、「青山高原道路」へと至る。
約9㎞のワインディング。ROADSTER の本領発揮区間だ。

ギアとパワーのマッチングは最適か?クルマの荷重の受け渡しは感じられているか?
アクセルのOFF/ON、ハンドルの入れ方、、、Drivingに集中。



のはずが、夕景の誘惑に勝てず、、、




青山高原道路の夕焼けと記念?写真


16:50 
西の空に陽が沈んで、Magic Hour の始まり。




だんだんとシルエットになりゆく風車群



この風車群(ウィンドファーム)のある青山高原(笠取山)は”風の通り道”と呼ばれるのだとか。
福井・若狭湾から琵琶湖を渡った風が、ここを通って伊勢湾に抜けるのだという。
ロマンだね。こういうの好きだなぁ。



近くにある基地のアンテナに萌えたりする^^




Magic Hour もクライマックス。シルエットと化した風車たち。
左の上に三日月が見える。

風の通り道での数10分の間にすっかり暗くなった。
帰路に就こうか。

青山高原道路を来た道を今度は下る。
そのままR163方面に抜けるには、道幅が狭く暗いのだ。
R165に戻ると「伊賀コリドールロード」と呼ばれる広域農道を繋ぐ快走路が待っている。
この道は三重の亀山や滋賀の甲賀のほうに抜けられるのだが、風景やDrivingを楽しむには暗くなってしまった。また今度にしよう。




R165から伊賀コリドールロードを少しだけかすめ、伊賀街道・R163を西に向かうルート



20:00
帰宅。
久しぶりに訪ねた秋の高原、ロドとのDrive。風景も走るほうもたっぷり楽しめた一日。
また行こう‼






この日の走行距離 269km。