2021年2月21日日曜日

0220 ショートツーリング「伊吹山」

210220 米原市大清水付近にて



京都近郊という条件はつくが、今年の冬は寒さはずいぶん緩いように思う。
1〜2月の sport で出かける回数もいつもの年より多い。
何度か更新している拙投稿にも書いているが、10数℃以上に気温が上がった日も幾日もある。出先で見る雪も少ない。
去年は秋が短く、駆け足に冬がやってきた感があったが、京都の盆地特有の芯から冷たくなるような底冷えも感じる日が少ないように思う。
今週末も、15〜16℃(土)、16〜19℃(日)という春のような陽気。この時期にこの気温はバイクに乗るにはありがたい。
今年の四季がどんな風になるのか心配なところだが、目の前の陽気も楽しみたい。

0220(土)
走りに出る。
例によって、美山方面に行くことも考えたが(苦笑)、直前の火曜〜金曜朝方まで、強い冷え込みで真冬に逆戻り。美山のエリアでも雪が降った。
気温は暖かくても、路面はWETだろう。
じゃ、冬の名残の風景を見に行くか。と、本当に久しぶりになるが、雪の残る伊吹山に向かう事にしたのだった。




この日のルート、江文峠〜途中越〜琵琶湖大橋〜湖周道路〜R21 



琵琶湖大橋から湖周道路に左折してすぐ、初Rideで訪ねた「早咲き菜の花」のなぎさ公園がある。
ちょっとだけ停まってみた。




満開の葉の花。



家族連れやアマチュアカメラマンで賑わっている。
残念ながら、湖岸の堤防沿いの道路部分には自転車・バイクは侵入できないようになっていて、先日のような写真は撮れない。
僕も他から見たら同じように見えるかもしれないが、マナー悪いのや集団で長い時間居座るようなのもいるだろう。こういう場所だと仕方なしか。




再掲。210102 撮影



後は、やや単調だが、琵琶湖を左手に見ながら北上だ。
空冷L-Twin のエンジン音をBGMに、琵琶湖を挟んで対岸の雪山を望める風景が左手を流れていく。
米原で湖周道路を外れ、R8〜R21へ。
JR醒井駅を過ぎてさらに少し東へ。中山道・柏原宿付近を左折し、R365 へ抜ける。




R21からR365に向かう、県551での景色。目的地はもうすぐ。



冒頭の写真のスポットに到着。
場所的には、道の駅「伊吹の里」の1〜2kmほど東となる。
BANDIT400Vに乗っていた頃に、blogを通じて知り合った先輩ライダーから教えていただいた場所だ。
ここに来るのは、sport とは2010年の5月以来。
雪の残る伊吹山となると、2008年の下の写真の時以来だ。




080308 撮影 当時の愛車 YAMAHA R6 と。
このツーリングの後、Ducati Kyotoさんに寄って、sport1000 を決断したのだった。




210220 14年目を迎える sport と、




一緒に雪の残る伊吹山を望む。
冬じゃなくてもいいから、また来よう。




14:30過ぎ、帰路に着く。
途中、R21沿いのENEOS で給油。店員さんが親切な方で、水道を使って下回りの塩カルを流させていただいた。
お姉さん、ありがとう。

この後は、名神を使って一気に京都まで。
16:30、いつもの最寄りのshell でもう一度満タン&拭き上げのルーティン。

冒頭に、今年の冬は寒さも緩く雪も少なく感じる、と書いたが、2008年の R6 との写真と伊吹山の雪の感じが変わらない。
2008の写真は3月のものなのだ。
ともあれ、まだ寒い日はあるだろうが少しずつ春に向かって季節は進む。

この日の走行距離 219km。
2月というのに、200km ツーリングが続いたぞ !?

0206 ショートツーリング「波之丹州蕎麦処 一会庵」

0206 南丹市美山町 府19にて



年末のラストランあたりから、オフシーズンの間はどこへ行こうか?なんてことを時々考える。
シーズン中は、気持ちよく走れるコースがあれば、そこを走ってるだけでも楽しいタイプだからそれでいいのだけれど、オフの間は、景色だったり、食べ物だったり、走り以外の何かが欲しくなる。
それで思い浮かんでいたのが、幾つかのお気に入りの食べ物のお店。
ハンバーガー、ピザ、古民家カフェ、蕎麦、ラーメンにパン屋さん。。。
そんなところに、blog友さんの投稿を拝見してしまったものだから、「よし。蕎麦食べに行こう」(単純)
久しぶりに、丹波篠山にあるお気に入りの店を訪ねることにした。
天気・気温とも上々の予報。
これは、走ることもしっかり楽めるルートで行きたいね。
同じblog友さんの投稿から「宇津峡」も普通に走れそうなことが伺えたので、こんなルートになった。



R9〜R372 を真っ直ぐが最短なのだが、日吉ダム経由の遠回り。



「日吉ダム」のダム湖=天若湖沿いを sport と走るのは久しぶりだ。
18年の春先に何度か走った後、同年の夏の豪雨、そのあとの台風で土砂崩れ、通行止めになってしまったのだった。その後クルマで通ってみたが、開通はまだだった。
北面には大きく回り込むコーナーはないが、程よくツイスティ。ダム湖によって南側が開けているから、路面もところどころ荒れてはいるが、乾いていることが多い。
R477〜日吉ダムまでの快走路は、こんなコースだ。




R477〜宇津峡を経て、天若湖北面へ。
まだ通行止めがあるため、途中で橋を渡って南側の府50 に出る。



キャプションにも書いたが、北面はまだ通行止めが残っており、そのまま日吉ダムには行けないようだ。
「ひよしゆめのかけはし」を渡って、南面の府50から日吉ダムへ。




「ゆめのかけはし」橋の上で1枚。快晴‼︎



日吉ダムからは、府19〜府54〜R372を繋ぐ。
非常事態宣言下のせいもあるだろうか、交通量は多くはない。絶えず前走車が数台いてマイペースとはいかないが、気持ち良く走れた。




13:00 「一会庵」さんに到着



R372 から、篠山城址を目印に少し北向きに走り、もう一度東に向かう。
最短ルートではないが、一番分かりやすいから今もこのルート。信号を右折して東を向いてからは、目印らしい目印はない。
初めて訪れた時、念のため、お店に電話をして行き方を聞いた。
「(信号右折して東に向かったら)左手に茅葺き屋根がポツンとあるので、分かりますよ」とのことだった。
初訪問から10数年経つが、この説明は今も生きている。




囲炉裏端で「そばきり」を頂く。薬味も付かないこだわりはそのままだ。



何枚か写真は撮るが、普段のカフェやファミレスなどでするみたいに、スマホを弄りながら過ごすというのが、なんとなく無粋に思えるような佇まい。
薄い板硝子の向こうに見える愛車や外の景色を眺めながら「何もしない」という贅沢。




少し緑がかった蕎麦。
囲炉裏の炭火の様子や、パチパチという音もご馳走の一つ。



急須で供される蕎麦茶や食前に出される蕎麦チップも頂きながら、ゆったり時間を過ごした。
さぁ、もう一走り‼︎
R372から、るり渓の方を走っても良かったのだが、もう一度美山方面へ。




ほとんど来た道の折り返し(苦笑)



戻りの時間も良かった(?)のか、府54から府19にかけて、今度は前走車もほとんどなく。
時折現れるクルマたちも合図して先を譲ってくれた。左手で合図をしながら、好意に甘えて素早く抜き去る。対向のバイクがくれる「ヤエー」にも軽く挨拶を返す。




0206 美山 府19の路上にて。
冒頭photo と同じ場所。空が青い。



そんなに飛ばすわけではないが、時折 sport に鞭を入れながらのお気に入りのコース。
加えて、この快晴に3月並みの暖かさ。最高だ。

ぐるっと1周だけ「いつものコース」も回ってから、「美山ふれあい広場」に立ち寄った。




0206 「美山ふれあい広場」にて。時間は15:00 少し前。
写真に写っていない場所にも多くのバイクがいて、シーズン並み。




ついつい sport も撮ってしまう親バカ。




2月の初めにしては、驚くくらいのバイクがいる。
手洗いだけ済ませて、そそくさと帰路についた。

もう少しだけ走りたくて、府19〜府78経由でR162 へ。
R162 の迂回しているエリアは日陰が多く、冬の時期は天気は良くても路面が濡れていることが多いから。




後は R162 をクールダウンしながら下るいつものパターン。



市内まで戻ってくると、「福王子」という交差点を先頭に混雑することが多いのだが、それもやや短め。
16:30 を前に、最寄りのshell に着いた。







給油&軽い拭き上げを済ませた上のphoto が16:43。
この時間でこの明るさ。日が少しずつ長くなってきている。まだまだ冷える日も繰り返すが、春までもう少し。
美味しく、楽しかった一日。

この日の走行距離 194km。

2021年2月16日火曜日

1月ショートRUN

前回の投稿から1ヶ月以上空いてしまった 。

だが、今年の冬は寒さの緩んだ日もあって、例年よりもたくさん走れているようだ。
もっとも一回一回のRUNの距離は少なめだが。
今回の投稿は、その備忘録。


0109(土)
casuno さんの新春イベントと新年の挨拶へ。



AELLA は今年30周年



新春イベントの特価に便乗させていただいて、sport のOIL 交換をしてもらった。
3900km。
うっかりしていて、年末に「そろそろだなぁ」と気付いた時には3800km 近くになってしまっていた。「お正月休み明けにお願いします」と予約して、ようやく。
仲良くしていただいているご常連の方達とも新年のご挨拶ができて、ついつい長居。楽しかった。
casuno さん、今年もよろしくお願いします。


翌週0117(日)
「10℃越え、晴れ」の天気予報をあてにして。




天気予報、本当か? な、空模様



山の方は降っていそうだが、行けるとこまで行こう。
R162 を北上。
だが、自宅から約20km、京北町手前の笠トンネルあたりからシールドが濡れ始めた。
潔く、Uターン。この日は撤収。




帰路、笠トンネル出口の小野郷付近



この辺りは、周山街道を美山方面に向かう道中でも雨や雪に当たるのが多い場所。
冬の時期だと、ほとんどお約束のような展開だ。だが、この時期にR162を走れている事自体、かなり嬉しい。
気温表示もこの付近で5℃なら、1月としては寒さは随分と緩いほうだ。
この日の走行距離 41km。


0125(月)
珍しく、平日の休み。この日に合わせてくれたかのように、3月中旬並みの陽気となった。
気温は日中には16℃〜18℃くらいまで上がった。
もちろん走り出る。
グローブをタイチのスポーツライディング用の物にした。





気温も10数℃を超えてくると、これでも十分。
もっとも、一回で走る距離が少ない事もあるが。




毎度となるが、せっかくの陽気だ。やっぱりお気に入りのワインディングを走りたいから、いつもと同じルートになる。




「スプリングスひよし」経由で美山まで




本当は「スプリングスひよし」まで、この時のルートを走ろうかとも思ったのだが、前日までは冷え込んでいて、雪が降ったところもある。一番安心して走れる鉄板のコースに。
それにしても、凍結防止剤もなく、路面の温度もさほど気にせずに、しかも冬用のゴツい装備ではなく身体の自由度の高い装備で軽やかに走れる事のなんと気持ちよく楽しいことか。
この冬はウィンターグローブはほんの数回使っただけ。それでも久しぶりな気がする。
ブレーキングし、sport をバンクさせ、アクセルを開ける、そんな事の繰り返しがすごく楽しい。只々そんな風にお気に入りのワインディングコースを走っていて、途中の写真も全く撮っていないことに後になって気がついた。

本当に笑われるが、美山の「いつものコース」も2周ほど。
九十九折の九鬼ヶ坂では、日陰が多いから路面も少し湿っていて、濡れた杉の木の落ち葉が路肩に積もってラインが狭くなってしまっていたが、あとはほとんど普段通り。
コーナーによって、セルフステアの付き方やリアのトラクション、アクセルONでのタタタッとリアタイヤが外に逃げていく動きを確かめながら走る。
バイクライディングって、ホント楽しい。
「美山ふれあい広場」でコーヒーを飲んでから帰路についた。
この時期に路面が濡れていることが多いエリアを避けて、府19からR162 へ。往路に通ったルートを折り返した。




0125 道の駅「スプリングスひよし」にて
平日だったが、バイクも4〜5台。





最寄りのshell にて、給油&拭き上げ



いつもの冬なら、路肩に雪を見ながら走るお気に入りのルート。
日陰のところなど、要注意の箇所もいくつかあったが、シーズンさながら楽しく走って来た。
まだ1月だというのに、嬉しいことに毎週のように走れている。
三寒四温。冷たい冬と近づいてくる春を交互に感じながら、本格的なバイクシーズンを楽しみに待っている。

この日の走行距離 145km。


ps.
25日の月曜日に休みを取ったのは、本当はこの日に免許の更新に行くつもりだったから。
天気予報を見ながら、前日の日曜(24日)と予定を入れ替えたのだった。



befor / after
GOLD さん、さようなら(悲)