230422 常神にて |
桜もそうだったが、今年は季節の進みが少し早いようだ。
4月も半ばにして、25〜26℃の気温の日も。
毎年、雪や凍結の心配がなくなると、同じところばかり立て続けに好きな快走路・ワインディングを走る。暖かい日が多くなるにつれて、”少し外の”エリアに走りに行く、という僕のパターン。
今年も数日前から「常神、行こうかな」と思い始めていた。
0422 9:20 始動
京都から若狭方面に向かうには、R367=鯖街道かR162=周山街道を北上する。
今回、R162からアプローチすることにした。近隣のワインディングを楽しむ比重を往路に置くか帰路に置くかの違い。
鞍馬街道〜花脊峠〜R477 京北〜美山といった普段のショートRUNのコースをそのまま楽しむ。
花脊峠は今年2回目。数台の先行車があったが、ほぼ単独で走ることができた。
が、走ってみて反省しきり。今回、上りの急坂のリズムが全く取れなかった。
極低速でもパタっとバイクを寝かせることに慣れてくると違うんだけれども…一番手っ取り早いのは回数走ることかな?
下りでは、濡れた杉の木の落ち葉、枯れ枝に注意しつつ、ペースの速い遅いよりも
・Fブレーキの使い方とセットでEgは低速域を使いながら
・頭の位置も含めて体重移動や抜重への意識を強めに の2つを気をつけながら走る。
出来栄えは別にして、納得度は上りよりも高かった。
峠を下った花背の集落からR477の京北町ではまだ桜が残っていて、なんだかホッとしたような癒された気分にしてくれた。
0422 花脊別所町付近にて |
R477を京北で右折して、R162〜府78〜府19へ。
0422 この日のルート |
ライディングもしっかり楽しみたいので「いつものコース」を挟んでみた。
が…
九十九折「九鬼ヶ坂」 「九鬼ヶ谷池」のピンがあるあたりのコーナーでバイクの単独事故があった模様 |
救急車や事故処理は終わっているらしい。
無事だといいが…こちらも気をつけて走ろう。
R162に戻り、周山街道を北上して、道の駅名田庄で短い手洗い休憩。
この道の駅の手前で10数台のツーリンググループの後ろについてしまった。
これより先に府19で一度後ろに付いたのを、「いつものコース」に入ることで10kmほどのインターバルをとったのだが、また追いついてしまった。
大型を中心にSSからクルーザー混走のこのグループ、不慣れな人もいたのだろう、ペースは遅め。イエローラインが続き、抜きあぐねていた。
無事だといいが…こちらも気をつけて走ろう。
0422 道の駅名田庄にて |
R162に戻り、周山街道を北上して、道の駅名田庄で短い手洗い休憩。
この道の駅の手前で10数台のツーリンググループの後ろについてしまった。
これより先に府19で一度後ろに付いたのを、「いつものコース」に入ることで10kmほどのインターバルをとったのだが、また追いついてしまった。
大型を中心にSSからクルーザー混走のこのグループ、不慣れな人もいたのだろう、ペースは遅め。イエローラインが続き、抜きあぐねていた。
このグループの休憩と合わせて道の駅に入り、短めの休憩で先に出た。
この後は、時々先行車が現れるもののほぼ単独。
福井県道22号〜R162〜県216の快走路を満喫した。
快走路、県道216。
昨年最後にここを走った時に、
”県216には新しいトンネルがもう一つ開通直前のようだから、大好きな海岸線の景色を見ながらの区間がまた少し減りそうだ”
と書いている。
(おそらく)最後であろうトンネルがこの数ヶ月の間に開通していた。
ここを走り始めた頃やsport に乗り始めた頃のトンネルがなかった当時と比べると、ショートカットされて本当にあっという間に岬まで着いてしまう。
走りやすく、多くの人にとって快適にアクセスできるようになった。だが海岸線を走れる区間はすっかり減ってしまった。僕にはちょっと、いや、かなり寂しい。
それでも、ここに繋がる三方五湖湖畔やR162とも合わせて楽しく走れる道には違いない。
この日のテーマ、低速域の回転数を使いながら、それと体重移動や抜重を意識しながら、sportを駆る。
波の音や風の音、鴎の鳴き声を聞きながら…
0422常神にて。風が強い。
何度も書いている通り、ここはまだ観光地化されてなく、この景色以外には手洗いと自販機しかない。
Twitterで「何もないけど、なんか好きなんですよね。ここ」と呟いた僕のツィートに、GooBike-Blogからのお付き合い、こざっくさんからこんなコメントをいただいた。
「何も無いが有るところが良いね」
なるほど!
帰路。
県22〜R303〜R367へ。
sport は快調だ。
花脊峠の登りで感じた低速でのバイクの倒し込みの見切りが迷いなくできている。
コースの難易度に関わりなく、これができるようにならないとね。
お会いできて嬉しかった。
またお会いしましょう!!
この後さらに、京都まで戻り大原〜江文峠へ向かうところで仲良くしていただいているご夫妻とencounter。
ご夫婦でCC110&CT125で原二ツーリングに出られていた。
こちらもほんの短い間ながら一緒に走れて嬉しかった。
たった250〜260kmのショートツーリングなのに、濃い1日だ(嬉)。
最後の締めは、京都市内のお気に入りのカフェ「café phalam」で。
一日楽しく過ごし、café〜最寄りGSで給油して17:00 帰宅。
路面はほぼずっと乾いていたのでそんなに汚れていないが、洗車も終えて「心スッキリだ」。
「バイクは孤独を楽しめるから好きだ」
心スッキリと共に「シン・仮面ライダー」劇中の一文字隼人のセリフ。
仲間と走るのも楽しいが、これ、そうだよな と思う。
だからこそ、帰路のように知っている誰かと路上で会えることが余計に嬉しかったりする。
他にも、人によってバイクの楽しみはいくつもある。
自分が未だに乗っている理由もいくつもあるけれど…いずれにしても、まだまだ走りたいね。
この後は、時々先行車が現れるもののほぼ単独。
福井県道22号〜R162〜県216の快走路を満喫した。
0422 田烏付近にて。ルートmapの「福井県道22号」の○印のあたり。 手前がトンネルになっていて、抜けるとこの景色♪ |
快走路、県道216。
昨年最後にここを走った時に、
”県216には新しいトンネルがもう一つ開通直前のようだから、大好きな海岸線の景色を見ながらの区間がまた少し減りそうだ”
と書いている。
福井県道216号線。赤いマークアップがここ数年に出来たトンネル。 目的地のピンに近い一番上のラインが、今回開通していた最新のトンネル。 |
(おそらく)最後であろうトンネルがこの数ヶ月の間に開通していた。
ここを走り始めた頃やsport に乗り始めた頃のトンネルがなかった当時と比べると、ショートカットされて本当にあっという間に岬まで着いてしまう。
走りやすく、多くの人にとって快適にアクセスできるようになった。だが海岸線を走れる区間はすっかり減ってしまった。僕にはちょっと、いや、かなり寂しい。
それでも、ここに繋がる三方五湖湖畔やR162とも合わせて楽しく走れる道には違いない。
この日のテーマ、低速域の回転数を使いながら、それと体重移動や抜重を意識しながら、sportを駆る。
0422 常神にて |
0422 常神にて |
波の音や風の音、鴎の鳴き声を聞きながら…
0422常神にて。風が強い。
0422 常神にて …ぼ〜っとできるのが良い。 |
何度も書いている通り、ここはまだ観光地化されてなく、この景色以外には手洗いと自販機しかない。
Twitterで「何もないけど、なんか好きなんですよね。ここ」と呟いた僕のツィートに、GooBike-Blogからのお付き合い、こざっくさんからこんなコメントをいただいた。
「何も無いが有るところが良いね」
なるほど!
帰路。
県22〜R303〜R367へ。
sport は快調だ。
花脊峠の登りで感じた低速でのバイクの倒し込みの見切りが迷いなくできている。
コースの難易度に関わりなく、これができるようにならないとね。
R367を南下する。途中のライダーズカフェに見たことのあるバイクが!
すぐにUターン。
Instagramで相互フォローしてもらっている @cap_rider_02 さんだ。
この投稿で、僕のInstagramに嬉しいコメントを下さったCB乗りがこの方。
走っているエリアなどから、いつか路上で会えるかも と思っていたら、いきなり実現した。
0422 @cap_rider_02 さんのCBと |
お会いできて嬉しかった。
またお会いしましょう!!
この後さらに、京都まで戻り大原〜江文峠へ向かうところで仲良くしていただいているご夫妻とencounter。
ご夫婦でCC110&CT125で原二ツーリングに出られていた。
こちらもほんの短い間ながら一緒に走れて嬉しかった。
たった250〜260kmのショートツーリングなのに、濃い1日だ(嬉)。
最後の締めは、京都市内のお気に入りのカフェ「café phalam」で。
0422 café phalam にて。コーヒーのつもりが、バーガーまで^^; |
0422 自宅にて この日の走行距離266km。 途中見かけた気温表示は最高でも16℃。風が強く、1ヶ月も季節が逆戻りしたように感じた日。 |
一日楽しく過ごし、café〜最寄りGSで給油して17:00 帰宅。
路面はほぼずっと乾いていたのでそんなに汚れていないが、洗車も終えて「心スッキリだ」。
「バイクは孤独を楽しめるから好きだ」
心スッキリと共に「シン・仮面ライダー」劇中の一文字隼人のセリフ。
仲間と走るのも楽しいが、これ、そうだよな と思う。
だからこそ、帰路のように知っている誰かと路上で会えることが余計に嬉しかったりする。
他にも、人によってバイクの楽しみはいくつもある。
自分が未だに乗っている理由もいくつもあるけれど…いずれにしても、まだまだ走りたいね。
0419 新緑の永源寺 父親の十三回忌の帰り、手を合わせに立ち寄った |
とても濃い一日でしたね。
返信削除それにしてもこのコース、京都の繊細な山道、狭いつづら折り、快走路、山、海、ワインディングと、走って楽しい要素が詰まっていますね!
動画も拝見しました。
山道を走ってこういう海を見に行くって、とてもいいなあ…。と思いました。
空も緑も美しい。
北海道もいよいよ芽吹きのシーズンです。
>樹生和人さん
削除>>走って楽しい要素が詰まっていますね!
そういえば……
いや気付いていない事はないのですが、このコースが日常すぎて(苦笑)
人から笑われるくらい同じところばかり走っていますが、裏を返せば目と鼻の先にこうした贅沢なコースがあるからで、恵まれていますね。
また少し変かもですが、こうした道を飽きもせず走っている自分が嬉しくもあります。
北海道も芽吹くシーズン、私も樹生さんの投稿を楽しみにしています。